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2月9日(火)のロシアニュース

2010年2月9日ロシアニュース

1.マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、09年中東への金属製品供給量が18%増加

マグニトゴルスク製鉄の2009年、中東向け金属製品供給量は166万1000トンと、前年実績の141万3000トンを18%上回った。全供給量に占める中東の割合は2008年の38%から、2009年には43%まで拡大した。

アジア・極東向けは全輸出の35%を占めたほか、欧州向けが11%、アフリカ向けが6%となった。さらに、北米が1%、中南米が3.6%となった。全輸出量は386万1000トン。

2009年、国内供給分は全供給量の56%を占めた。同社経営陣は依然として国内市場を戦略的優先市場と考えている。

同社は、ロシア経済が危機を克服するにともない、鉄鋼需要が大幅に増加し、国内金属製品メーカーにとっては好機が到来すると見ている。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は8574円程度。8日終値前日比-1.20%。

《会社概要》
マグニトゴルスク製鉄はロシア最大手鉄鋼会社。鉄鉱石の処理から鉄鋼関連製品の加工まで、全生産工程を手掛ける。製品は国内販売以外に輸出もされる。グループは60社より構成。

 

2.TMK(TRMK)、8616万6000株発行で増資

TMK取締役会は、新株発行による公募増資を決定、8616万6871株(額面10ルーブル)を発行する。発行価格は1株あたり133ルーブル。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は408円程度。8日終値前日比-1.46%。

《会社概要》
TMKはロシア最大手管生産会社。世界管生産最大手3社に入る。各経済分野で使用される全企画管製品を生産。60ヶ国に製品を輸出。グループ傘下にはVolzhsky Pipe Plant, Seversky Tube Works, Sinarsky Pipe Plant, Taganrog Metallurgical Works, Orsky Machine Building Plant and Truboplast coating company、ルーマニアのTMK-ARTROM pipe plantとTMK-Resitaが入る。

 

3.ロスネフチ(ROSN)、09年炭化水素埋蔵量は2.5%増加

ロスネフチの炭化水素の確認埋蔵量(PRMS)は、2009年12月31日時点で228億5800万バレル(石油換算)となった。うち、石油は180億5800万バレル(24億8300万トン)、ガスは28兆8010億立方フィート(8160億立方メートル)。

確認埋蔵量全体の増加率は2009年、2.5%のプラス、石油は2.1%、ガスは4%増加した。炭化水素の可採年数は26年で、石油は23年、ガスは66年となった。

12月31日時点の炭化水素推定埋蔵量は石油換算で140億6500万バレル、予想埋蔵量は石油換算で110億6900万バレルとなった。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は682円程度。8日終値前日比-2.84%。

《会社概要》
ロスネフチは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。現在、ロシア国内、カザフスタン、アルジェリアなどにおいて10以上のプロジェクトが進行中。300以上の産地において開発を実施している。ロシア国内最大級の確認埋蔵量を誇る。主要株主はロシア連邦である。

 

4.ガスプロム(GAZP)、スリランカの大陸棚開発に参加か

ガスプロムのミレルCEOは2月8日、モスクワ本社でスリランカのラジャパクサ大統領と実務会談を行い、スリランカの大陸棚に眠っている炭化水素の開発にガスプロムが参加する可能性なども含め、石油ガス分野における協力関係について話し合った。

スリランカのエネルギーセクターの内訳は、最終消費者ベースでバイオマス(48.02%)、輸入石油(44.38%)となっているほか、国の中央部に所在する水力発電所(7.56%)、代替エネルギー(0.04%)となっている。

スリランカでは、燃料・エネルギー部門を統括するのはエネルギー省と国営のセイロン・エレクトリシティー・ボード(CEB)。スリランカ政府のデータによると、同国は自国にエネルギー資源が埋蔵しており、現在、国の北西沿岸部分のマンナル堆積盆に8つの石油ガス区画が指定されている。


なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は550円程度。8日終値前日比-3.73%。

《会社概要》
ガスプロムは世界最大手ガス会社。主要事業はガス及び石油の探査・生産・精製・保管・輸送・販売である。世界ガス埋蔵量の約17%、国内ガス埋蔵量の60%を保有。ガス埋蔵量は約29.85兆M3と推測。世界の20%、ロシア産ガスの80%を生産。15万6900キロメートルに及ぶ世界最長のガス輸送システムを保有。主要株主はロシア連邦。

 

5.ルクオイル(LKOH)、ウガンダの石油採掘に意欲

ルクオイルの代表団(団長:サポジニコフ・事業発展担当副社長)が先週ウガンダを訪問、ムセベニ大統領と会談を行った。この中で、ルクオイル側は、ウガンダにおける炭化水素鉱床開発への関心を示した。ウガンダの大統領府の情報としてマスコミが報道したところによると、ルクオイルはウガンダにおける石油採掘、石油精製のほか、地元での優れた人材の育成に関心を示した。

