ロシア企業ニュース: 2007年12月
12月29日(土)付ロシア企業ニュース
ノヴァテク(NVTK)、株主構造の変更を発表
ノヴァテクは本日、株主であるSWGI Growth Fund Ltd(キプロス)より、保有普通株1億7185万4919株(定款資本の5.6599%)の譲渡による売却取引完了の通知を受けた。
一方、Bluebird Securities S.A.(ルクセンブルグ登記)は、ドイツ銀行ロンドン支店がアドバイザーを務めた取引で、ノヴァテクの1億7185万4919株を購入したことにつき、プレスリリースで発表した。
第6卸売電力(OGKF)、追加発行株の募集・売出しを完了
第6卸売電力が公募形式による追加発行株の募集・売出しを完了した。実際の募集・売出し株数は55億3149万7444株、追加発行株総数の46.68%に相当。このうち、CJSC Gazenergoprom-Investが同46.63%に相当する55億2600万株を、3.8ルーブル/株すなわち総額209億9880万ルーブルで取得済み。
第6卸売電力株の追加発行は、2012年までに1270メガワット分の容量を増大させる同社投資計画の資金調達を目的として実施された。
ロシア統一電力システム(EESR)、買い戻した自社株を店頭取引市場で売却予定
ロシア統一電力システムが、2007年12月14日付取締役会の決定に従い、株主より買い戻した自社株を売却する。売出し数は、普通株27億9729万6335株及び優先株4億488万5193株で、全体株式の7.43%に相当。買い戻した株の売却は、店頭取引市場で投資家との売買契約締結によって実施される。この契約による売却価格は、契約締結前の直近3週間におけるMICEX取引所の加重平均価格と等しくなるが、買戻し価格を下回るものとはならない。一購入者に対する売出し数は最小1000万株。申し込みの受付及び売買契約の締結は、08年1月9日より開始される。
12月28日(金)付ロシア企業ニュース
カマズによる生産・販売総計は、トラック約5万2400台、エンジン・動力装置63100基以上となり、前年比で20%増となる見込み。2007年12月下旬の主要組立工程では計画量を大きく上回り、事業計画の期限前達成を可能とした。08年度の自動車及びエンジン生産計画は1月8日より開始される予定。
ノリリスク・ニッケル(GMKN)、仲裁裁判所がKM-Invest資産取引の禁止に関するプロホロフ氏の訴えを認める
モスクワ仲裁裁判所が、2007年12月19日にKM-Invest取締役会で採択された決定事項の無効性を求めてプロホロフ氏が起こしていた訴訟を認める決定を下した。同日の取締役会で承認されたKM-Invest資産取引は全て禁止される。
2007年12月19日のKM-Invest取締役会で、同社が保有するノリリスク・ニッケル株及びポリュス・ゴールド株の売却が承認を受けた。共同所有者であるプロホロフ氏は同取締役会で本件に反対票を投じるも、多数決で可決されていた。
ズベルバンク(SBER)、ウクライナのBank NRBを購入
ズベルバンクがCJSC Bank NRB(ウクライナ、キエフ市)の100%株を購入した。取引完了日は2007年12月27日。取引額は非公開。
VTB(外貿銀行)(VTBR)、EADSの5%株をVneshekonombankに売却
VTB(外貿銀行)が保有していたヨーロッパ大手航空宇宙企業EADSの株式5%強(約4105万6000株)が、Vneshekonombankに売却された。推定取引額は約14億5000万ドル。
ガスプロム(GAZP)、2008年投資プログラムを7101億3000万ルーブルで承認
ガスプロムの取締役会で、2008年度の投資プログラム及び財務計画、支出合理化プログラムが承認された。08年の投資総額は7101億3000万ルーブルで確定された。内訳は、設備投資4794億2000万ルーブル、長期財政投資2307億1000万ルーブル。承認済み予算によって見込まれる資金収入総額は2兆9260億ルーブル、借入返済金・支出・投資総額3兆140億ルーブル、借入れ予定額は900億ルーブル。支出合理化プログラムによる効果額は総計101億ルーブルに上る見込み。
投資計画に従い、08年には幹線ガスパイプライン及び支線1293キロメートル、ガスパイプライン及びガス地下貯蔵庫におけるコンプレッサーステーション7基総計616メガワットなどの開発が予定されている。08年設備投資総額のうち、約49%はガス輸送及び地下貯蔵事業、48%は採掘事業が占めることになる。
ガスプロム・ネフチ(SIBN)、ルクオイルと共同企業を設立
ガスプロム・ネフチとルクオイルが、石油ガス企業(有)Razvitie regionovを共同設立した。ガスプロム・ネフチのデュコフ社長とルクオイルのアレクペロフ社長が本件書類に署名を行った。
資金によって形成される同社定款資本における出資率は、ガスプロム・ネフチ51%、ルクオイル49%。経営権に関しては同等となる。
同社では様々な石油ガス事業を実施していく予定。業務内容としては、資源利用・地質調査・炭化水素採掘のための権利取得、産地開発、インフラ事業、炭化水素原料の輸送・販売が含まれる。
12月27日(木)付ロシア企業ニュース
1)ロステレコム(RTKM)、ソロドゥーヒン氏が代表取締役に
本日のロステレコム取締役会で、代表取締役にソロドゥーヒン氏を任命した。任期は翌2年間。同社広報によると、ソロドゥーヒン氏は来年1月8日から就任。今回の人事決定は、同社取締役会の人事・報酬委員会の提案を受けて、同取締役会で採択された。
OJSCロステレコムは、地域通信事業体のインフラを利用して、ロシア全地域のエンドユーザーに国際通信及び市外通信サービスを提供。従来の遠隔通信サービス以外に、自社の知的プラットフォームによる多種サービスやマルチメディア通信サービスを提供。大株主Svyazinvestが保有している普通株51%を除き、残りの普通株49%及び優先株100%が市場で流通している。同社株はロシア国内のRTS取引所やMICEX取引所だけでなく、ニューヨーク、ロンドン、フランクフルトといった欧米の取引所においても売買されている。
2)モスクワ銀行(MMBM)、同行株8.7%を頭取と副会長が分け合う
モスクワ銀行のボロディン頭取とアラルエフ副会長は、複数の会社が所有していた同行株8.7%を受け取った。この8.7%株は、ボロディン氏とアラルエフ氏の間で80:20の比率で分けられる。今後の保有率は拡大する可能性もある。
