2009年11月18日ロシアニュース
1.第2卸売電力(OGKB)、09年1-9月期純利益は13億6000万ルーブル
第2卸売電力はロシア会計基準に基づく2009年1-9月期決算を発表、純利益は前年同期21万9000ルーブルの赤字から13億6000万ルーブルの黒字に転換した。
売上高は、前年同期比7.74%減の291億4528万ルーブル。
なお、同社株式の売買単位は100株で、最低売買金額は293円程度。17日終値前日比-1.66%。
《会社概要》
第2卸売電力はロシア大手電力会社。ロシア統一電力システムの再編に伴い、設立された企業。主要事業は電力の販売である。総設備容量は8.7ギガワット。Pskovskaya、Stavropolskaya、Troitskaya、Serovskaya、Surgutskaya発電所から構成される。
2.インター統一電力(IRAO)、ズベルバンク(SBER)から485億ルーブルの借入を計画
インター統一電力は、事業資金や運転資金の補充のため、ズベルバンクから485億ルーブルを借り入れる計画。
担保として、国外への電力供給契約や同社傘下企業の株式が用いられる可能性がある。
なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は93円程度。17日終値前日と変わらず。
《会社概要》
インター統一電力はロシア国内外における一連の発電・配電資産を運営するインター統一電力は、ロシア国内の電力輸出入分野で支配的立場にある。同社は2008年、閉鎖型株式会社INTER RAO UES及びロシアの電力業界再編によりINTER RAO UESに譲渡された一連の発電会社を元に設立された。
3.イルクーツクエネルゴ(IRGZ)、09年1-9月期は17.9%の増収
イルクーツクエネルゴはロシア会計基準に基づく2009年1-9月期決算を発表、売上高は前年同期比17.9%増の265億7300万ルーブルとなった。原価は同12.8%増の208億400万ルーブル、税引き前利益は同27.9%増の33億4300万ルーブル。純利益はすでに報じられているように、前年同期を44.9%上回る25億9300万ルーブル。
期末時点の固定負債は年初来9.7倍増の58億200万ルーブル、流動負債は10.2%増の639億6800万ルーブル。
なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4098円程度。17日終値前日比-0.47%。
《会社概要》
イルクーツクエネルゴはロシア大手電力会社。アンガラ川沿いに3つの水力発電所-ウスチ・イリムスク、ブラーツク、イルクーツクを保有。その他、9つの火力発電所、送電網を所有。主要株主はアルミニウム最大手UC Rusal。
4.連邦送電会社(FEES)、09年1-9月期は77%の増益
連邦送電会社はロシア会計基準に基づく2009年1-9月期決算を発表、売上高は生産能力の拡大や送電料金の引き上げ(20.7%)により、前年同期比20%増の619億ルーブルとなった。
純利益は、事業収入の増加により、前年同期比77%増の126億ルーブルの黒字となった。
なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は119円程度。17日終値前日比-3.76%。
《会社概要》
連邦送電会社はロシア連邦の電力業界再編に伴い、2002年6月25日に設立された。全ロシアの送電システム(220KW以上)の運営、維持、発展を目的としている。
5.モスエネルゴ販売(MSSB)、09年1-9月期は25.5%の増収
モスエネルゴ販売はロシア会計基準に基づく2009年1-9月期決算を発表、売上高は前年同期比25.5%増の1162億5000万ルーブルとなった。原価は9%増の392億6600万ルーブル、税引き前利益は2.1倍の4億3060万ルーブルとなった。純利益はすでに報じられているように5.1%減の4億9740万ルーブル。
固定負債は年初来7.8%増加し、期末時点で4030万ルーブルとなった。流動負債は同12.7%増の99億500万ルーブル。
なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は73円程度。17日終値前日比-1.67%。
《会社概要》
モスエネルゴ販売はロシア大手電力販売会社。主要事業は企業・個人消費者向け電力の販売である。2005年、モスエネルゴ(MSNG)より分離・設立された。モスクワ市・州を中心に活動を展開。ロシア国内総販売量の6.9%を占める。
6.モスクワ・シティ・テレフォン(MGTS)、09年1-9月期は4%の増収
モスクワ・シティ・テレフォンは米国会計基準に基づく2009年1-9月期決算を発表、売上高は前年同期比4%増の217億8800万ルーブルとなった。
第3四半期売上高は、連邦料金局が2009年3月1日から個人・法人向け料金の引き上げ(平均8%)を行ったことや、モスクワ・シティ・テレフォンに接続するオペレターへの1分あたりの加重平均料金が9月1日から17%引き上げられたことなどを受け、前年同期を5%上回る73億3200万ルーブルとなった。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は1301円程度。17日終値前日と変わらず。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は1175円程度。17日終値前日比+2.55%。
