ロシア株式市況: 2007年9月
9月27日(木)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 商品市況上昇を追い風に続伸
27日(木)のロシア株式市場は、続伸。米追加利下げによるドル安で商品価格が上昇するとの期待感から、資源株が買われた。ただ主力株であるノリリスク・ニッケルが投資判断の引き下げを受け小幅下落に転じたため、上昇は限定的となった。一方、好業績を背景に通信株が軒並み上昇し、MICEX通信株指数は前日比4.3%高となった。MICEX指数は0.61%高の1755.48、RTS指数は0.72%高の2064.16で取引を終えている。
米国株 弱い経済指標が続くものの、しっかり
米国株式市場は、しっかり。米新築住宅販売は前月比8.3%減少し、2000年6月以来最低となった。ただ利下げ期待を喚起して株式市場は堅調に推移した。ドル安を背景にした原油高でエネルギー株も高い。このところ弱い経済指標が続いているものの、利下げ継続期待が高まることでかえって株式市場を押し上げる展開が続いている。また利下げ継続期待は外国為替市場でドル安に作用し、ドル安は商品市場を押し上げる、という連鎖となっている。ダウ工業株平均は0.25%上昇して取引を終えた。
ニューヨーク原油 ドル安を背景とした資金流入で大幅上昇
ニューヨーク原油先物はドルが対ユーロで史上最安値を更新したことから、代替投資先として商品市場に資金が流入し、大幅続伸。前日比3%強上昇し、83/bドル台で取引を終えた。他の商品市場でも上昇が顕著で、金、プラチナ、鉛などが年初来ないし史上最高値を更新した。
◆ロシア個別銘柄◆
ズベルバンク(SBER)米証券大手が推奨
米証券大手リーマン・ブラザーズは欧州新興国の銀行を一斉に推奨した。新興国ではより高い収益性があることに加え、サブプライムローン問題に始まる信用不安の影響も限定的なことなどがその理由。同行株の投資格付けは新規の"オーバーウェイト"。1.99%高の100.68ルーブルで取引を終えた。
ノリリスク・ニッケル(GMKN)アフリカでニッケル大幅増産へ
傘下の南アフリカ・レインボー・ミネラルズと4億4,500万ドル(約514億円)を投資して南アフリカにおけるニッケル生産量を現在の約4倍に当る20,500立方トンとすることで合意した。市場はこのニュースを好感して大幅高。引け値は4.28%高の6436.16ルーブル。
ノヴァテク(NVTK)S&Pが格上げ
ロシア第2位の天然ガス業者。格付け会社スタンダード&プアーズは同社の長期信用格付けをBB-からBBに引上げた。格付け見通しは"ポジティブ"。負債が無く、利益成長が高い良好な財務内容とロシアの天然ガス業界の将来性がその理由。同社株は2.66%高の131.26ルーブルで取引を終了。
チェリャビンスク亜鉛(CHZN)10月に無償増資を実施
ロシア国内で60%のシェアを持つ亜鉛生産業者。流動性拡大を図るため10月に4,900万株の無償増資を実施することを発表。一株当り9株を新規に割り当てる。同社株は3.33%高の139.50ドルで取引を終了。
9月26日(水)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 好材料に反発、昨日の下げを取り戻す。
26日(水)のロシア株式市場は、低インフレ下の高成長を示すマクロ経済見通しや個別株に好材料が出て反発、昨日の下げを上回る上昇を記録して取引を終えた。ロシア経済発展・貿易省の高官は9月の消費者物価が前月比0.4%上昇、GDPが前年比7.7%上昇となる見通しであることを明らかにした。個別株ではニッケル生産増大が見込まれるノリリスク・ニッケル、大手証券会社が良い投資判断を示したズベルバンクが高い。MICEX指数は2.42%高の1744.91、RTS指数は.2.01%高の2049.45で取引を終えている。
米国株 GMストライキが早期決着したことを好感して上昇
米国株式市場は、上昇。自動車最大手GMは37年ぶりの全国ストが決着したことで前日比9.4%上昇となった。新労働協約でGMのコスト構造は競合する日本のメーカーに近づく。フォードやクライスラーも同様のコスト削減協約を労組に求めていくとみられる。自動車業界の高コスト体質は米経済の弱点としてシンボル的な存在であったことから、問題に抜本的な解決の見通しが付いたことは市場全体に好感されている。また著名投資家のバフェット氏がサブプライムローン問題の主役の一社である証券大手ベアー・スターンズの株式を取得する、との一部報道から金融株全般に堅調な展開となった。8月の米製造業耐久財受注額は前月比4.9%減少と、マイナスに転じたが、市場の利下げ期待を裏付ける経済指標として株式市場への影響は限定的であった。ダウ工業株平均は0.72%上昇して取引を終えた。
ニューヨーク原油 在庫不十分との見方で4日ぶりに反発
米週間在庫統計で原油在庫が増加したものの、依然として在庫は1年前の水準を下回っていることから見直し買いが入り上昇。80/bドル台を回復して引を終えた。金先物相場は米ドルが対ユーロで反発したことから5日ぶりに上昇となった。