モスクワ銀行の主要株主はモスクワ政府の43.99%、また、モスクワ政府及びモスクワ銀行グループStolichnaya Strakhovaya gruppaの傘下となっているモスクワ保険会社の15.37%。現在、発行されている株数は1億3000万932株、額面価格100ルーブル。
3)タトネフチ(TATN)、2007年石油採掘量が2500万トン以上となる見込み
タトネフチが2007年全体の石油採掘量として過去14年間で最大レベルの2574万トンを計画している。現時点で、地層採掘の近代的手法適用による採掘量は、全体の45%となっている。
Tatneft-Burenieが85万1000メートルの岩石を掘削、このうち65%はタトネフチ用とする予定。また、345の新しい採掘井を開発する計画。出荷済製品の純売上は、約2000億ルーブル(前年比14%増)、帳簿利益は640億ルーブルとなる見込み。
4)薬局チェーン36.6(APTK)、LeOチェーン購入を完了
薬局チェーン36.6が、ケメロヴォ州の薬局チェーンLeOの100%購入を完了した。薬局チェーンLeOは、ケメロヴォ州で二番目に大きいネットワークで、プロコピエフスク市の市場では60%を占めている。2006年の売上は1250万ドル。薬局の総施設数は27(眼鏡サロン5店、動物薬局、クリニックを含む)。薬局施設の平均面積は118平方メートル、平均商業面積は59平方メートル。
現在、LeOチェーンの内部監査及び統合作業が実施されている。内部監査の結果、同チェーンの商標付け替え及び再編成が行われる。取引条件は非公開。
OJSC 薬局チェーン36.6は、ロシア初の美容・健康商品民間小売業者。株式はRTS取引所の「B」区分に上場・登録、MICEX取引所でも上場。2007年12月26日現在の時価総額は6億8490万ドル(RTS取引所データ)。ロシア29地域90都市において1100店の薬局を経営。
5)セヴェルスタリ(CHMF)、1月-9月の配当を2.5ルーブル/株
臨時株主総会で、今年9ヶ月間の配当支払に関する決議が採択された。配当額は2.5ルーブル/株(額面価格0.01ルーブル)。
OJSCセヴェルスタリは国際的な製鋼会社であり、国内のRTS取引所及びロンドンの証券取引所で株式が取扱われている。1993年に株式化された同社は、高付加価値製品などに生産を集中。また、北米及び欧州における事業資産の取得・統合でも成功を収めている。原料供給は同社の各採掘企業によって保証。2006年には1760万トンの鋼を生産、売上124億、税引前利益18億ドル、1株あたり利益1.27ドルを計上。
6)マグニト(MGNT)、3つ目のハイパーマーケットを開店
マグニトが、3つ目のハイパーマーケットをソルネチノゴルスク(モスクワ州)に開店した。総面積は11655平方メートル、商業面積7250平方メートル、また2650平方メートルは貸しスペースとなっている。ハイパーマーケットの商品は1万2000種類以上、このうち75%は食品。
OJSCマグニトは、マグニト店舗チェーンを通じて小売業を営む企業グループの持ち株会社。2007年6月30日時点、ロシア連邦の630以上もの居住区に店舗を展開、総数は2009。07年6月30日時点、近代的な配給センター7ヶ所、倉庫及び730台車両の自動コントロールシステムから構成される自社輸送システムを管理。国際財務報告基準による07年上半期の連結業績は、売上163億3800万ドル、EBITDA8300万ドル。
7)第5卸売電力(OGKE)、RTS取引所区分リスト「A」に登録
OJSC RTS取引所の経営者命令第147号に従い、第5卸売電力の普通株が区分リスト「A」に登録された。
同リスト「A1」登録後の取引開始は12月29日の予定。
8)イルクーツクエネルゴ(IRGZ)、取締役会が2008年事業計画を承認
イルクーツクエネルゴで年内最後の取締役会が開かれ、2008年の事業計画及び予算を承認した。また、借入策が承認されたほか、今後の投資計画を検討、株式追加発行の必要性を確認し、IT事業計画も承認された。 イルクーツク電力・電化株式会社は、1992年7月1日付ロシア大統領令第721号「国営企業再編の組織方法・国営企業の自由意志による株式会社への統合」に従い設立。株式の40%は国家保有。
9)VSMPOアヴィスマ(VSMO)、ボーイングと2015年までのチタン製部品供給契約に調印
国営企業Rostekhnologiya代表取締役兼VSMPOアヴィスマ取締役会長のチェメゾフ氏、VSMPOアヴィスマ代表取締役のテチューヒン氏、在ロシア米国特命全権大使Burns氏、ボーイングロシア・CIS社長のクラフチェンコ氏が、5年間のチタン製部品供給契約の調印式典に参加した。
クラフチェンコ氏によると、「ボーイングでは今後30年間でロシアに270億ドルを投資する計画をしている」。この金額には、ロシア各企業の部品・材料・サービスなどの供給に関する契約の支払や、宇宙分野などにおける提携も含まれている。
供給される製品は、ボーイング民間機の全モデルに利用される予定。具体的な契約金額は非公開。
本契約は、ボーイングがVSMPOアヴィスマに初めて発注を行った1997年以来、両社間で締結されてきた長期契約のうち最大のもの。
OJSCVSMPOアヴィスマは世界大手のチタン製造業者。同社に含まれる企業は統一された技術ラインで結ばれ、総計2万2000人が就業。生産品の70%を輸出、30%は国内に供給。世界の大手航空機製造企業が主要需要先。
&情報提供:FINAM Investment Company
12月26日(水)付ロシア企業ニュース
1) マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、毎月の生産量が9%増加
マグニトゴルスク製鉄の毎月の生産量が前年同期比で9%増加。同社は、2007年1月より毎月100万トン以上の金属製品を製造している。同データは、今年最後の経済協議会の席上、同社幹部によって発表された。同社は、2007年全体では1220万トンの金属製品の生産を予定している。
2) マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、REGIONの株式81%を取得
マグニトゴルスク製鉄が、REGION(チェリャビンスク州)の株式の81%を取得。これまで同社は、REGIONの株式を保有していなかった。2007年12月25日に同取引の書類に署名され、取引額は公表されていない。
OJSCマグニトゴルスク製鉄はロシア大手の鉄鋼企業で、世界でも鋼生産高20位を占める。原材料処理から鉄鋼関連製品加工までの一貫サイクルによる大規模生産施設を有する。2006年の鋼鉄生産量は1250万トン、鋼製品1130万トン。同年売上64億、純利益14億ドル(米国一般会計基準)。
