2010年2月16日ロシアニュース
1.マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、2010年金属製品生産量は1120万トン以上
マグニトゴルスク製鉄の2010年における金属製品生産量は、最低1120万トンの予定である。従業員一人あたりの生産量は53.7トンとなる見込み。
なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は9011円程度。15日終値前日比+0.02%。
《会社概要》
マグニトゴルスク製鉄はロシア最大手鉄鋼会社。鉄鉱石の処理から鉄鋼関連製品の加工まで、全生産工程を手掛ける。製品は国内販売以外に輸出もされる。グループは60社より構成。
2.セヴェルスタリ(CHMF)、産金大手株式15.71%を取得
セヴェルスタリは子会社ブルーコーン社を通じて、ノルウェーの産金大手クリューゴールド社普通株式の15.71%(3億3596万1241株)を取得した。取得価格は1株あたり0.90ノルウェークローネ(0.16カナダドル)。
これにより、セヴェルスタリの株式保有率は19.79%(4億2320万1241株)に引き上げられた。
クリューゴールド社はイギリス籍で、2009年の金採掘量は17万9030トロイオンス。ギニアのレファ金山で採掘を行っている。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は1046円程度。15日終値前日比+5.14%。
《会社概要》
セヴェルスタリはロシア大手鉄鋼会社。主要事業は鉄鋼・鋼管・くず鉄・化学製品の生産・販売。主要工場はヴォログダ州に位置している。主要子会社は米Severstal North Americaと伊Lucchiniである。
3.VSMPOアヴィスマ(VSMO)、15年までに年間スポンジチタン生産量を4万4000トンに引き上げ
VSMPOアヴィスマは各種チタン製品の生産量を15~17%引き上げる計画。スポンジチタンは2015年までに年間生産量を4万4000トンに引き上げたい考えだ。同社が2009年第4四半期報告書で明らかにした。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は9487円程度。15日終値前日比+8.53%。
《会社概要》
VSMPOアヴィスマはロシア大手鉄鋼会社。チタンの生産は世界最大手。その他、アルミ合金、高度フェロチタン、ステンレス、スチール等の半製品を製造。世界の航空宇宙大手企業に製品を供給。主要生産地はスヴェルドロフスク州とペルミ地方である。
4.タトネフチ(TATN)、随伴ガス利用計画に8億ルーブル
タトネフチは2010年、油随伴ガス精製を行う既存施設の再建・拡大や入れ替え、新たな石油随伴ガス集積施設の建設などの石油随伴ガス利用計画に8億ルーブルを投じる計画。
2008年と2009年にはこの計画にすでに3億8000万ルーブルを投じている。現在同社では、年間7億3840万立方メートル(全ガス採掘量の約94%)の石油随伴ガスの有効利用を行っている。2009年から2013年までの計画では、石油随伴ガス利用の割合を98%まで高めたい考え。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は439円程度。15日終値前日比-0.02%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は221円程度。15日終値前日比-0.69%。
《会社概要》
タトネフチはロシア大手石油会社。タタールスタン共和国に位置。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。ロシア国内第6位の石油会社であり、国内生産量の5.24%を占める。国内石油総輸出の5%を占める。主要株主はタタールスタン共和国。
5.バルチカ・ビール(PKBA)、フィンランドで黒ビールを発売
バルチカ・ビールはフィンランドのアルコール飲料大手セルヴァアリ社と製品供給契約を締結した。バルチカ6番(0.5リットル)はフィンランドではプレミアムクラスに位置づけられており、販売価格は約3ユーロ。
バルチカ・ビールの製品は345店舗を有する国営アルコ社が主に取り扱う。フィンランドでは、アルコール度数4.7%以上の飲料を小売販売できるのはアルコ店舗のみとする規定がある。
バルチカ・ビールは2005年から2007年までの間、同社同様カールスバーグ社参加のシネブリショフAB社と独占契約を結び、フィンランドに製品供給を行っていた。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は3108円程度。15日終値前日比-0.99%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は3172円程度。15日終値前日比+0.02%。
《会社概要》
バルチカ・ビールはロシア最大手ビール製造会社。ロシアビール市場の約37%を占める、ヨーロッパビール製造市場における有数の企業である。10のビール製造工場を保有。主要商標:Baltika、Tuborg、Carlsberg、FOSTER'S、Nevskoe、Arsenalnoe,Yarpivo、Don等。1993年より主要株主はCarlsberg Groupが保有するBaltic Beverages Holdingである。
6.ズベルバンク(SBER)、個人預金シェアが49.4%に低下
ACBの調査によると、2009年、国内トップ30行の個人預金は79.1%から79.3%に微増。VTB(外貿銀行)(VTBR)、アルファバンク、プロムスビャジバンク、ロシア農業銀行など大手の追い上げが激しく、ズベルバンクのシェアは51.8%から49.4%に減少した。危機後、預金者は預金に関して、有名大手銀行から連想される安定性を求めるようになったためとされる。
銀行業界の個人預金全体に占める大手20行の割合は64%となった。14%以上の高金利を設定している銀行もあったが、個人預金の拡大には知名度や支店数の多さ、規模などが影響した。