◆ロシア個別銘柄◆
ズベルバンク(SBER)米証券大手が推奨
米証券大手リーマン・ブラザーズは欧州新興国の銀行を一斉に推奨した。新興国ではより高い収益性があることに加え、サブプライムローン問題に始まる信用不安の影響も限定的なことなどがその理由。同行株の投資格付けは新規の"オーバーウェイト"。1.99%高の100.68ルーブルで取引を終えた。
ノリリスク・ニッケル(GMKN)アフリカでニッケル大幅増産へ
傘下の南アフリカ・レインボー・ミネラルズと4億4,500万ドル(約514億円)を投資して南アフリカにおけるニッケル生産量を現在の約4倍に当る20,500立方トンとすることで合意した。市場はこのニュースを好感して大幅高。引け値は4.28%高の6436.16ルーブル。
ノヴァテク(NVTK)S&Pが格上げ
ロシア第2位の天然ガス業者。格付け会社スタンダード&プアーズは同社の長期信用格付けをBB-からBBに引上げた。格付け見通しは"ポジティブ"。負債が無く、利益成長が高い良好な財務内容とロシアの天然ガス業界の将来性がその理由。同社株は2.66%高の131.26ルーブルで取引を終了。
チェリャビンスク亜鉛(CHZN)10月に無償増資を実施
ロシア国内で60%のシェアを持つ亜鉛生産業者。流動性拡大を図るため10月に4,900万株の無償増資を実施することを発表。一株当り9株を新規に割り当てる。同社株は3.33%高の139.50ドルで取引を終了。
9月25日(火)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 金融株が主導で反落
25日(火)のロシア株式市場は、ロシア最大の銀行であるズベルバンク(SBER)が昨日発表した今年9月までの利益予想が一部市場参加者の期待に反するものであったために金融株中心に反落。モスクワ銀行間金利が月末の納税向け資金需要の高まりから前日比1%ほど上昇したことも資金コスト上昇となり、嫌気された。原油先物相場に一服感が出てきたことから、エネルギー株も安い。MICEX指数は1.88%安の1703.72、RTS指数は.1.63%安の2008.97で取引を終えている。
米国株 悪材料続出も利下げ継続期待からしっかり
米国株式市場は、もみ合い。8月の中古住宅販売件数が5年ぶりの低水準となり、9月の米消費者信頼感指数が、2005年11月以来の最低水準を記録した。またディスカウントチェーンや住宅用品小売り大手が売上高見通しを下方修正したことから、住宅低迷で消費者支出が鈍化しているとの懸念が強まった。他にも前日自動車最大手GMが37年ぶりの全国ストライキに突入するなど、悪材料が続出したが、これがかえって今後の利下げ期待となって株式市場を下支えした。2年もの米国債金利は再び4%を割り込んでいる。ダウ工業株平均は0.14%上昇して取引を終えた。
ニューヨーク原油 米景気減速懸念から商品市況全般に下落
米景気減速が需要減につながる、との見方から商品市場は全般的に軟調となった。ニューヨーク原油先物相場は、メキシコ湾岸の石油生産設備の再稼動で生産量が増大してきていることもあり、3日続落。サウジアラビア石油鉱物資源相が原油市場は「混乱」に陥っていると発言したことも売りを誘い、ほぼ一週間ぶりに80/bドル台を割り込んで取引を終えた。金先物相場は米ドルが対ユーロで4日連続で史上最安値を更新したことでもみ合いとなった。銅先物相場は2週間で最大の下落率を記録。
◆ロシア個別銘柄◆
ガスプロム(GAZP)ロシアとウクライナの天然ガス供給交渉が延期
ロシアとウクライナの天然ガス供給交渉が来年以降となる、とウクライナ外相が明らかにした。欧州向けの天然ガス供給の多くがウクライナ経由となっており、2006年1月には両国の交渉不調から天然ガス供給が停止した経緯がある。同社株は01.44%安の269.15ルーブルで取引を終了。
ルクオイル(LKOH)石油化学製造に45億ドルを投資へ
ロシア第2位の石油業者。今後10年間にプラスティックと石油化学製品生産量を倍増すべく45億ドル(約5,162億円)を投資する、と同社石油化学部門の責任者が語った。2014年までにポリプロピレンや苛性ソーダを年間560万トン生産する計画。同社株は1.77%安の1995.14ルーブルで取引を終了。
ノリリスク・ニッケル(GMKN)電力会社を分社化へ
電力会社資産を分社化する提案を12月14日の株主総会で提出する、と公表した。10月26日現在の株主が対象。株主は提案に反対するか、棄権する場合、一株当り5,300ルーブル(約24,400円)を受け取ることとなる。分社化の対象となる第3卸売電力(OGKC)はこのニュースを好感して急騰、前日比6%高となった。反対に現金流出となる可能性のあるノリリスク・ニッケルはこの一週間で17%強上昇していたこともあり、大きく反落した。引け値は4.83%安の6171.75ルーブル。
9月24日(月)のロシア市場の動き
◆市況概況◆
ロシア株式市場 商品市況高を受け続伸
