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【企業ニュース】3月5日(金)のロシアニュース

2010年3月5日ロシアニュース

1.マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、2010年はベロンに47億ルーブル投資

マグニトゴルスク製鉄は2010年、ベロン(BLNG)に対して47億ルーブルの投資を行う。ベロンの生産計画では年間821億トンの石炭を採掘する計画で、うち511万トンは原料炭となっている(2009年は344万8000トンを採掘)。ベロンのバフエチエフ社長によると、同社はマグニトゴルスク製鉄への供給を行うため、輸出を完全に取りやめる。

マグニトゴルスク製鉄は2008年3月、ベロン株式の82.6%を保有するオナルベイ・エンタープライズ社株式の50%を取得、2009年10月には保有比率を100%に引き上げた。
  
なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は9412円程度。4日終値前日比+0.21%。

《会社概要》
マグニトゴルスク製鉄はロシア最大手鉄鋼会社。鉄鉱石の処理から鉄鋼関連製品の加工まで、全生産工程を手掛ける。製品は国内販売以外に輸出もされる。グループは60社より構成。

 

2.メチェル(MTLR)、09年純利益は82%減の850万ルーブル

メチェルの2009年純利益は前年比82.29%減の851万7203ルーブルとなった(ロシア会計基準)。第4四半期純利益は37.21%の増加を示した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2247円程度。4日終値前日比-0.16%。

《会社概要》
メチェルはロシア大手採鉱・冶金会社。主要事業は採鉱部門及び冶金部門に分かれる。採鉱部門は主に石炭、鉄鉱石、ニッケル、鋼材の生産・販売を実施。コークス生産ではロシア第1位であり、市場の21%を占める。世界では第4位のコークス生産会社。冶金部門は、形鋼、炭素鋼、板鋼等の製造・販売を実施。特殊鋼及び合金の製造ではロシア最大であり、市場の39%を占める。

 

3.システマ(AFKS)、スマート社株32%の権利を主張

システマはスマート社株32%に対する権利を主張した。

システマは対外経済銀行に対し、同行に預託されているスマート社に対する権利を保有しているとする旨の書簡を送付した。

報道によると、システマ側は2008年に、シグマキャピタルパートナーズからスマート社株を取得したとする個人グループからスマート社株に対する権利を買い取ったと主張している。現在、シグマ社を保有しているのはレオニード・マエフスキー氏。スマート社の大株主ゲンナジー・キリュシヌイ氏と5年にわたる係争に終止符が打たれ、現在はスヴャジインベストへのスマート社売却交渉が行われている。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は8567円程度。4日終値前日比+0.48%。

《会社概要》
システマはロシア・CIS諸国中、最大手持株会社。多くの分野で事業を展開している企業を保有・運営。CIS諸国、東西ヨーロッパにおいて総計8000万人に対し多分野にわたるサービスを提供。主要業務は通信・ハイテク・不動産・銀行・マスメディア・小売。主要な傘下のグループ企業は以下の企業である。通信:モバイル・テレシステムズ(MTSS);コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ(CMST);ハイテク:SITRONICS;マスメディア:Sistema Mass Media;銀行:The Moscow Bank for Reconstruction and Development;不動産:システマ・ハルス(HALS)

 

4.アフトワズ(AVAZ)、2012年に自社プラットフォームで新車生産

アフトワズのコマロフ社長は、2011年末までに、自社プラットフォームで新車生産を計画していると語った。

2020年までに自動車生産能力を3倍増の100万台に引き上げたい考えで、計画台数の70%はラダ車種となる見込み。スケジュールでは自社プラットフォームでの生産は2011年末までに始まる計画だ。2012年にはB0プラットフォームでラダ車種が生産される。2012年から2013年にかけては自社プラットフォームでルノーと日産車種の生産も開始する計画。

経営陣は近日中に株主と政府委員会に向けて、2020年までの戦略計画を提示する見通し。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4841円程度。4日終値前日比+1.82%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は1034円程度。4日終値前日比+2.39%。

《会社概要》
アフトワズはロシア大手自動車生産会社。主に軽自動車を生産。以前は、VAZ商標のもとで「ジグリ」、「ニヴァ」、「オカ」車種の製造に従事。現在は、LADA商標のもとで自動車の製造を行っている。同時に、旧車種用を含めた部品の生産を実施。ロシア国内以外に、CIS諸国、エジプト、シリア、ギリシャ、ウルグアイに自動車・部品を輸出している。

