2010年3月18日ロシアニュース
1.TMK(TRMK)、ルクオイル(LKOH)に製品供給
TMKは、 ルクオイルに対し、カスピ海のユーリー・コルチャギナ鉱床用にプレミアムクラスのケーシングパイプを納入する。製品は今年6月から7月にかけて納品される。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は464円程度。17日終値前日比+2.75%。
《会社概要》
TMKはロシア最大手管生産会社。世界管生産最大手3社に入る。各経済分野で使用される全企画管製品を生産。60ヶ国に製品を輸出。グループ傘下にはVolzhsky Pipe Plant, Seversky Tube Works, Sinarsky Pipe Plant, Taganrog Metallurgical Works, Orsky Machine Building Plant and Truboplast coating company、ルーマニアのTMK-ARTROM pipe plantとTMK-Resitaが入る。
2.ウラルカリー化学(URKA)、国内農家向けカリウム供給価格の上限を7%引き下げ
ウラルカリー化学は国内農家向け塩化カリウム価格(春シーズン)の引き下げを決定した。国内農業支援のために実施するもので、1トンあたりの上限価格を4250ルーブルとする。
ウラルカリー化学は2009年12月、同社が創立メンバーとなっているロシア肥料生産者協会及びロシア農業連合との合意に基づき、2010年上半期の国内農家向け塩化カリウムの1トンあたりの上限価格を4550ルーブル(FCA、梱包材別)とする旨を通知した。2010年7月1日からは7%減となる。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は340円程度。17日終値前日比+0.46%。
《会社概要》
ウラルカリー化学はロシア大手無機肥料製造会社。主要事業はカリウム肥料の製造・販売。サンクト・ペテルブルグとペルミ地方を中心に製造活動を展開。幅広い販売網を持つ。共同で設立したBelarusian Potash Company(ベラルーシ)は輸出業務を担当。主要輸出先は中国、ブラジル、東南アジア諸国、インドである。
3.セヴェルスタリ(CHMF)、ルッキーニ社を8月までに約7億7000万ユーロで売却
セヴェルスタリはルッキーニ社の売却を8月にも完了したい考え。独立系調査機関のDetwire社は、売却にはルッキーニ社の8億ユーロの負債が障害となるとしている。
Debtwireのデータによると、戦略的投資家への売却額は7億7000万ユーロとなる見通し。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は1204円程度。17日終値前日比+2.24%。
《会社概要》
セヴェルスタリはロシア大手鉄鋼会社。主要事業は鉄鋼・鋼管・くず鉄・化学製品の生産・販売。主要工場はヴォログダ州に位置している。主要子会社は米Severstal North Americaと伊Lucchiniである。
4.ルクオイル(LKOH)、株価下支えのための自社株買いはせず
ルクオイルのアレクペロフ社長は、時価総額減少に歯止めをかけるための市場での自社株買いは行わないとの考えを示した。ロイター通信が報じた。
ルクオイルは危機時に株価の下支えのため市場で買戻しを行ったが、同氏は、現在はその意向はないこと語った。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は5303円程度。17日終値前日比+3.36%。
《会社概要》
ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。
5.ルクオイル(LKOH)、コノコフィリップスが今後3年間で持分比率を半分に
ルクオイル株式の20%を保有する米石油大手コノコフィリップスは、今後3年間で持分比率を半分程度に引き下げる意向。ロイター通信が報じた。
報道によると、コノコフィリップスは3月24日、 ルクオイル株式10%の売却を発表するとされる。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は5303円程度。17日終値前日比+3.36%。
《会社概要》
ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。
6.ノヴァテク(NVTK)、09年の好業績を背景に配当金増額か
ノヴァテクは2009年、純利益が前年比で13.7%拡大したため、増配を検討できるとした。ミヘルソン社長が電話会談で発表した。近々、取締役会が配当金額に関して検討を行う見通し。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は602円程度。17日終値前日比+0.66%。
《会社概要》
ノヴァテクはロシア大手民間天然ガス会社。ガスプロムにつぐロシア第2位。主要事業はガス・石油の探査・生産・加工・販売である。2007年末時点、ガス(石油換算)の確認埋蔵量は46億7800万バレル。主要産地はロシアのヤマロ・ネネツ自治管区である。
7.メチェル(MTLR)、社長が担保株式19%を回収
メチェルの筆頭株主ジュジン社長は、担保として供していた株式19%を回収した。マスコミ報道が伝えた。
米国証券取引委員会(SEC)に提出されたデータによると、ジュジン社長はメチェル株式の66.76%を保有している。同社傘下の一連のオフショア会社が約23%を担保に出していた。
メチェルは同社株式の約43.5%が担保となっていることを2009年8月に発表した。担保権者はライフアイゼンセントラルバンク・オーストリア、VTB(外貿銀行)、ウラルシブ。
なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2414円程度。17日終値前日比+3.75%。
《会社概要》
メチェルはロシア大手採鉱・冶金会社。主要事業は採鉱部門及び冶金部門に分かれる。採鉱部門は主に石炭、鉄鉱石、ニッケル、鋼材の生産・販売を実施。コークス生産ではロシア第1位であり、市場の21%を占める。世界では第4位のコークス生産会社。冶金部門は、形鋼、炭素鋼、板鋼等の製造・販売を実施。特殊鋼及び合金の製造ではロシア最大であり、市場の39%を占める。
2010_03_18 O