24日(月)のロシア株式市場は、商品市況の上昇を受け続伸。プーチン大統領が世界的な信用不安の中で経済成長を確実にするために、ロシアの銀行への資金供給に万全を期す、と表明したことで金融株もしっかり。MICEX指数は0.65%高の1736.37、RTS指数は.0.79%高の2042.20で取引を終えている。
米国株 金融株が下げを主導し反落
米国株式市場は、反落。国際通貨基金(IMF)が信用市場はすぐには「正常化しない」可能性があると指摘したことを受けて、金融株が下落した。原油価格が一服したことでエネルギー関連も安い。また住宅株は今週、8月の中古住宅販売件数の発表や、住宅建設大手決算発表を控え積極的な買いが入らず、S&Pの住宅建設株価指数は2003年5月以来の安値を記録した。ダウ工業株平均は0.44%下落して取引を終えた。
ニューヨーク原油 熱帯性暴風雨の影響が収まり反落。
ニューヨーク原油先物相場は、メキシコ湾で熱帯性暴風雨の影響が収まり、メキシコ湾の石油関連施設で生産が増加したことを受け、下落。80/bドル台で取引を終えた。金先物相場は米ドルが対ユーロで史上最安値を更新したことで反発した。一般的に米ドルの下落は、ドル以外の通貨を利用する投資家にとって割安となる。銅先物相場はほぼ8週間ぶりの高値を記録している。著名投資家のジム・ロジャース氏は24日、米連邦公開市場委員会(FOMC)による利下げは間違いだったと指摘した上で、世界中の農産物価格を「急騰」させ、ドル安加速とインフレ高進にもつながるとの見通しを示した。また商品価格の上昇については、あと15年続く可能性があり、その間に原油価格は150/bに達する可能性がある、とした。
◆ロシア個別銘柄◆
ガスプロム(GAZP)カムチャッカの天然ガス・パイプラインを譲り受ける
ズブコフ・ロシア首相はカムチャッカの天然ガス・パイプラインをロスネフチ(ROSN)から譲受け、完成するよう同社に命じた、とロシア・コメルサント紙が報じた。同パイプラインに関しては、両社ともその収益性に疑問がある、としていた。また野村證券が同社米国預託証券(ADR)(普通株4株に相当)の調査を開始。投資判断は"買い"、目標株価を、60ドル(約1,500ルーブル)とした。同社株は0.11%高の273.07ルーブルで取引を終了。
ロスネフチ(ROSN)野村證券が調査を開始
野村證券が同社株の調査を開始。投資判断は"買い"、目標株価を、10ドル(約250ルーブル)とした。同社株は1.05%安の214.91ルーブルで取引を終了。
ノリリスク・ニッケル(GMKN)大株主が持ち株比率を引上げ
大株主であるポターニン氏がADR購入を通じて持ち株比率を2%引上げた模様、とロシア・コメルサント紙が報じた。直接・間接合わせた同氏の保有比率が先週までに26%となっていた。24日はニッケル相場上昇を追い風に連日の上場来高値を更新、引け値は4.00%高の6485.08ルーブル。
ノヴァテック(NVTK)天然ガス凝縮液生産設備に96億ルーブルを投資
ロシア第二位の天然ガス業者。22日にサンクト・ペテルブルク市近郊のフィンランド湾に面するウスト・ルーガ港に96億ルーブル(440億円)を投資して天然ガス凝縮液生産設備を建設することが明らかとなった。。完成後は年間600万トンの天然ガス凝縮液を生産する予定。24日は4.56%高の30.50ルーブルで取引を終えた。
VTB(外貿銀行)(VTBR)当社非取扱銘柄 目標株価引上げ
ロシアの銀行の中でも最も国際業務に積極的なため、世界的な信用不安の影響を受けやすい、として株価は軟調に推移していたが、先のプーチン大統領の発言を好感して上昇。また21日にはUBS証券が同社GDR(普通株2,000株相当)の目標株価を20%引上げ、10.0ドル(約250ルーブル)としている。24日の終値は2.31%高の0.124ルーブル。
9月20日(木)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 金融株主導で反落
20日(木)のロシア株式市場は、過去二日間で5%ほど上昇していた反動に加え、独最大手ドイツ銀行が高リスク融資の評価損計上を明らかにしたことで同様の事態が欧州の銀行全体に広がるのではないか、との懸念で金融株が下落を主導した。また原油先物相場が、前日の終値から2ドル/b(約2.5%)弱下がったことでエネルギー株も軟調。MICEX指数は0.82%安の1716.60、RTS指数は.0.01%安の2015.19とそれぞれおよそ一ヶ月ぶりの大台を回復している。
米国株 小幅下落
米国株式市場は、荷動きが業績に直結するため景気の先行指標となる、米小荷物輸送最大手のフェデックスが収益見通しを下方修正したことで、景気に先行き不安が台頭、小幅下落した。またバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言で住宅市場の調整がさらに深刻化する危険性があるとの見解を示したことも悪材料。米大手証券会社の決算では、ベア・スターンズが予想を下回ったものの、最大手ゴールドマン・サックスがこの市場環境で大幅増益となった。これで米大手証券会社の決算は一巡し、サブプライムローン問題がこのセクターに致命的な損失を与えていなかったことは、金融市場全体に安心感を与えている。これまで上昇が続いていたCP市場やロンドン銀行間貸出金利(LIBOR)などの市場金利が20日に急低下している。ダウ工業株平均は0.35%下落して取引を終えた。
