2009年10月19日ロシアニュース
1.モバイル・テレシステムズ(MTSS)、ウズベキスタンでLTEネットワーク構築を許可
MTSの完全子会社MTSウズベキスタン社は、ウズベキスタンの通信・情報当局より、ウズベキスタンでのLTE(ロング・ターム・エボリューション)ネットワーク構築に、同社が保有する周波数を使用する認可を受けた。
このほか同社は華為技術(中国)と、ウズベキスタン領内で華為製品を使用してLTEネットワークを展開する意向書を締結した。LTEプロジェクトはCIS諸国において初の試み。世界的には26のオペレーターが今後2~3年でLTEネットワーク構築計画を発表している。
意向書により、ウズベキスタンにおけるLTE導入に関するワーキング・グループが組織され、2010年から2012年にかけて首都タシケントにおいてLTEのパイロット地区が設立される。
LTEは第3世代携帯電話と第4世代携帯電話の間に位置する技術で、2010年ごろから世界的にサービス開始が見込まれている新規格。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は655円程度。16日終値前日比-0.02%。
《会社概要》
モバイル・テレシステムズはロシア・CIS諸国最大手携帯通信会社。主にGSM規格で携帯通信サービスを提供。ロシアのほぼ全地域において事業を展開。その他、国内48地域において固定通信サービスを提供することが出来るライセンスを取得。合計8500万人に携帯・通信サービスを提供。主要株主は持株会社システマであり、50%以上の株式を保有。
2.ノヴォリペツク製鉄(NLMK)、09年第3四半期粗鋼生産量は11%増の290万トン
ノヴォリペツク製鉄の2009年第3四半期粗鋼生産量は、前期比11%増の290万トンとなった。完成品生産量は前期比10%増の280万トンとなった。
完成品販売量は、前期比37%増の310万トンだった。その他の販売実績はスラブ100万トン(前期比28%増)、薄板圧延140万トン(同29%増)などで、軒並み前期実績を上回った。
なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は25835円程度。16日終値前日比-0.16%。
《会社概要》
ノヴォリペツク製鉄はロシア大手製鉄会社。鋳鉄、スラブ、冷間・熱間圧延材、電炉鋼、亜鉛メッキ・ポリマー被覆鋼材などを生産。国内販売以外に輸出も行う。主要子会社はStoilensky GOK、Altaykoks、VIZ SteelとデンマークのDanSteel A/S。
3.ノヴォリペツク製鉄(NLMK)、09年第3四半期は20%の増収を予想
ノヴォリペツク製鉄は2009年第3四半期、前期比で20%の増収を予想している。EBITDA利益率は20~25%となる見込み。
同社製品価格は低下しているが、第4四半期は生産量、製品販売売上高ともに第3四半期比で大幅に縮小することはないとしている。
なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は25835円程度。16日終値前日比-0.16%。
《会社概要》
ノヴォリペツク製鉄はロシア大手製鉄会社。鋳鉄、スラブ、冷間・熱間圧延材、電炉鋼、亜鉛メッキ・ポリマー被覆鋼材などを生産。国内販売以外に輸出も行う。主要子会社はStoilensky GOK、Altaykoks、VIZ SteelとデンマークのDanSteel A/S。
4.PIKグループ(PIKK)、09年上半期売上高は58.1%減の3億6100万ドル
PIKグループの2009年上半期売上高は、前年同期の8億5900万ドルから58.1%減の3億6100万ドルとなった。
純利益は、前年同期9300万ドルの黒字から、1億8500万ドルの赤字に転落、EBITDAは153.0%減の約1億600万ドルとなった。
1株あたり純損失は0.38ドル(前年同期は1株あたり0.19ドルの純利益)。
期末時点の総資産額は10.5%減の43億4000万ドル(08年末時点は48億5000万ドル)。総負債額は、昨年末時点の13億7000万ドルから14億3000万ドルとなった。純負債は14億2000万ドル。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は333円程度。16日終値前日比-5.92%。
《会社概要》