3) ノヴァテク(NVTK)、2008年、ヤマロ・ネネツ自治管区に1億4000万ルーブル以上投資予定
ノヴァテクとヤマロ・ネネツ自治管区が、2008年の追加協力協定に調印した。ノヴァテクは、文化・教育、公共事業、医療など社会的に重要な計画へ投資する予定。同社及びその子会社は、08年、これらのプロジェクトに1億4000万ルーブル以上の投資を考えている。
今回の追加協定は、2006年6月に同自治管区とノヴァテクの間で結ばれた3年間(2006-2008年)の協定を背景として調印された。
OJSCノヴァテクはロシア第2位の独立系天然ガス会社。1994年に設立後、ガスと炭化水素の探査・採掘・精製を行う。世界でも有数な天然ガス産地であるヤマロ・ネネツ自治管区(国内90%以上、世界約20%)に産地及びライセンスを受けた区画を保有。
4) 第5地域電力(TGKE)、Vyatkatorf購入
第5地域電力が、Vyatkatorfの株100%を取得した。Vyatkatorf500株は、額面価格1000ルーブルで購入された(同社定款資本の100%)。第5地域電力幹部の発表によると、Vyatkatorfは固体燃料を第5地域電力のキーロフ発電所に供給する予定。
5) ズベルバンク(SBER)、トップ・マネージャー30人が退職するという報道を否定
ズベルバンクの広報部は、トップ・マネージャー30人が退職するという報道を否定。
「ズベルバンク人事部には、トップ・マネージャーより退職届が提出されていません。もし管理職に人事異動がある場合、ズベルバンクの公式サイトに掲載されます。」と同社広報部は話している。
6) モバイル・テレシステムズ(MTSS)、TS-Ritailにおける持ち株比率を25%まで縮小
モバイル・テレシステムズが、TS-Ritailにおける持ち株比率を25%まで引き下げた。それまで同社はTS-Ritailを100%所有していた。以前モバイル・テレシステムズは、TS-Ritailが公開型株式会社へ変更すれば、同社株の25%を残す意向を示していた。また事前の情報によると、SISTEMA、MBRR、Comstar-OTS、Inturistu、Sistema mass-mediaにTS-Ritail株の15%筒が売却された。
OJSCモバイル・テレシステムズは、ロシア・CIS諸国の最大手携帯通信会社。グループ全体で、ロシア84地域のほかベラルーシ、ウクライナ、ウズベキスタン、トルクメニスタン(全地域総人口2億3000万人)においてGSM標準サービスを提供。2000年以降、ニューヨーク証券取引所で同社株が扱われている。
7) ガスプロム・ネフチ(SIBN)、ガスプロム・ネフチがTomskneftにおける保有分半分の購入を決定
ロスネフチが保有しているTomskneftにおける保有分の半分をガスプロム・ネフチが購入することをロシア連邦反独占局が認めた。対外経済銀行がTomskneftにおける保有分の半分を34億ドルで購入したという情報の真偽は明らかになっていない。ガスプロム・ネフチのデュコフ社長は2007年10月にすでに、Tomskneft株の50%の所有者になりたい旨を述べている。取引は、今年の年末に行なわれる可能性があるが、今のところ詳細は公表されていない。
8) アエロフロート・ロシア航空(AFLT)、2008年の乗客数16%増加を計画
アエロフロート・ロシア航空は、2008年の乗客数が940万人以上になると見込んでいる(前年比16%増)。その内、国内線の乗客数は、約35.4%増加となる予想。このような数字は、同社定期取締役会において承認された2008年の生産・金融経済計画において確定されている。
08年末までに、同社の飛行機保有数は100機(07年末現在の保有数は83機)まで増加する予定。また、旅客距離は11.8%増(国内線においては29.0%増)の見込み。
営業収入は、906億6180万ルーブルになると予想している。
OJSCアエロフロートはロシア大手の民間航空会社。年間7百万人以上(子会社分も含めると年間900万人)ロシアの航空旅客のほぼ4分の1を輸送。保有航空機数は81機で、47カ国93都市(302便/日)へ運航。ロシア市場におけるシェアは国際定期便51%、 国内線12%。2006年純利益はロシア会計基準で79億ルーブル(国際財務報告基準で2億5810万ドル)。
情報提供:FINAM Investment Company
12月25日(火)付ロシア企業ニュース
1) モスクワ銀行(MMBM)、1月-11月純利益26%増
モスクワ銀行が2007年11ヶ月間の業績を発表した。
帳簿利益:78億ルーブル(前年同期比30%増)
純利益:58億ルーブル(同比26%増)
12月1日付自己資本(ロシア中銀計算法による):567億ルーブル(同比61%増)
資産:4945億ルーブル(06年12月1日以降42%増)
顧客預金総額:4487億ルーブル(前年同期比41%増)(うち個人預金額:1135億ルーブル)
12月1日付貸付ポートフォリオ:3282億ルーブル(06年12月1日以降42%増)
2) タトネフチ(TATN)、2007年3400万トンの埋蔵量拡大を期待
タトネフチの定例取締役会で2007年1月-11月の予算執行及び地質調査計画の実施過程について審議された。
タトネフチは、タタルスタン共和国、ウリヤノフスク州、サマラ州、ネネツ自治管区において、炭化水素採掘及び地質研究に関する79のライセンスを所有している。このうち3ライセンスは07年に取得されたもの。今年、タタルスタン共和国内ではChernoozerskoe 油田(可採埋蔵量C1:78万3000トン、C2:34万3000トン)が開発された。地質調査の業績については、ロシア国家地質・地下資源委員会で9産地の埋蔵量が承認された。
タトネフチでは、埋蔵量を3400万トン拡大することを期待している。また、今回の取締役会では08年1月及び第1四半期の予算も承認された。
3) ヴィムペル・コミュニケーションズ(VIMP)、エリクソン、華為(ファーウエイ)と共に3Gネットワークを建設
ロシア連邦内の3G通信ネットワークの設備及びサービス供給業者による競売をヴィムペル・コミュニケーションズが終えた。競売の範囲で供給される設備は、5つのロットに分けられた。各ロットの取得競争は、電子取引の形式で実施された。
それぞれのロットで勝利を収めたのは、エリクソンと華為(ファーウエイ)の2社。年末までに、この両社の間で、ロシア国内の担当地域が確定される。主要地域のロットを獲得したのはエリクソン。また、中国の華為(ファーウエイ)は、新たにライセンス付与地域として極東・シベリア連邦管区に含まれる11の連邦構成主体における携帯通信ネットワーク発展のための設備供給業者としてロットを獲得した。