ニューヨーク原油 史上最高値を連日更新、一時84/bドル台目前へ
ニューヨーク原油先物相場は、メキシコ湾で熱帯性暴風雨が発生する恐れがあるため原油生産の28%が休止したことで上昇。一時83.90 /bドルまで上昇、連日の史上最高値更新となった。金先物相場は米ドルが対ユーロで史上最安値となったことで逃避資金が流入、27年ぶりの高値を記録した。
◆ロシア個別銘柄◆
ガスプロム(GAZP)プーチン大統領、ロスネフチ(ROSN)との合併に反対を表明
プーチン大統領は「化け物企業にロシアのエネルギー産業を牛耳らせてはならない。」と同社とロスネフチの合併に反対を表明した。またロシアのエネルギー業界が閉鎖的、との批判に対して、「ロシアの石油企業で国営はロスネフチとガスプロム・ネフチ(SIBN)だけだ。残りは全て民間企業で、世界中の企業がロシア国内で事業を展開している。」と明確に否定した。同社株は0.78%安の274.43ルーブルで取引を終了。
ノリリスク・ニッケル(GMKN)銅生産拡大へ381億ユーロを投資
Skalisty鉱山の50%生産拡大を目指し、生産設備構築に381億ユーロ(約615億円)を支払う契約を独鉱山会社Thyssen Schachtbauと結んだ。完成すれば2014年までに現在の50%増の年間65万トンの銅鉱石を産出する。20日はニッケル相場上昇を追い風に連日の上場来高値を更新、引け値は1.20%高の6136.18ルーブル。
ズベルバンク(SBER)相場下落を主導
ドイツ銀行がLBOなどの高リスク融資の評価損計上を明らかにしたことで同様の事態への懸念から下落。ただロシアではサブプライムローンや高リスク融資への傾斜は限定的、との見方も根強い。本日はロシア・Uralsibが同行株の調査を再開、投資判断を"買い"とした。目標株価は5.0ドル(約125ルーブル)。20日は0.76%安の102.60ルーブルで取引を終えた。
ラスパドスカヤ石炭(RASP)当社非取扱銘柄 目標株価引上げ
ロシア・Renaissance Capitalが目標株価を26%引上げ、3.90ドル(約98ルーブル)とした。投資判断は"買い"に据え置いた。20日の終値は4.28%高の95.99ルーブル。
9月19日(水)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 米国利下げを受け大幅高
19日(水)のロシア株式市場は、前日取引終了後に発表された、米国の大幅利下げを好感して続伸。米国の大幅利下げは世界の新興国株式市場に好影響を与え、指標となるMSCIエマージング・マーケット・インデックスは3.40%の上昇となった。更に原油先物が史上最高値を連日で更新し、商品市況が軒並み高になったことで、資源大国ロシア株式市場も一段高となった。MICEX指数は3.70%高の1730.74、RTS指数は.3.96%高の20015.36とそれぞれおよそ一ヶ月ぶりの大台を回復している。
米国株 続伸
米国株式市場は、昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)による大幅利下げを好感し続伸。注目の米大手証券会社の決算で、昨日のリーマン・ブラザーズに続いて本日はモルガン・スタンレーが決算を発表。予想を下回ったものの市場に失望感を与えるものではなかった。ダウ工業株平均は0.55%上昇して取引を終えた。
ニューヨーク原油 史上最高値を連日更新、一時82/bドル台へ
ニューヨーク原油先物相場は、米週間石油在庫統計で予想以上の在庫減少となり82.51/bドルまで上昇、連日の史上最高値更新となった。その後利食い売りに押し戻され、81/bドル台後半で取引を終えた。金先物相場は米ドルの一段の下落見通しから続伸。
◆ロシア個別銘柄◆
ガスプロム(GAZP)サハリン-2の生産開始は予定通り
サハリン-2の石油・天然ガス生産開始は予定通り本年末から来年年初にかけて行う、と公表した。ロイター通信は、パイプライン建設の遅れにより、来年以降に延期された、と報じていた。19日は3.02%高の276.58ルーブルで取引を終了。
ルクオイル(LKOH)イラクでの権益確保で優位に
イラクの西クルナ-2 油田の権益取得で優位に立っている、とインターファックス通信が伝えた。最終判断はイラク石油相によるが、石油相が同社CEOをイラクに招いたことで権益確保に一歩近づいた、としている。同社はフセイン時代に同油田の権益を保持していたが、新政権となって権益を放棄していた。また随伴ガス(石油生産の際に発生する気体)の利用率を現在の75%から95%に高めるため、2020年以降10年間で500億ドル(約2303億円)を投資することも明らかとなった。引け値は3.81%高の2007.90ルーブル。