PIKグループは1994年に国内不動産事業に参入した大手デベロッパーで、不動産開発、建設、建材生産、住宅基金運用などを行っている。傘下に20以上の企業を有する同社は、自社の第2住宅建設コンビナート及び第3住宅建設コンビナートを用いて国内11の地方で大衆向け住宅の建設を行っている。設立以来の住宅建設面積は900万平方メートル(最大15万戸)で、うち07年には150万平方メートル(最大2万5000戸、総居住者40万人)の建設を行った。08年7月1日時点における同社の開発用地は1990万平方メートルである。
5.システマ・ハルス(HALS)、フィッチが格付けを「B-」に引き下げ
格付け会社フィッチ・レーティングスは、システマ・ハルスの長期発行体デフォルト格付けを「B/BBB-(rus)」から「B-/BB-(rus)」に引き下げた。格付けアウトルックは「発展的」から「ネガティブ」に変更。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2795円程度。16日終値前日比-4.70%。
《会社概要》
システマ・ハルスはロシア大手不動産会社。国内以外に、CIS諸国不動産市場にも進出。1994年、持株会社システマの不動産・建設部門子会社として設立。主に「A」「B」クラスのオフィス物件、商業物件、高級住宅、別荘等を建設。2006年、ロシア不動産企業として初めてLSE(ロンドン証券取引所)に上場。
6.バルチカ・ビール(PKBA)、カザフスタンで自社ブランドのライセンス生産を計画
バルチカ・ビールは、カザフスタンのビール醸造会社・デルベスの生産施設において、自社ブランド品のライセンス生産を計画している。
10月16日に開催されたバルチカ・ビールの取締役会で、ライセンス生産を議題とする臨時株主総会の招集が決定された。株主総会は12月2日、郵送形式で行われる。
ライセンス契約を締結した場合、バルチカ・ビールとデルベス社はマーケティング、物流、販売部門における運用を統合する。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2506円程度。16日終値前日比-1.43%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2481円程度。16日終値前日比+1.53%。
《会社概要》
バルチカ・ビールはロシア最大手ビール製造会社。ロシアビール市場の約37%を占める、ヨーロッパビール製造市場における有数の企業である。10のビール製造工場を保有。主要商標:Baltika、Tuborg、Carlsberg、FOSTER'S、Nevskoe、Arsenalnoe,Yarpivo、Don等。1993年より主要株主はCarlsberg Groupが保有するBaltic Beverages Holdingである。
7.タトネフチ(TATN)、09年9ヶ月石油採掘量は2%増の1930万トン
タトネフチの2009年9ヶ月石油採掘量は、計画値を32万5963トン上回る1932万8875トンとなった。9月単月では前年同月比2.1%増の213万1408トンだった。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は429円程度。16日終値前日比-2.57%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は167円程度。16日終値前日比+0.45%。
《会社概要》
タトネフチはロシア大手石油会社。タタールスタン共和国に位置。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。ロシア国内第6位の石油会社であり、国内生産量の5.24%を占める。国内石油総輸出の5%を占める。主要株主はタタールスタン共和国。
8.第5地域電力(TGKE)、ズベルバンク(SBER)より10億3000万ルーブル借り入れ
第5地域電力は、ズベルバンク傘下のヴォルガ・ビャツキー銀行より、10億3000万ルーブルの借り入れを行った。期間は1年で、調達資金は既存事業に使用される。
なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は3.61円程度。16日終値前日比-0.85%。
《会社概要》
第5地域電力はロシア大手電力会社。ロシア統一電力システムの再編に伴い、設立された企業。主要事業はチュヴァシ共和国、ウドムルト共和国、マリ・エル共和国、キーロフ州を中心とする電力の供給である。総設備容量は2.46ギガワットで、熱容量は9,040ギガカロリー/時。
2009_10_19 O