4) パワー・マシーン(SILM)、会長にモルダショフ氏が選出
パワー・マシーンの新取締役会が、会長職にセヴェルスタリグループ代表取締役のモルダショフ氏を選出した。副会長に選ばれたのは、Siemens Aktiengesellschaft社Proizvodstvo energiiグループの副社長Michael Zuss氏。
5) 第3卸売電力(OGKC)、2007年主要業績が計画指標を上回る予測
第3卸売電力の定例取締役会議で2007年ー08年の事業計画が検討された。
07年の主要指標である電力生産量及び熱エネルギー生産量、EBITDA、純利益は、計画指標をそれぞれ上回る見込み。年間業績として、電力生産量は320億キロワット強、純利益は約21億ルーブルとなる予測がされている。
6) ポリュス・ゴールド(PLZL)、同社株7.4%をアリヤンス社が数週間内に購入する可能性
ポリュス・ゴールド株の7.4%につき、持ち株会社アリヤンスが、プロホロフ氏(ポリュス・ゴールド株25%を保有)及びポターニン氏(同22%)の共同資産を経営する会社KM-Investより購入する予定。CJSC KM-Investに対するオファーは、アリヤンスの資産を経営する会社Alyans-Promから出された。先週のKM-Invest取締役会で、ポリュス・ゴールド株の売却が承認。現時点で、ポリュス・ゴールドの7.4%株は、ロンドン証券取引所で約6億2000万ドルとなっている。
KM-Invest代表取締役のアコポフ氏は、国内出版社に対するコメントの中で、ポリュス・ゴールド株の売却が数週間以内に実施される可能性もあると述べた。
7) ノリリスク・ニッケル(GMKN)、同社株2%をルサールがKM-Investより購入意向
アルミニウム及びアルミナの世界最大メーカーのルサール社が、ノリリスク・ニッケル株2%をKM-Investより購入する意向につき、ルサール社広報が伝えた。12月24日、購入に関する公式書簡がKM-Invest代表取締役宛に発送された。KM-Investが保有しているノリリスク・ニッケル株のうち2%までを売却することについては、12月19日の同社取締役会で決議済。
ルサールがオネクシム社よりノリリスク・ニッケル株25%+1株を購入することに関する合意が有効となったのは12月21日。この取引はルサール社にとって、多種採掘冶金企業誕生へ向けた前段階となった。
8) ウィム・ビル・ダン食品(WBDF)、3つの子会社を統合
ウィム・ビル・ダン食品が子会社3社の統合を発表した。現時点で同社に統合されたのは、CJSC Krutinskyバター製造工場、Va-bank-2000、SP Dzhuliya。これらの企業の株式はウィム・ビル・ダン食品株へ転換済。
9) ロシア統一電力システム(EESR)、モスエネルゴにおける同社保有分の売却をロシア政府が許可
ロシア統一電力システムが国家保有分として保有しているモスエネルゴの84億1123万1716株の売却を、ロシア政府が認めた。12月21に、本件に関する指令書にズブコフ首相が署名した。報道資料によると、売却は2008年第1四半期に実施されれる。
10) 第6卸売電力(OGKF)、同社追加発行株の46.63%をCJSC Gazenergoprom-Investが取得
Gazenergoprom-Investが第6卸売電力の55億2600万株、すなわち追加発行株の46.63%を購入した。取引総額は209億9880万ルーブル。第6卸売電力が公募形式による株式追加発行を開始したのは12月20日。募集・売出し期間は12月29日に終了。募集・売出し量は118
11) モバイル・テレシステムズ(MTSS)、トルコSistema Telekomunikasyon社の株主をやめる
モバイル・テレシステムズが、トルコ・Sistema Telekomunikasyon Anonim Sirketi社の株主メンバーより外れた。モバイル・テレシステムズ側の資料によれば、かつて同社が保有していた持ち株比率は99.992%であったが、12月24日の変更後はゼロになった。
情報提供:FINAM Investment Company
12月24日(月)付ロシア企業ニュース
1) ノリリスク・ニッケル(GMKN)、108ルーブル/株の中間配当
12月21日のノリリスク・ニッケル臨時株主総会の投票中間結果に基づき、中間配当として普通株1株につき108ルーブルを支払う決定が採択された。
この中間配当は、2007年1月-9月の業績が好調であったことを受け、取締役会の提議に従い支払われる。
中間配当の支払決定は、年間純利益の20%から25%を配当支払に充てるとして02年に承認された同社配当政策に適っている。今回株主に支払われる総額は、約198億ルーブルとなる。
ロシアの法律に従い、支払は株主決定採択後60日以内に行われる。
2) アエロフロート・ロシア航空(AFLT)、2007年乗客数が800万人強となる見込み
アエロフロート・ロシア航空では、2007年乗客数が800万人を超えるであろうとの期待をしている。`これが実現すれば、07年総括における同社グループの乗客数は10%拡大。また、子会社であるアエロフロート・ドン及びアエロフロート・ノルドの乗客数もそれぞれ16%、13%増加、同2社による総計は200万人以上になると予測されている。
3) ロスバンク(ROSB)、S&Pが長期信用を「BB+」まで格上げ、見通し「ポジティブ」
格付機関S&Pがロスバンクの長期信用格付を「BB-」から「BB+」まで引き上げ、見通しを「ポジティブ」とした。同時に、短期信用格付を「B」で確認、ルーブル建て格付は「ruAA-」から「ruAA+」まで引き上げられた。
今回のロスバンク格上げは、仏銀行グループSociete Generaleが同行の30%+2株のコール・オプションを行使するという決定を受けたもの。Societe Generaleがロスバンクの30%+2株を取得することによって、同行の支配株(50%+1株)を保有することになる。
4) VTB(外貿銀行)(VTBR)、CJSC Obedinennaya depozitarnaya companiyaの99.99%株を5400万ドルで購入
VTB(外貿銀行)の監査済報告によると、同行は、CJSC Obedinennaya depozitarnaya companiyaの99.99%株を非関連企業より5400万ドルで購入。VTB(外貿銀行)帳簿に計上された同社利益の取得日以降の数字はゼロとなった。VTB(外貿銀行)では、同会社の資産及び債務・偶発債務の適正価格を確定するよう独立評価機関に対して委託。