ロシア統一電力システム(EESR)チュバイスCEOが新内閣入閣との報道
ロシア・Vremya Novostei紙によるとロシア統一電力システムのチュバイスCEOが新内閣でエネルギー相に任命される方向で調整中。後任CEOはUrinson副CEOが就任する予定。19日は2.00%高の30.983ルーブルで取引を終えた。
ノリリスク・ニッケル(GMKN)ニッケル急騰を好感して続伸
19日、ロンドン金属取引所でニッケル価格が前日比約10%上昇。世界最大のニッケル業者である同社株も買われ、5.68%高の6063.39ルーブルで取引を終えた。
9月18日(火)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 商品価格上昇、金融不安後退で大幅高
18日(火)のロシア株式市場は、原油先物が史上最高値を更新したのをはじめ、商品市況が軒並み高になったことで堅調に推移。引け際に発表された米証券大手リーマン・ブラザーズの決算が予想ほど悪化していなかったことで、サブプライムローン問題が金融セクターの業績に深刻な影響を及ぼしていなかったことが示され、市場の不安心理が大幅に後退し、金融株中心に一段高となった。MICEX指数は1.26%高の1669.06、RTS指数は.1.19%高の1938.52で取引を終えた。
米国株 大幅利下げを受け、4年ぶりの大幅高
米国株式市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が市場予想(0.25%)超える0.50%の大幅利下げを決定したことを好感し4年ぶりの大幅高となった。前述の通り、米証券大手リーマン・ブラザーズの決算が予想上回ったことで上昇していたが、大幅利下げ決定後にダウ工業株平均は更に2%上昇して取引を終えた。本日以降も米大手証券の決算が続々と発表される。リーマンと同様の内容が続けば市場心理の更なる好転も見込まれよう。
ニューヨーク原油 史上最高値を連日更新
ニューヨーク原油先物相場は、米国の利下げが経済成長やエネルギー需要を促す、との見方から大幅上昇。本日発表の米週間石油在庫統計で原油在庫の更なる減少見込みも相場を後押しした。終値で史上初めて81ドル/b台を記録して取引を終えている。金先物相場は利下げを受け米ドルが対ユーロで史上最安値を更新したことで、時間外取引で27年ぶりの高値に上昇した。
◆ロシア個別銘柄◆
ロスネフチ(ROSN)新製油所建設へ
2012年までに太平洋岸に新製油所を稼動させる、とインターファックス通信が伝えた。第1段階の製油規模は年間1,000万立方トン、その後同2,000万立方トンまで拡大する。一方同社が黒海沿岸の持つTuapse製油所の設備更新費用が当初計画の倍に当る40億ドル(約4643億円)に達することが明らかとなった。設備更新により2010年に製油規模で年間1,200万立方トンまで拡大し、低硫黄ディーゼル油、高品質ガソリンを製造する。18日は0.48%高の214.59ルーブルで取引を終了。
ズベルバンク(SBER)金融不安後退で大幅上昇
米証券大手リーマン・ブラザーズの決算が予想ほど悪化していなかったことで市場の不安心理が大幅に後退し、大幅上昇となった。米国の利下げはロシア市場終了後に発表されたため、19日は更なる上昇が期待される。18日は2.93%高の97.65ルーブルで取引を終えた。
ノヴァテック(NVTK)Vozrozhdenie銀行(復興銀行)が持ち株を売却
ロシア第二位の天然ガス会社。Vozrozhdenie銀行(復興銀行)が保有する同社株の5.6%を売却したと発表した。流動性向上を図るのが売却の目的。天然ガス世界最大手のガスプロム(GAZP)も同社株の20%を保有する。18日は1.10%高の123.80ルーブルで取引を終了。
アフトワズ(AVAZ) 当社非取扱銘柄 GMと共同で自動車製造工場を建設へ
規模拡大のため、ロシアの3大自動車製造大手であるアフトワズ、ゴーリキー自動車工場(GAZA)、カマズ(KMAZ)は経営統合が不可欠である、と同社CEO Alyoshin氏が述べた、とロシア・Vedomosti紙が伝えた。18日は3.15%安の4070.48ルーブルで取引を終了。
9月17日(月)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 原油先物が史上最高値を更新するも、英国初の金融不安により続落
17日(水)のロシア株式市場は、欧州株が大幅安となった影響で続落。前週末に明らかとなった、英住宅金融大手がサブプライムローン問題の影響から資金繰り不安に陥り、英中央銀行からの融資を受けたものの預金解約が止まらない、との報道を嫌気した。MICEX指数は0.71%安の1648.23、RTS指数は.1.41%安の1915.80で取引を終えた。売買代金はMICEXが66億8996万ドル(約7,701億円)、RTSが3799万ドル(約44億円)。
米国株 小幅下落