《会社概要》
モスクワ・シティ・テレフォンはロシア大手通信会社。モスクワ市・州を中心に固定通信サービスを提供。その他にインターネット、番号案内サービス等を実施。主要株主はコムスター・ユナイテッド・テレシステムズ(CMST)と国営持株会社Svyazinvest。
7.シルビニト(SILV)、2010年第1四半期の無機肥料価格は最高値に
シルビニトが生産する無機肥料原料価格(運送人渡し条件(FCA)、スヴェルドロフスク鉄道ソリコムスク駅)は、2010年第1四半期に1トン当たり4746ルーブルと、最高値となった。
今後、ロシア国内における無機肥料メーカーへの原料供給価格は供給契約の条件にしたがって変更される。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は64511円程度。17日終値前日比+3.07%。
《会社概要》
シルビニトは、カリウム肥料、並びに、塩類の採掘・生産を行うロシア最大の鉱業企業である。
同社は、ロシアで唯一カリウム-マグネシウム塩類を産出するヴェルフネカムスコエ産地(世界第2位)を開発している。同社が保有する工業用鉱物資源は38億トン である(酸化カリウム換算)。
同社の年間採掘能力は、シルビナイト鉱石が2000万トン以上、カーナライト鉱石が50万トン以上、岩塩が50万トン以上である。
シルビニトは、世界50カ国以上に自社製品を供給している。
同社製品の主要購入先は、中国・インド・ブラジル・東欧諸国・東南アジア・韓国・日本である。
8.シルビニト(SILV)、09年1-9月期売上高は半減
シルビニトのロシア会計基準に基づく2009年1-9月期売上高は、製品販売量の低下により、前年同期433億8000万ルーブルから半減の232億9000万ルーブル。
純利益は、塩化カリウム輸出量の低下により、前年同期245億7977万4000ルーブルから120億ルーブルに縮小した。
今期は、上昇の一途をたどる鉄道輸送費や燃料価格により、業績が低迷した。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は64511円程度。17日終値前日比+3.07%。
《会社概要》
シルビニトは、カリウム肥料、並びに、塩類の採掘・生産を行うロシア最大の鉱業企業である。同社は、ロシアで唯一カリウム-マグネシウム塩類を産出するヴェルフネカムスコエ産地(世界第2位)を開発している。同社が保有する工業用鉱物資源は38億トン である(酸化カリウム換算)。
同社の年間採掘能力は、シルビナイト鉱石が2000万トン以上、カーナライト鉱石が50万トン以上、岩塩が50万トン以上である。
シルビニトは、世界50カ国以上に自社製品を供給している。
同社製品の主要購入先は、中国・インド・ブラジル・東欧諸国・東南アジア・韓国・日本である。
9.ベロン(BLNG)、09年1-9月期売上高は半減の107億5600万ルーブル
ベロンはロシア会計基準に基づく2009年1-9月期決算を発表、売上高は前年同期の232億2326万7000ルーブルから107億5619万9000ルーブルへ半減した。売上総利益は同78億5900万ルーブルから19億7900万ルーブルに低下。
第3四半期は、第2四半期の2億70万ルーブルの純損失から1億6250万ルーブルの純損失へ改善を示した。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は58円程度。17日終値前日比-0.90%。
《会社概要》
ベロンは、石炭・石炭製品を生産する大手企業であり、ロシアの金属取引市場におけるリーダー的存在である。主要事業は、コークス・燃料炭の採掘、及び、濃縮石炭・建築資材・イノベーション製品の製造である。同社傘下には、チェルティンスク鉱山、リストワジ鉱山、コストロマ鉱山、ノヴォバチャツク露天掘鉱山(建設中)、ベロフスク 濃縮工場、チェルティンスク濃縮工場、 サービス関連企業、輸送関連企業といったケメロヴォ州に所在する一連の石炭企業がある。石炭事業の他に、同社は、金属取引、並びに、建設業で利益を得ており、レーニン・クズネツ建設資材生産工場、ベロン商業銀行、シベリア全土を対象とした初の投資会社であるイクシー、保険会社、その他企業も、同社傘下に入っている。
10.PIKグループ(PIKK)、09年1-9月期は9億2570万ルーブルの赤字に転落
PIKグループはロシア会計基準に基づく2009年1-9月期決算を発表、純利益は前年同期5億5200万ルーブルの黒字から、9億2574万4000ルーブルの赤字に転落した。
売上高は前年同期32億9500万ルーブルから31%増の43億1600万ルーブルに、売上総利益は前年同期比29%減の17億9900万ルーブルとなった。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は367円程度。17日終値前日比-2.22%。
《会社概要》
PIKグループは1994年に国内不動産事業に参入した大手デベロッパーである。主要事業は不動産開発、建設、建材生産、住宅基金運用など。
傘下に20以上の企業を有する同社は、自社の第2住宅建設コンビナート及び第3住宅建設コンビナートを用いて国内11の地方で大衆向け住宅の建設を行っている。設立以来の住宅建設面積は900万平方メートル(最大15万戸)で、うち07年には150万平方メートル(最大2万5000戸、総居住者40万人)の建設を行った。08年7月1日時点における同社の開発用地は1990万平方メートルである。