5) VTB(外貿銀行)(VTBR)、1月-9月純利益10億2900万ドル(国際財務報告基準)
VTB(外貿銀行)の2007年9ヶ月間の業績(国際財務報告基準準拠)は以下の通り
純利益:10億2900万ドル(前年同期比28.8%増)
営業収入:25億7000万ドル(同比41.9%増)
07年9月30日時点の資産額:742億5500万ドル(年初来41.7%増)
6) ノリリスク・ニッケル(GMKN)、ルサール社との取引発表を受けたS&P格付の変更はなし
ルサール(格付けなし)がノリリスク・ニッケル株25%を購入することに同意した旨が発表された後も、S&Pでは、ノリリスク・ニッケルの格付け「BBB-」・見通し「安定的」を変更しないとした。
情報提供:FINAM Investment Company
12月20日(木)付ロシア企業ニュース
1) モスクワ銀行(MMBM)、Fitchが「BBB」で格付け、見通し「安定的」
本日Fitch社は、モスクワ銀行に対して以下の通り格付を確認した。
長期発行体デフォルト格付(IDR):BBB
見通し「安定的」
短期発行体デフォルト格付(IDR):F3
個別財務格付:D
サポート格付:2
自国通貨建て長期格付:AA+(rus)
モスクワ銀行は5大銀行の一つ。業務の大部分はモスクワ市に集中しているが、一方で地域への事業展開にも関心を強めている。
2) カマズ(KMAZ)、2005-06年の国際財務報告を発表
2006 2005 変化率
売上(100万ルーブル) 71,012 50,818 39.70%
原価(100万ルーブル) 57 072 41,798 36.50%
売上総利益(100万ルーブル) 13,940 9,020 54.50%
売上総利益率(%) 19.63% 17.75% +1.88ポイント
営業経費(100万ルーブル) 2,967 2,410 23.10%
管理費(100万ルーブル) 4,811 3,965 21.30%
研究開発費(100万ルーブル)130 110 18.20%
その他営業経費(100万ルーブル) 595 48
EBIT(100万ルーブル) 5,437 2,487 119.00%
EBIT収益率(%) 7.66% 4.89% +2.76ポイント
EBITDA(100万ルーブル)7,644 4,872 57.00%
EBITDA収益率(%) 10.76% 9.59% +1.18ポイント
純利益(100万ルーブル) 4,140 2,742 51.00%
純利益率(%) 5.83% 5.40% +0.43ポイント
3) 第2卸売電力(OGKB)、2008年投資計画予算が45億ルーブル
第2卸売電力のクジチェフ代表取締役は、2008年投資計画規模が約45億ルーブルとなる旨を語った。
投資計画初期段階の資金は、計画されている追加発行で賄う。当初、15億株の募集・売出しを行い17億ドルを調達する予定であったが、結果的には60億株を募集・売出し、10億ドルの調達額となった。
今後の投資計画においてはSPOを実施する可能性もある。また、銀行借入や社債発行などによる調達についても検討中。
この投資計画の最終承認は、来年開催される臨時株主総会にて採択される。
4) モスエネルゴ(MSNG)、Gidravlicheskie mashinyと戦略提携合意を締結
投資産業グループGidravlicheskie mashiny(IPG GMS)の運用会社(有)UK GMS及びモスエネルゴが、戦略提携に関する合意を締結した。同書面に従い双方が合意した共同事業長期計画で目標としているのは、モスエネルゴの技術基盤として最重要であるポンプ設備の近代化及び保有数の更新。本合意の有効期間は2015年12月31日までとされる。
投資産業グループGidravlicheskie mashiny(IPG GMS)は、ロシアにおけるポンプ及び石油ガス設備の主要メーカー。売上規模は、06年全体で67億500万ルーブル、07年上半期51億400万ルーブル。純利益は06年全体で4億5400万ルーブル、07年上半期2億9300万ルーブル(ロシア会計基準)。
5) ロシア統一電力システム(EESR)、レニングラード電力システムへ2012年までに2620億ルーブルを投資する計画
サンクト・ペテルブルグ行政府とロシア統一電力システムの各代表が会見、同市の電力安定供給を目的とした投資計画の実施について協議を行った。
協議の結果、レニングラード電力システム発展の第一次計画を修正する追加合意に双方が署名した。この修正は、ロシア統一電力システムグループ各社が既存の発電所やネットワーク設備の新設・再建において果たす義務が拡大したことに関連している。
レニングラード電力システム発展の投資事業に対し2012年までに充てられる総額は、2298億ルーブルから2622億ルーブルまで拡大する予定。
6) システマ・ハルス(HALS)、”Kostyansky,13”における保有株をMIRAX GROUPに売却
システマ・ハルスとMIRAX GROUPがかつて同率保有していた事業会社CJSC”Kostyansky,13”に関する取引で、システマ・ハルスが同事業会社における保有株50%をMIRAX GROUPに売却した。
MIRAX GROUPは国際的な投資開発会社。モスクワ国際ビジネスセンター「モスクワ・シティ」の地域内で、欧州で最も高い建築物となるフェデレーション・タワー(506メートル)の建設を手がけている。また2006年-07年にはクレジットリンク債の発行を実施。
7) ガスプロム(GAZP)、大統領選に勝利した場合は会長職を退く意向のメドベージェフ氏
ロシア連邦第一副首相のメドベージェフ氏が、中央選挙委員会へ大統領立候補申請書を提出した後、大統領選に勝利すれば、ガスプロムでの会長職を退くとコメント。「現行法上、大統領となる者は他の職位を兼務することはできない」。
情報提供:FINAM Investment Company
12月19日(水)付ロシア企業ニュース
1) ガスプロム・ネフチ(SIBN)、Krapivinskoe産地で400万トンの石油を採掘
(有)Gazpromneft-VostokがKrapivinskoe産地南西部で生産開始後合計400万トンの石油を採掘した。現在、Krapivinskoe産地南西部では75の採掘井があり、毎月9万トン以上の石油を生産。2007年8月に水圧破砕を実施した結果、1日の採掘量が400トン以上増加した。