米国株式市場は、本日開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、小動き。英国での金融問題に加え、利下げ幅が25ベ-シスポイントとなる、との見方が強まり金融株が下落した。原油先物価格が史上最高値を更新したことも、消費に悪影響として相場の足を引っ張った。またマイクロソフトがEU競争法違反に関して不利な判断を受けたことでハイテク株も安い。
ニューヨーク原油 史上最高値を更新
ニューヨーク原油先物相場は、夏のドライブシーズンが終了し製油所の稼働率が低下したことから、原油とガソリンの在庫が引き続き減少するとの観測が高まり、急反発。史上最高値を更新した。世界最大の証券会社、ゴールドマン・サックス・グループは17日、暖房用燃料の需要がピークに達する第4四半期に供給が深刻な水準まで落ち込むとの見方を示し、2007年末時点の原油相場予想を7当初の2ドル/bから85ドル/bに上方修正している。相場は時間外で更に上昇し、史上初めて81ドル/b台を記録している。金先物相場は米ドルが対ユーロで史上最安値を記録したことで、代替需要が強まり16ヶ月ぶりの高値に上昇した。
◆ロシア個別銘柄◆
ガスプロム(GAZP)伊Eni CEOと黒海パイプライン建設計画を協議
同社CEOのミレル氏が伊エネルギー大手Eni CEO Scaroni氏とモスクワで会談。共同で計画するパイプライン建設計画について協議した。ロシアから黒海を経てヨーロッパを結ぶ全長900キロのパイプラインを建設する。またEniは旧ユコス資産の入札でガスプロムの石油子会社のガスプロム・ネフチ(SIBN)株の20%を取得しており、同社に取締役を派遣することを検討している。17日は0.72%安の266.01ルーブルで取引を終了。
モバイル・テレシステムズ(MTSS)売上高が前年比69%増大
ロシア最大の携帯電話会社。ロシア情報技術・通信省が公表したところによると、ロシアの携帯電話市場は新サービスや技術発展により、今後9年間で倍増する見通し。2016までに売上高は年間400億ドル(約4.6兆円)となり、第三世代サービスがその半分を占めるという。17日は1.35%高の278.69ルーブルで取引を終えた。
RBCインフォメーション・システムズ(RBCI)売上高が前年比69%増大
今年上半期の売上高が7,690万ドル(約89億円)と前年比69%増大した。テレビ、インターネット、紙媒体による広告収入の拡大が寄与した。17日は1.18%高の204.50ルーブルで取引を終えた。
ゴーリキー自動車工場(GAZA) GMと共同で自動車製造工場を建設へ
自動車最大手GMと共同で8,000ドルクラスの大衆車製造工場を立ち上げる、とコメルサント紙が伝えた。経済発展・貿易省によると、伊フィアット、いすゞなど海外自動車メーカー6社による投資規模は総額17億ドル(約1,957億円)に及ぶ、という。
9月10日(月)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 材料に乏しく、もみ合いに終始
鉄鋼メーカーによる上半期の利益が2倍以上になるとの発表後、セヴェルスタリ等の金属株が朝方強含むが、市場の牽引力はなく、全般に様子見のなかもみ合い。
MICEX市場で0.2パーセントを上昇し1,641.04で取引終了。RTS市場は1.42ポイント上昇し1,898.26で取引終了。
米国株式 景気失速懸念から小幅安
米株式市場は連銀総裁2人が住宅市場の低迷を理由に、景気が失速の可能性を示唆したことが嫌気され、小幅安。カントリーワイド・ファイナンシャル(4年ぶりの安値更新)や、ホーム・デポ(3週間ぶり安値更新)など住宅関連なども軟調地合ながら、引けにかけてはもみ合に転じた。
ニューヨーク原油 続伸
石油輸出国機構(OPEC)が11日の総会で生産枠を維持するとの見方が強まり、買い優勢の展開。
◆ロシア個別銘柄◆
セヴェルスタリ
1.3パーセント上昇し434.73ルーブルに。鉄鋼価格高騰と金属需要増大により純利益は一年前の4億2600万ドルから、2007年上半期だけで、9億9900万ドルへ増益。
ノリリスク・ニッケル
億万長者ミハイル・プロホロフは同社株式保有割合を29パーセントに増加したとベドモスティ紙が報道。1.6パーセント上昇し5,663.67ルーブルに。
9月7日(金)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 米国の雇用統計悪化の影響を受け、大幅下落
ロシア市場ではズベルバンクが下げを先導、過去3週間で最大の下げとなり、MICEX指数は2.1%下落し1,638.11で終了。指数採用銘柄のうち値上がりは6銘柄に留まり、値下がりは23銘柄。週間ベーでは2.3パーセントの下落。RTS市場では1.3パーセント下落して1,896.84で取引を終了。
「米国経済が悪化し、債券価格が下がるようであれば、すべての銀行と借入金の多い会社が影響を受けるであろう。今後VTBを含む銀行が低利融資に応じなくなるのでは。」とチューリッヒのロシア株式運用会社クラリデン・ロウのジーナ氏が発言。
ズベルバンクは3パーセントの急落。VT銀行は3.6パーセント下落し過去最安値の11.44コペイカに。スルグトネフチェガスは3パーセント下落し31.089ルーブルで取引終了。