11.極東電気通信会社(ESPK)、フィッチが格付けを「BB-」に引き上げ
格付け会社フィッチ・レーティングスは、極東電気通信会社の長期発行体デフォルト格付けを、「B+」から「BB-」に引き上げた。格付け見通しは「安定的」。外貨建て短期発行体デフォルト格付けは「B」で確認。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は230円程度。17日終値前日比+1.11%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は206円程度。17日終値前日比-0.84%。
《会社概要》
極東電気通信会社はロシア大手通信会社。極東地域を中心に通信サービスを提供。7つの地域間通信会社のうちの1社。同地域における市場シェアが大きく、固定電話通信、携帯電話通信、インターネット等のサービスを提供している。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。
12.ヴォルガテレコム(NNSI)、ズベルバンク(SBER)から60億ルーブル借入
ヴォルガテレコムはズベルバンクより60億ルーブルの借入を行う。ロットは全部で6つ、最初の4ロットの金利は最低12.75%、残りの2つは13.25%。
なお、同社株式の売買単位は1株で、最低売買金額は220円程度。17日終値前日比-0.48%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は156円程度。17日終値前日比-0.40%。
《会社概要》
ヴォルガテレコムはロシア大手通信会社。沿ヴォルガ管区を中心に通信サービスを提供。7つの地域間通信会社の内、1社。10の地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。固定国内・国際電話通信、携帯電話通信、インターネット、ケーブルテレビ・ラジオ等のサービスを提供している。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。
13.UTエアー航空(TMAT)、09年10月飛行距離は約50%増
UTエアー航空は2009年10月実績を発表、搭乗者数は前年同月比34.2%増の33万100人となった。1-10月期の搭乗者数は288万6629人となり、前年同期実績を2.8%上回った。
飛行距離は10月単月で前年同月を47%上回る5億4124万6000キロメートル。搭乗率は71.6%で、前年同月を1.5ポイント上回った。
10ヶ月の貨物取扱量は7798トン、郵便取扱量は1573トン、飛行時間は11万8583時間。
ヘリコプター部門では、貨物取扱量は6.3%増の4万8613トン、飛行時間は6万4847時間。
年間事業計画では、航空、ヘリコプターの両部門の飛行時間は23万8400時間、乗客数は約400万人とされている。ヘリコプターはロシア及び世界10カ国で事業展開を行っている。
なお、同社株式の売買単位は100株で、最低売買金額は3081円程度。17日終値前日比-0.05%。
《会社概要》
UTエアー航空はロシア大手民間航空会社。主要事業は国内外における旅客・貨物の輸送である。ヘリコプター事業ではロシア最大手であり、石油ガス関連企業にサービスを行う。
14.コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ(CMST)、09年1-9月期純利益は6950万ドル
コムスター・ユナイテッド・テレシステムズは米国会計基準に基づく2009年1-9月期と第3四半期の連結決算を発表、第3四半期売上高は3億7510万ドル。ルーブルベースでは前年同期を15%上回った。前期比ではほぼ同水準だった。修正OIBDAは前年同期比では13%、前期比では4%の増加を示した。OIBDA収益率は43%。
コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ単体純利益は2690万ドル。第3四半期末時点の現金・現金等価物及び短期投資は前期比46%減の2億9330万ドル。営業キャッシュフローは1億1780万ドル(前期比では12%の増加)。
モスクワにおける加入者一人あたりのブロードバンドインターネット接続の月間売上高(ARPU)は14%増加し、319ルーブルとなった。9月30日時点のブロードバンド接続サービス加入者数は前年同期比で32%、前期比で3%の伸びを示し、120万人となった。
1-9月期連結売上高は10億7310万ドル、ルーブルベースでは前年同期を15%上回った。修正OIBDAは前年同期比14%増の4億3980万ドル、OIBDA収益率は41%。
コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ単体純利益は6950万ドル。営業キャッシュフローは3億1920万ドル(ルーブルベースでは前年同期比2%の増加)。
フリーキャッシュフローは2億2600万ドルで、ルーブルベースでは前年同期から64%増加した。
《会社概要》
コムスター・ユナイテッド・テレシステムズはロシア大手通信会社。主要事業は固定通信及びインターネットのブロードバンドサービスの提供である。モスクワ・シティ・テレフォン(MGTS)とComstar Directを傘下に事業を展開。主要株主は持株会社システマ(AFKS)である。国内以外に、ウクライナとアルメニアの通信市場に進出。
2009_11_18 O