Krapivinskoe産地以外に、トムスク州にある3つの産地で活動しているGazpromneft-Vostokは、07年生産業績として141万トンを計画している。
ガスプロム・ネフチがKrapivinskoe産地で生産活動を始めたのは、2000年11月。最初に採掘された100トン分は、02年1月、オムスクの石油精製工場へ出荷された。
2) 薬局チェーン36.6(APTK)、ロシア南部における領域を2.5倍に拡大
薬局チェーン36.6が取引6件を終了し、計29店舗の薬局を購入した。内訳は、ソチ市とその近郊に10店、ノヴォチェルカスク市の11店、アナパの6店、ノヴォロシースク市の2店となる。
取引条件は非公開。現在、薬局チェーン36.6の内部監査及び統合改編がおこなわれている。
2006年に取得した薬局店舗の平均面積は約100-120平方メートル。これら新店舗の06年総売上額は1880万ドル。
3) ゴーリキー自動車(GAZA)、1月-11月の掘削機生産が22%増
ゴーリキー自動車グループのトヴェリ工場における2007年11ヶ月間の業績によると、生産量は掘削機2395基及びリフトトラック251台、掘削機については22%の増産となった。道路建設関連車両の販売量は、2653台。
国外へは、この全販売量の15.8%に相当する419台が輸出された。
4) ラズグリャイ・グループ(GRAZ)、ゴールドマン・サックスが5.87%の同社株取得
米ゴールドマン・サックスがラズグリャイ・グループの5.87%を取得。同時に,Ceperlino Trading Ltd.が同社における持ち株比率を17.92%から6.26%まで縮小した。
ゴールドマン・サックスは、今回初めて同社の株主となる。
OJSCラズグリャイ・グループは、ロシアにおける大手垂直統合型農業持ち株会社で、穀物・製糖という2つの分野別持ち株会社を傘下にする。
2006年春のIPOでは、価格範囲の上限(4.8ドル/株)で株式の募集・売出しを実施、総額1億4400万ドルの資金を調達した。浮動株比率は28%。また、最近のSPOでは1株あたり4.75ドルで1400万株の募集・売出しを行った。
5) タトネフチ(TATN)、Chuvashnefteprodukt追加発行株を買取
タトネフチがOJSC Chuvashnefteproduktの追加発行株9万1507株の保有者となった。取引額は8585万6000ルーブルで、Chuvashnefteprodukt資産価値の21%に相当する。
チュヴァシ共和国で石油製品を供給するOJSC Chuvashnefteproduktは、石油備蓄基地や55ヶ所のガソリンスタンドなどを所有。80年間にわたり、ロシア国内の大手石油精製工場の製品を多種販売している。
6) 第1卸売電力(OGKA)、1月-9月の純利益11億900万ルーブル(国際財務報告基準)
第1卸売電力が、国際財務報告基準に基づいた2007年9ヶ月間の中間業績を発表した。
売上:325億4500万ルーブル
税引前利益:20億5200万ルーブル
EBITDA:32億8200万ルーブル
純利益:11億900万ルーブル
7) ロスネフチ(ROSN)、Tomskneftにおける保有分の半分をガスプロム・ネフチに移管予定
2008年1月、ロスネフチが保有しているTomskneftにおける保有分の半分をガスプロム・ネフチに移管することにつき、ロイター通信が同社情報をもとに伝えた。ガスプロム・ネフチのデュコフ社長が10月に言及したTomskneftの購入が実現しようとしている。以前、ロスネフチのボグダンチコフ社長が、対外経済銀行に対する持ち株売却の報道を否定した後、誰がTomskneftを支配することになるのか疑問とされていた。
8) セヴェルスタリ(CHMF)、同社グループ会社とフィンランドUPMによるヴォログダでのセルロース工場建設計画
フィンランドの林業グループUPMとセヴェルスタリグループのSvezaが、ヴォログダ州の共同工場設立契約に署名を行った。計画されている工業生産施設の概要は、セルロース工場(80万メートルトン)、製材所(30万立方メートル)及びOSB板製造企業(45万立方メートル)。建設地は、ヴォログダ州Sheksninsky地区を予定。
この共同企業における双方の出資比率は、50%ずつとなつ予定。
本プロジェクトへの総投資額は10億ユーロになるとされている。セヴェルスタリのモルダショフ社長によると、プロジェクト実施に当たって、対外経済銀行及び投資基金から資金を調達する予定。
9) VTB(外貿銀行)(VTBR)、VTB-24がVTB North-Westの10%株を買取り
11月15日から12月14日までの間、VTB-24がVTB North-West株の10%をオファーによって購入した。
VTB North-West株主の半数以上が保有株をVTB株へ転換することを希望、その他の株主は、1株41.72ルーブルで売却。最終的なデータは今月24日-26日に総括される予定。
10) スルグトネフチェガス(SNGS)、取締役会長にエローヒン氏が選出
本日、スルグトネフチェガスの取締役会で、会長再選について話し合われた。健康状態悪化に伴い長期療養を要するザハルチェンコ氏が提出した会長職辞任願を審議、これを認めた後、株主総会開催日までの会長としてヴラジミル・エローヒン氏を選出した。
情報提供:FINAM Investment Company
12月18日(火)付ロシア企業ニュース
1) トランスネフチP(TRNFP)、株式追加発行、総額525億5399万5377ルーブル40コペイカ
トランスネフチの議決権株式100%を所有する連邦国家資産省が、私募形式で882,220の普通株式(記名・無紙幣)を額面価格1ルーブルで募集・売出しする意向。
市場価格による1株の募集・売出し価格は、59,570.17ルーブル。
国家が所有するTransneftiproduktの株式100%がその支払いに充てられる。独立系評価会社Kim and Partonersが市場株価に基づき、算出した評価額は、525億5399万5377ルーブル40コペイカ。
トランスネフチは、燃料・エネルギー省局を基に1992年設立。4万8700kmの石油パイプラインを有し、ロシア石油の93%を輸送。2005年の石油(輸送)量は4億5380万トン、純利益(中間データ)は557億ルーブル。定款資本の25%に相当する優先株(155万4875株)は、少数株主が保有、取引所で売買されている。残り75%に相当する普通株は全て連邦財産統制局が保有。
2) ロスネフチ(ROSN)、ロスネフチの子会社が1700万ルーブルをKirgizovsky産地事業に支払う