米株式市場は大幅に下落。この日のダウ工業株30種平均は前日比250ドル下げ、今週の値上がり分を失った。午前に発表された8月の米雇用統計で雇用者数が2003年以来初めて前月比でマイナスになったことから、リセッション(景気後退)の脅威が高まった。8月の米国雇用者数は100,000人増の予測であったが、米国労働省による発表では4,000人の減少となり、さらに7月の雇用者数が速報値ベースで92,000人増と発表されていたが、68,000人増へ修正。このため、新興成長市場債券価格も下落。ニューヨーク原油NY原油(7日):続伸、終値ベースで1カ月ぶり高値-在庫減少で買い。
◆ロシア個別銘柄◆
ルクオイル:つれ安
9月8日、ルクオイルと中国全国ペトロリアム社は「原油・ガス・石油製品の生産、調査と精製のためのプロジェクト契約を締結したとル発表するも、市場全体の軟調な展開にひきづられ、1.8パーセント下落の1,905.24ルーブルで取引終了。
ガスプロム:つれ安
オーストラリアのエネルギー会社と液化天然ガスの生産・供給に関し協議を開始予定と報じられたが、市場全体の軟調な展開にひきづられ、1.8パーセント下落の261.78ルーブルで取引終了。
ズベルバンク:急落
プーチン大統領は、ロシア政府が国家の銀行システムで流動性確実に必要な支持を提供する用意があると言明するも下げをとめられず、3パーセント急落し93.80ルーブルで終了。
9月6日(木)のロシア市場の動き
◆市況概況◆
ロシア株式市場 エネルギー、金融株中心に反発
6日(水)のロシア株式市場は、前日(5日)の米国市場大幅下落を受け、下げて始まったものの、原油価格上昇に加え、モスクワ銀行間取引金利の高止まりに対しロシア中央銀行が流動性供給に万全を期すことを表明したことで、市場に安心感が広がり上昇に転じた。欧州中央銀行(ECB)が市場の予想通り利上げを見送ったことも好感され、引けにかけて上昇が加速した。MICEX指数は1.16%高の1673.14、RTS指数は.0.82%高の1920.88で取引を終えた。売買代金はMICEXが73億3216万ドル(約8,455億円)、RTSが4672万ドル(約54億円)。
米国株 小幅反発
米国株式市場は、新学期商戦がアナリスト予想を上回り、労働コストの落ち着きと生産性の向上が示された経済指標が発表されたことで、サブプライム問題がマクロ景気に大きな減速要因となっていない、との見方から上昇。また複数の連邦準備制度(FRB)当局者からは、景気が信用コスト上昇による影響を乗り切るとの見方が相次いで示された。ただし信用不安は治まっておらず、銀行間金利であるロンドン銀行間貸出金利(LIBOR)はこの日、11営業日連続で上昇、3カ月物ドルLIBORは5.724%と、01年1月以来の高水準となった。ECB,FRBは流動性を緊急に供給して対応した。
ニューヨーク原油 続伸
ニューヨーク原油先物相場は、6日発表の米週間在庫統計で原油とガソリン在庫の減少が市場予想を上回り続伸。米国はアフリカ最大の産油国であるナイジェリアでのテロ攻撃の可能性を警告したことも供給懸念に拍車をかけた。76/b台で取引を終了。米国金利低下によるドル先安感から金先物相場は昨年5月以来の700ドルを回復した。
◆ロシア個別銘柄◆
ポリュス・ゴールド(PLZL)金価格上昇を好感
ロシア最大の産金業者。NY金先物市場が700ドルに達したことを素直に好感した。6日は1.19%高の1053.36ルーブルで取引を終えた。
ガスプロム(GAZP)黒海パイプライン建設計画の準備委員会を招集
伊Eniと共同で計画するパイプライン建設の準備委員会を招集。ロシアから黒海を経てヨーロッパを結ぶ全長900キロのパイプラインを建設する。この日シティ・グループが同社株の目標価格を11%引き下げ、13.90ドル(約356ルーブル)とした。投資判断は"BUY(買い)"に据え置いている。同社株価は1.60%高の266.44ルーブルで取引を終了。
9月4日(火)のロシア市場の動き
ロシア株式市場 上値重く反落
4日(火)のロシア株式市場は、流動性懸念の再発や短期金利の高止まりが嫌気材料となるとの懸念から下落。モスクワ銀行間取引金利の翌日物は過去6ヶ月間の平均より1.25%高い5.25%で推移。MICEX指数は0.92%%安の1663.23、RTS指数は1.13%安の1904.76で引け。売買代金はMICEXが73億7,590万ドル(約8,556億円)、RTSが5,280万ドル(約61億円)。
米国株 続伸
米国株式市場は、夏季休暇明けの投資家が企業業績を基にテクノロジー株やエネルギー株、金融株などに買いを入れたこともあり続伸。ダウ工業株30種平均は91.12ドル(0.7%)高の13448.86。ナスダック総合指は33.88ポイント(1.3%)高の2630.24。ブルンバーグによると、昨年の業績に基づく株価収益率(PER)は約12年ぶりの低水準(ソフトウエア企業平均で20.8倍など)。
ニューヨーク原油・銅 続伸