ウガンダは2010年、アルベルト湖周辺の5つの鉱床を入札にかける計画。 ルクオイルはこの地域の開発に関心を示しているが、具体的な条件はまだ提示していない。

アルベルト湖周辺の開発には、エクソンモービルとトタルも名乗りを上げている。現在、ウガンダではヘリテッジ・オイルとトゥロウ・オイルが事業を行っている。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は4967円程度。8日終値前日比-2.06%。

《会社概要》
 ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。

 

6.ズベルバンク(SBER)、劣後ローン10億ドルを前倒し返済

2010年2月11日、ズベルバンクは2005年2月9日にUBSルクセンブルグから借り入れた劣後ローン10億ドルを前倒し返済する意向を伝えた。


なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は249円程度。8日終値前日比-4.55%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は207円程度。8日終値前日比-3.29%。

《会社概要》
ズベルバンクはロシア最大手銀行。銀行業務全般に関するサービスを提供。個人顧客部門におけるリーダー的地位を保持。総預金残高の約半分は個人による資金。ロシア最大級の支店網を保有する。支店総数は20,000店。個人及び法人向け貸付が主要収入源である。主要株主はロシア連邦中央銀行であり、株式の約60%を保有。

7.第1地域電力(TGKA)、09年売上高は383億6300万ルーブルを予想

第1地域電力の2009年売上高は383億6300万ルーブルとなる予想(計画では359億700万ルーブル)。

発電量は267億キロワット時と、計画を4.4%上回った。有効熱エネルギー供給量は2360万ギガカロリーと、計画を2.1%上回った。

2009年にはヴォルホフスカヤ水力発電所とスベトゴルスカヤ水力発電所で新規水力発電装置が稼動を開始したほか、ヴィボルグ、ヴァシレオストロフスカヤの両火力発電所では新タービンが稼動を開始した。

なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は57円程度。8日終値前日比+0.59%。

《会社概要》
第1地域電力はロシア大手電力会社。ロシア統一電力システムの再編に伴い、設立された企業。主要事業はサンクト・ペテルブルク、レニングラード州、カレリア共和国、ムルマンスク州を中心とする電力の供給である。総設備容量は6.278ギガワット、熱容量14,735ギガカロリー/時。水力発電の割合は46%を占める。フィンランドとノルウェーに電力供給を行う。


8.モバイル・テレシステムズ(MTSS)、借入を前倒し返済へ

モバイル・テレシステムズは、3億6000万ドルと2億3800万ユーロの借入を2010年2月24日までに返済する意向を債権者に伝えた。借入は2009年5月から7月にかけて、3年で調達されていた。

同社は元本と借入期間に対する利子を返済する。金利はKIBOR+6.5%。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は710円程度。8日終値前日比-0.38%。

《会社概要》
モバイル・テレシステムズはロシア・CIS諸国最大手携帯通信会社。主にGSM規格で携帯通信サービスを提供。ロシアのほぼ全地域において事業を展開。その他、国内48地域において固定通信サービスを提供することが出来るライセンスを取得。合計8500万人に携帯・通信サービスを提供。主要株主は持株会社システマであり、50%以上の株式を保有。


9.システマ(AFKS)、ムーディーズが格付けを「Ba3」に引き上げ

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、システマのコーポレート・ファミリー格付けおよび無担保シニア格付けを「Ba3」に引き上げた。引き上げ前の格付けはそれぞれ「B1」と「B2」だった。格付け見通しは「安定的」。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は7620円程度。8日終値前日比-1.99%。

《会社概要》
システマはロシア・CIS諸国中、最大手持株会社。多くの分野で事業を展開している企業を保有・運営。CIS諸国、東西ヨーロッパにおいて総計8000万人に対し多分野にわたるサービスを提供。主要業務は通信・ハイテク・不動産・銀行・マスメディア・小売。主要な傘下のグループ企業は以下の企業である。通信:モバイル・テレシステムズ(MTSS);コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ(CMST);ハイテク:SITRONICS;マスメディア:Sistema Mass Media;銀行:The Moscow Bank for Reconstruction and Development;不動産:システマ・ハルス(HALS)

 

10.VSMPOアヴィスマ(VSMO)、中国と航空機2モデルの生産プロジェクト開始

VSMPOアヴィスマは中国と、大型ジェット旅客機C919とリージョナル型ジェットARJ-21旅客機生産の設計で協力を開始した。

中国側は独自に開発を行う一方、エアバス、ボーイング、エンブラエル社向けにも製品を納入。VSMPOアヴィスマは中国にチタン半製品を納入している。

同社では、エンジン生産を含めた航空機全体に対する中国のチタン製品需要は、合計1500トンにのぼると見ている。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は8163円程度。8日終値前日比+4.69%。

《会社概要》
VSMPOアヴィスマはロシア大手鉄鋼会社。チタンの生産は世界最大手。その他、アルミ合金、高度フェロチタン、ステンレス、スチール等の半製品を製造。世界の航空宇宙大手企業に製品を供給。主要生産地はスヴェルドロフスク州とペルミ地方である。

 

2010_02_09 O

 



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