ロスネフチの子会社、Samaraneftegazが、Kirgizovsky産地(Samar地方)における探査・評価事業に対し1732万7000ルーブル以上を国家に支払う。
ロシア天然資源省ユーリー・トルトネフが同事業に関する政令に署名した。
連邦法に基づき、産地の操業開始の際、また鉱物の探査及び採掘ライセンスの手続きが整うまでに利用者はロシア天然資源省が承認した額を、国家に支払う(連邦予算或は地域予算に充てられる)。
OJSCロスネフチはロシア最大の石油会社。SPE分類の2006年確認埋蔵量は6.1%増の200億8900万バレルまで拡大。06年の採掘量は石油が7.8%増の5億8270万バレルまで、ガスが4.2%増の135億8000立方メートルまでそれぞれ拡大。ロスネフチが所有する第三者企業の石油精製工場を含む石油製品生産量は05年より6.6%増の2266万トンまで達した。米国一般会計基準による純利益は35億3300万ドル、売上は330億9900万ドル。
3) アエロフロート・ロシア航空(AFLT)、2007年11ヶ月間における乗客数753万2000人
アエロフロート・ロシア航空が、11月及び07年11ヶ月間の事業を総計した。07年11月、同社を利用した乗客数は62万7300人(チャーター便の利用者200人を含む)、また、輸送距離は18億8900万キロメートル。11月搭乗率は、65.5%、積載率は53.6%。
06年の指標と比較して、11月の全指標が増加していた。搭乗者数は、前年比113.3%増(73万4000人増)、輸送距離は、108.2%増(1億4390万キロメートル増)。国際線搭乗者数は、9.2%増(3万3500人増)し、一方、国内線搭乗者は21.2%増加(3万9900人増)した。
また、07年11ヶ月間の全乗客数は753万2000人、輸送距離は227億5700万キロメートルとなった。搭乗率は70.8%、積載率は56.0%。
OJSCアエロフロートはロシア大手の民間航空会社。年間7百万人以上(子会社分も含めると年間900万人)ロシアの航空旅客のほぼ4分の1を輸送。保有航空機数は81機で、47カ国93都市(302便/日)へ運航。ロシア市場におけるシェアは国際定期便51%、 国内線12%。2006年純利益はロシア会計基準で79億ルーブル(国際財務報告基準で2億5810万ドル)。
4) ガスプロム・ネフチ(SIBN)、海上輸送用の石油製品の供給を開始
12月初旬、ガスプロム・ネフチの燃料輸送会社Gazpromnefti Marine Bunkerが、サンクトペテルブルク及び極東向けの海上輸送用石油製品の第1回供給を行なった。
今まで、燃料約1万トンが荷積みされた。その内の5000トンは、顧客との直接契約によるサンクトペテルブルク港向けの燃料。残りの5000トンは、極東の港向け、大手燃料輸送会社に販売された。
2008年1月から、Gazpromnefti Marine Bunkerは、極東の最終顧客に直接供給を行なう予定。
現在同社は、燃料の供給を他の業者(ターミナル、バンカーなど)を通じて行なっている。石油製品は、オムスク、モスクワ、ヤラスラーブリ石油精製工場から積み下ろしされている。その大部分はヤラスラーブリ石油精製工場で生産されたもの。
OJSCガスプロム・ネフチは、垂直統合型の石油企業として採掘・精製・販売事業を傘下におさめ、採掘量ではロシア5位を占める。2006年の業績は、原油採掘量3270万トン、精製量2440万トン。同年売上は2017万ドル、EBITDA516万ドル、純利益366万ドル(米国一般会計基準)。主要株主はガスプロム(75.68%)。S%P格付は「BB+」。
5) ポリュス・ゴールド(PLZL)、取締役会が地質調査資産の分社化を承認
ポリュス・ゴールドの取締役会が、本日の会議で、2007年5月25日に取締役会で決定した地質調査資産の一部分社化に関しての実行開始を承認した。
OJSCポリュス・ゴールドは、鉱物原料備蓄量及び生産量において世界有数の金採掘会社。クラスノヤルスク地方、イルクーツク州、マガダン州、アムール州とサハ共和国にある鉱床・砂鉱床の産地で貴金属の探査・採掘を行う。同社株式はロシア国内のRTSとMICEXで取引されているほか、ロンドン証券取引所及び米国店頭市場においては米国預託証券(ADR)が扱われている。
6) ガスプロム(GAZP)、Yujno-Russkoe産地での開発開始
火曜日(12月18日)、開発開始に伴う記念式が行なわれた。同産地は、西シベリアに位置している。同式典には、ロシア連邦第一副首相兼同社代表取締役D・メドヴェージェフ氏及び、A・ミレル社長が参加した。
Finamガスプロム(GAZP)、Yujno-Russkoe産地での開発開始 火曜日(12月18日)、開発開始に伴う記念式が行なわれた。同産地は、西シベリアに位置している。同式典には、ロシア連邦第一副首相兼同社代表取締役D・メドヴェージェフ氏及び、A・ミレル社長が参加した。
2007/12/18企業ニュース62007/12/19 OJSCガスプロムはロシア最大の株式会社。株主総数は50万人以上、このうち国家が50.002%の支配株式を保有。世界最大のガス会社として、ガス及び炭化水素の地質調査、採掘、輸送、保管、生成、販売を主要業務とする。世界でも有数の天然ガス産地を所有する同社の埋蔵量は、世界で17%、ロシアで60%の割合を占める。総埋蔵量29兆1000億立方メートルの現在評価は1386億ドル。2005年、探査済埋蔵量増加によって採掘量も5834億立方メートルまで拡大。採掘量割合はロシア約90%、世界約20%。
7) モバイル・テレシステムズ(MTSS)、Bashcellを3800万ドルで購入
ロシアの携帯通信会社モバイルテレシステムズは、携帯通信会社Bashcell(バシコルトスタン共和国)株100%を取得。購入価格は、3800万ドル(3200万の借入金を考慮して)。
Bashcellは、バシコルトスタン共和国総人口410万人の内、14万2000人の加入者にサービスを提供。携帯通信市場におけるシェアは、3%。同社の主要株主はBashnefti。
2006年におけるBashcellの主要業績(ロシア会計基準):
売上:1100万ドル
EBITDA収益率:25%
加入者1人あたりの平均売上(ARPU):6.6ドル
OJSCモバイル・テレシステムズは、ロシア・CIS諸国の最大手携帯通信会社。グループ全体で、ロシア84地域のほかベラルーシ、ウクライナ、ウズベキスタン、トルクメニスタン(全地域総人口2億3000万人)においてGSM標準サービスを提供。2000年以降、ニューヨーク証券取引所で同社株が扱われている。
情報提供:FINAM Investment Company