ニューヨーク原油先物相場は、原油やガソリン在庫が先週減少したとの見方や石油輸出国機構(OPEC)が生産枠を据え置くとの観測を背景に引続き買いが優勢。原油先物10月限は前営業日比1.04ドル(1.40%)高の1バレル=75.08ドルで終了。ニューヨーク市場の銅先物は、米景気の減速や銅在庫の増加が需要の後退につながるのではないかとの懸念で、過去2週間で最大の下落率。銅先物12月限は、前週末比9.1セント(2.7%)安の1ポンド当たり3.306ドル。中心限月としては8月16日以来最大の下落率。
◆ロシア個別銘柄◆
ロシア統一電力システム(EESR)市場の下げを先導
傘下の第5卸売電力(OGKE)と第5地域電力(TGK5)の分社化、再編の第一ステージが完了したことを受け、シティー・グループが同社の投資判断を"HOLD(中立)"から"BUT(買い)"に引上げたものの反応は薄く反落。目標価格は1.5ドル(約38.50ルーブル)。同社株価は3.34%安の31.576ルーブルで引け。
ウィム・ビル・ダン食品(WBDF)売上増で上昇
第2四半期の決算を発表。純利益は前年比15%増の3,370万ドル(約39億円)、売上は同41%増の6億500万ドル(約703億円)。乳製品とベビーフードの売上増が寄与。同社CEOは発表後の説明会で、2010年までにベビーフード部門だけで売上目指を年間4億ドル(約465億円)とし、日用品部門を中心に企業買収も検討する意向を示す。同社株価は0.93%高の2052.29ルーブルで取引を終了。
ノリリスク・ニッケル(GMKN)小反落
ロンドン市場でニッケル価格が8月16日以来約5.4%下落していることやニューヨーク市場で銅先物が下落した影響で、同社株価は1.45%安の5583.82ルーブルで取引終了。
ポリュス・ゴールド(PLZL)堅調
ニューヨーク市場で、米株式市場の上昇が貴金属への投資意欲を盛り上げるとの思惑から金先物が上昇し(12限月の終値1オンス=691.50ドル)約半年振りの高水準。同社株価は多くの銘柄が値を崩す中0.47%上昇し1044.64ルーブルで引け。
薬局チェーン36.6(APTK)純利益増加で上昇
同社の製造部門の子会社であるOAO Veropharmが、9月3日、高所得層による同社製品の販売増が寄与し第1四半期の純利益が48%増加したと発表。株価は0.34%高の2037.15ルーブルで引け。尚、同社は5日に四半期の決算を発表する予定。
9月3日(月)のロシア市場の動き
3日のロシア株式市場は、米国がLabor Day の祝日で休業だったため、取引参加者も少なく、小動きに終始。MICEX指数は0.10%高の1678.74、RTS指数は0.34%高の1926.50で終了。先週ロシア市場引け後に、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、サブ・プライムローン問題の対して、「必要に応じて行動する」意向を表明したことで金曜日の大幅上昇後も更に上値を試す展開。グレフ経済発展・貿易大臣は3日、2007年の経済成長率見通しを従来の6.5%から0.7から0.8%上方修正する意向を表明。ロシア経済に対しては、米国のサブ・プライムローンに端を発する世界市場の混乱は重大な影響を及ぼさない、との見方を示した。NY原油先物市場は時間外取引で、ハリケーンへの懸念に加え、複数の参加国首脳から石油輸出国機構(OPEC)が今月11日の会合で生産枠を据え置くだろうとの見方を示したことで続伸。一時4週間ぶりに74ドル/b台後半に達した。
◆ロシア個別銘柄◆
ロスネフチ(ROSN)
石油生産を2012年までに現状の36%増となる日産280万バレルに引き上げる、と同社CEOのコメントとしてインターファックス通信が報道。またロシア・コメルサント紙によれば旧ユーコス資産を買収した同社だが、以前から買収観測が流れている同業のスグルトネフチェガス(SNGS)やルスネフチの買収には興味が無い、と同CEOが言及したと報じられた。この日は0.59%安の210.75ルーブルで取引を終えた。
ズベルバンク(SBER)
英国のバークレイズ銀行がサブプライムローン問題で資金繰りを悪化させているファンド救済による損失が最大で7,500万ポンド(約174億円)となる、と公表。損失の最大額を明らかにしたことで、不透明な損失規模を懸念していた市場に安心感をもたらし続伸。3日は0.83%高の98.24ルーブルで取引を終えた。
セジモイ・コンチネント(SCON)
大手スーパーマーケットー・チェーン。米国の投資ファンドTPGが同社の持ち株会社7K-Holdings株の50%を12億ドル(約1,390億円)で買い取る方向で交渉中、とコメルサント紙が伝えた。情報源は明らかにされていない。本日は0.24%安の645ルーブルで取引終了。
VTB(外貿銀行)(VTBR)当社非取扱銘柄
JPモルガン証券が同社ADR(普通株2,000株相当)の調査を開始。投資格付けは"アンダーウエイト"、目標株価は9.35ドル(一株当り約0.1197ルーブル)。3日は1.08%安の0.1187ルーブルで取引を終了した。