 

5.南テレコム(KUBN)、代表取締役が株式4.34%を取得

南テレコムのユルチェンコ代表取締役は、自社株4.34%(資本金の3.483%)を取得した。これまで同氏は、自社株を保有していなかった。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は1256円程度。4日終値前日比ー0.70%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は1036円程度。4日終値前日比-1.55%。

《会社概要》
南テレコムはロシア大手通信会社。南部地域を中心に通信サービスを提供。7つの地域間通信会社のうちの1社。9つの地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。本部はクラスノダル市。固定国内・国際電話通信、携帯電話通信、インターネット、ケーブルテレビ等のサービスを提供している。

 

6.ソレース(SVAV)、スヴャジ銀行から1億5000万ドル借入

ソレース傘下のソレース極東は、スヴャジ銀行より1億5000万ドル(中央銀行のルーブルレートによる)を調達した。期間は2015年まで。

資金は韓国の双龍自動車の四輪駆動車、日本のいすゞ自動車のトラック、フィアットのドゥカートをベースにした特別車(極東連邦管区のインフラ用の路線タクシー、救急車、スクールバス)など、幅広い車種を生産するための組立工場で使用する自動車部品の調達に振り向けられる。新工場ではワズの四輪駆動も組み立てられる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は1716円程度。4日終値前日比+3.16%。

《会社概要》
ソレースはロシア大手自動車生産会社。持株会社であり、ワズ(UAZA)、Zavolzhsky motor plant、ZMAの株式を保有。主に乗用車、オフロード車、トラック、バス等を製造。韓国のSsangYong、イタリアのFiat、日本のISUZUと共同で生産を行っている。

 

7.モスクワ銀行(MMBM)、2010年個人向け貸出を15%拡大計画

モスクワ銀行は2010年、個人向け貸出を15%拡大し、870~880億ルーブルとする計画。ラプコ副総裁がインターネット会議で表明した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は3062円程度。4日終値前日比+0.001%。

《会社概要》
モスクワ銀行はロシア民間大手銀行。法人・個人顧客に全銀行サービスを提供。主要顧客はロシア大手企業。全国で56支店、多数のATMを保有。2007年、ロシアの資産額上位銀行30行中第5位。880万人の個人、10万5000の法人顧客にサービスを提供。

 

8.VTB(外貿銀行)(VTBR)、2010年1~2月期純利益は21.4%増の123億ルーブル

VTB(外貿銀行)は2010年2月期、本業が好調に推移し、純利益が70億4000万ルーブル超となった。1~2月期純利益は前年同期比21.4%増の132億200万ルーブルとなった。

2010年3月1日時点の資産は2兆4440億ルーブル。2月1日時点は2兆5900億ルーブル、1月1日時点は2兆6730億ルーブルだった。

企業向け貸出金額は1兆4080億ルーブルだった。2月1日時点は1兆4450億ルーブル、1月1日時点は1兆4310億ルーブルだった。法人顧客預金残高は8750億ルーブル(2月1日時点は9810億ルーブル)だった。

なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は242円程度。4日終値前日比-0.13%。

《会社概要》
VTB(外貿銀行)はロシア大手銀行。国内銀行部門のリーダーであり、長い歴史を誇る。ロシア大手企業向けにサービスを提供。子会社のVTB24は個人顧客を専門とする。外国貿易に関する決済サービスが充実。主要株主はロシア政府であり、株式の77%を保有。

 

9.ロステレコム(RTKM)、第3回WiMAXライセンス入札で全て落札

ロシア通信監督局は3月4日、移動ワイヤレス接続ネットワークサービス(2300-2400メガヘルツ)ライセンスの入札を行い、ロステレコムが全ての地域でライセンスを落札した。

今回の入札は、クルガン州、マリエル共和国、バシトルコスタン、モルドヴィヤ、ウドムルト共和国、チュヴァシ共和国、キーロフ州、ペンザ州、ウリヤノフスク州の9つの構成体を対象に行われた。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は455円程度。4日終値前日比+0.39%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は226円程度。4日終値前日比-0.98%。

《会社概要》
ロステレコムはロシア最大手固定通信会社。主要事業はエンド・ユーサーへの国内・国際電話サービス及び行政機関、テレビ・ラジオ放送局、インターネットプロバイダーへの通信サービスの提供である。国外では、72カ国100社以上の通信会社と直結した国際通信を有し、30以上の国際ケーブルシステムに加入。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

2010_03_05 L


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