ロシア株式市場 反発。ノリリスク・ニッケル株反発を好感し、幅広い銘柄に買いが入る
23日のロシア株式市場は、反発。ノリリスク・ニッケル(GMKN)の大株主が発行済み株式数の25%+1株に当る株をアルミ最大手のRusalへ売却する可能性に関して、英ファイナンシャル・タイムズ紙が報道したことで、これまで高値から大幅な株価調整を続けていた同社株が急反発、市場に安心感が広がり、幅広い銘柄が上昇した。海外市場が下げ止まったことや原油価格の高止まりも好材料。Rusalは株式取引終了後、ノリリスク・ニッケル株購入の意向を正式に表明している。個別ではフランス・ガス公社、独RWEなどが第六卸売電力(OGKF)株買取りに興味がある、との報道で同社株が8%強の上昇となった。一方ガスプロム(GAZP)は第2四半期が減益決算になるとの予想から、小幅安となった。MICEX指数は0.91%安の1793.03、RTS指数は0.75%安の2151.89で取引を終えた。今週も外部環境に左右される相場展開が予想されるが、このところの下げで10月の安値に顔合わせしており、下値は限られよう。
米国株 反発。好調なクリスマス商戦の出足を好感
米国株式市場は、反発。クリスマス商戦の本格化する、「ブラックフライデー」と呼ばれる感謝祭明けの金曜日に当たる23日の売上が好調だったことが好感された。小売関連はここのところ大幅に下落していたため、買戻しが入った。やはり下落していた金融株も堅調。ダウ工業株平均は前日比1.42%高で取引を終えた。債券市場は、株式市場が大幅上昇したことで、債券利回りは上昇。ただ3カ月物ドル建てロンドン銀行間貸出金利(LIBOR)は8営業日連続で上昇しており、信用不安が好転した、との見方は時期尚早なようだ。為替市場では米ドルが金利低下による先安感から対ユーロで史上最安値を更新した後、反発した。今週は米国の住宅関連指標が発表される。ただ悪化は相当程度織り込んでいるため、市場への悪影響は限定的になる可能性がある。また米連邦準備理事会(FRB)幹部の講演や米連銀経済報告は12月の追加利上げの可能性を示唆するものとして注目を集めよう。
ニューヨーク原油 上昇。終値ベースでの史上最高値を更新
ニューヨーク原油先物は、上昇。前日発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が在庫増となった反面、冬本番を控え需要期にある灯油の在庫減少が改めて材料視され、上昇した。史上初めて1バレル=98ドル台で取引を終えている。金先物もドル安と原油先物高を好感して大幅続伸した。