2009年最も預金増加幅が大きかったのは多数の支店を持つ銀行で40.8%、100%外資の銀行は39.6%の伸びを示したほか、モスクワ地域の銀行は34.4%の伸びを示した。個人預金の伸びがもっとも小さかったのは地方銀行で、24.4%だった。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は252円程度。15日終値前日比+0.34%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は202円程度。15日終値前日比+0.52%。
《会社概要》
ズベルバンクはロシア最大手銀行。銀行業務全般に関するサービスを提供。個人顧客部門におけるリーダー的地位を保持。総預金残高の約半分は個人による資金。ロシア最大級の支店網を保有する。支店総数は20,000店。個人及び法人向け貸付が主要収入源である。主要株主はロシア連邦中央銀行であり、株式の約60%を保有。
7.ズベルバンク(SBER)、1月の純利益は3.3倍増の117億ルーブル
ズベルバンクは2010年1月、純利益が前年同月の35億ルーブルから3.3倍の117億ルーブルに拡大した(ロシア会計基準)。税引き前利益は2.3倍の121億ルーブル(前年同月は53億ルーブル)。
営業収入(貸倒引当金繰入前)は37.8%減。純金利収入は9.9%増加したほか、純手数料収入は7.9%増加した。貸倒引当金繰入額は前年同月の534億ルーブルに対して200億ルーブルとなった。貸倒引当金繰入後の営業収入は45.6%増、営業経費は3.5%増加した。
資産は手元現金の減少により1.7%減少し、6兆9890億ルーブルとなった。
企業向け貸出額は0.4%減の4兆2310億ルーブル、個人向け貸出額は1.5%減の1兆1520億ルーブルとなった。
個人預金残高は去年12月に6.5%と大幅に増加したものの、1月には1.1%減少し、3兆7350億ルーブルとなった。季節要因から法人預金残高も7.8%減少、1兆5900億ルーブルとなった。
中央銀行の計算方法による自己資本は1兆3230億ルーブル。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は252円程度。15日終値前日比+0.34%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は202円程度。15日終値前日比+0.52%。
《会社概要》
ズベルバンクはロシア最大手銀行。銀行業務全般に関するサービスを提供。個人顧客部門におけるリーダー的地位を保持。総預金残高の約半分は個人による資金。ロシア最大級の支店網を保有する。支店総数は20,000店。個人及び法人向け貸付が主要収入源である。主要株主はロシア連邦中央銀行であり、株式の約60%を保有。
8.ガスプロム(GAZP)、今年は5193億立方メートルのガス採掘を計画
ガスプロムは、2015年にかけて、6100~6150億立方メートル、2020年にかけては6500~6700億立方メートル(ロシア東部採掘分を含む)のガス採掘を計画している。2009年第4四半期報告書の中で明らかにした。
世界金融経済危機による鉱工業生産の低下で国内外のガス需要が低下したことに関連し、同社は2010年、5193億立方メートルのガス採掘を計画している。
必要なガス量を中期的に確保するため、新規及び既存のガス鉱床の開発を行っていく構え。
石油事業も戦略的に成長させる計画であり、2020年までには年間採掘量を1億トン、精製量を7000万トンに引き上げたい考え。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は517円程度。15日終値前日比+1.03%。
《会社概要》
ガスプロムは世界最大手ガス会社。主要事業はガス及び石油の探査・生産・精製・保管・輸送・販売である。世界ガス埋蔵量の約17%、国内ガス埋蔵量の60%を保有。ガス埋蔵量は約29.85兆M3と推測。世界の20%、ロシア産ガスの80%を生産。15万6900キロメートルに及ぶ世界最長のガス輸送システムを保有。主要株主はロシア連邦。
9.ルクオイル(LKOH)、09年純利益は70億ドルに減少
ルクオイルのアレクペロフ社長は、テレビチャンネル「ロシアン・トゥデー」のインタビューに答え、同社の2009年純利益(米国会計基準)が2008年の91億4400万ドルから70億ドルに縮小したと発言した。同氏は2009年業績に関して、満足のいくものであるとの考えを示し、2010年はさらによくなるだろうとの見通しを示した。
2009年1~9月期純利益は52億8500万ドルで、うち第3四半期分は20億5600万ドルだった。
1~9月期、EBITDAは102億3700万ドル、販売売上高は568億200万ドルだった。フリーキャッシュフローは14億4200万ドルで、うち12億9700万ドルは第3四半期分(第2四半期は8400万ドル)だった。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は4858円程度。15日終値前日比+1.90%。
《会社概要》
ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。
10.ガスプロム・ネフチ(SIBN)、今年の国内石油採掘量は3%増の4860万トンを計画
ガスプロム・ネフチは2009年、4788万1800トンの石油を採掘した(+3.5%)。自社採掘量は2991万2700トンで、前年実績を2.7%下回った。採掘量は通年で、事業計画を100万トン強上回った。
2010年の事業計画案においては、ロシア国内で前年実績比3%増となる4860万トンの石油採掘が計画されている。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は431円程度。15日終値前日比+0.57%。
《会社概要》
ガスプロム・ネフチはロシア大手垂直統合型石油会社。2006年までの旧名はシブネフチ。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内生産量の6%占める。ロシアの主要石油産地において事業を展開。石油精製工場はモスクワ・オムスク・ヤロスラヴリ州に位置。石油・石油製品の幅広い販売網を持つ。
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