12月17日(月)付ロシア企業ニュース
1) ガスプロム(GAZP)、BPとコヴィクタ・ガス田取引を協議
ガスプロムのミレル社長とBPのヘイワードCEOが定例会談の中で、ガスプロムがTNK-BPよりルシア・ペトロリウムの62.8%株及び東シベリアガス会社の50%株を購入する取引の準備に関して協議を行った。
契約に従い、TNK-BPはガスプロムに対して、コヴィクタ・ガス田のライセンス所有者であるルシア・ペトロリウムの株式62.8%及びイルクーツク州の地域ガス化計画を実施している東シべリアガス会社の株式50%を売却する。また双方は、コヴィクタ事業における25%+1株の買戻しオプションについても検討。契約に署名した双方が、提携による事業実施の同意に達成したとき或いは資産交換を承認したときに、このオプション行使が可能となる。
2) カマズ(KMAZ)、2007年-08年のトラック約2万9000台を輸出予定
カマズが2007年に1万3000台以上、翌08年には1万6000台以上のトラックをそれぞれ輸出する計画について代表取締役コゴギン氏が語った。現在、同社はCIS諸国(カザフスタン、ウクライナ、トルクメニスタン)において大きな地位を占めている。また、組立生産も整っている同社では、翌年に3500から5000もの車両組立用部品の供給を予定している。
3) RBCインフォメーション・システムズ(RBCI)、Burg Capital Bankの持ち株比率を2倍増
RBCインフォメーション・システムズが、Burg Capital Bankの定款資本に占める割合を39.34%まで拡大。これまで同社が占めていた持ち株比率19.67%から2倍の拡大となった。
4) ガスプロム・ネフチ(SIBN)、東シベリア油田開発のための企業を設立
ガスプロム・ネフチが、東シベリアでライセンスを取得している各産地の石油ガス採掘実施及び商業生産活動開始を目的として、(有)Kholmogorneftegazを基礎として設立した(有)Gazpromneft-Angaraの登記を行った。登記地はクラスノヤルスク。
(有)Gazpromneft-Angaraは、クラスノヤルスク地方の3区画、サハ共和国の2区画、イルクーツク州の2区画においてライセンスを所有している。現在これらの産地では地質調査が進められており、探査・試掘は2008年初めに開始される予定となっている。
5) ウラルカリー化学(URKA)、年内最後の製品取引でカリウム肥料1万トンを販売
12月14日、ウラルカリー化学(ペルミ州ベレズニキ市)製品の定期取引がサンクト・ペテルブルグの総合商品取引所Umexで実施された。取引の結果、売出されたカリウム肥料の全量1万トンに買いがついた。価格は3830ルーブル/トン。
11月29日に行われた前回の取引では、販売価格が3790ルーブル/トンであった。
今回の取引は、ウラルカリー化学にとって07年で9回目のものとなった。この1年でモスクワの取引所及びサンクト・ペテルブルグのUmexで販売された同社の塩化カリウム総量は5万4500トン、金額にして2億ルーブル強となった。
6) セヴェルスタリ(CHMF)、EBRDより3億ユーロを借入れ
欧州復興開発銀行(EBRD)がセヴェルスタリに対し、同社の各製鋼企業におけるエネルギー消費減少計画を目的とした3億ユーロの長期貸付を供与。計画規模は総額7億ユーロと試算。この計画によってエネルギー効率が向上、またCO2の年間排出量が90万トン削減されることによって環境改善ももたらされるとしている。
EBRDからの借入によって、国内の主な製鋼工場はエネルギー消費量を5ー10%抑えることが可能となる。セヴェルスタリは、国内におけるエネルギー大量消費企業の一つとされている。
7) 北西テレコム(SPTL)、2006年配当で総額5億2548万4000ルーブルを支払い
2006年度配当につき、今月15日で普通株及び優先株配当支払期間が終了した。
支払が実施された配当総額は5億2548万4000ルーブル(06年純利益の21.7%)、内訳は優先株2億1168万ルーブル、普通株3億1380万4000ルーブル。
06年配当として予定されていた総額は5億2935万ルーブル、うち優先株2億1481万7000ルーブル(0.858ルーブル/株)、普通株3億1453万3000ルーブル(0.357ルーブル/株)。
不正確な受領先情報などを提出している株主に対して未払いとなっている額は、12月15日現在、386万6000ルーブル。
8) ロステレコム(RTKM)、2006年配当で総額17億7824万8180ルーブル55コペイカを支払い
ロステレコムが2006年の株式配当総額17億9625万5890ルーブル99コペイカの支払を実施した。
12月15日現在、2006年配当のうち17億7824万8180ルーブル55コペイカ(配当総額の99%)は支払済で、1800万7710ルーブル44コペイカ(同1%)は、株主が受領方法を確定していないか保有者情報の修正が提出されていないために未払いとなっている。
9) ポリュス・ゴールド(PLZL)、株主が地質調査資産の分離を検討
12月18日、ポリュス・ゴールドの地質調査資産の分離に関する問題が株主総会が開催される。分離が承認された場合、新規設立される会社名を「Polyus Geologorazvedka(Polyus GR)」とする計画。
ポリュス・ゴールドの計画によると、Polyus GRの追加発行募集・売出しの段階で、ポリュス・ゴールドのグループ会社が所有している13の地質調査ライセンスがPolyus GRに譲渡される。結果的にPolyus GRの株主となるのは、CJSC Polyus(62%)、OJSC RiM(30%)など。ポリュス・ゴールドの持ち株比率は3%まで縮小される。Polyusによるライセンス取得費用から計算し、Polyus GRへの出資額は1億1300万ドルと評価されている。
10) マグニト(MGNT)、1月-11月純売上が49%増の32億1100万ドル
ディスカウント販売チェーン店マグニトが2007年11ヶ月の業績(未監査)を発表。
純売上:32億1100万ドル(前年同期比49.15%増)
純利益:824億4300万ルーブル(同40.5%増)
新規開店数:228店舗(前年同期:325店舗)
商業面積:61万8759平方メートル(24.45%増)
11月純売上:3億3264万ドル(45.85%増)
(ルーブル換算では35.02%増の81億9900万ルーブル)
情報提供:FINAM Investment Company
12月14日(金)付ロシア企業ニュース
1)メチェル(MTLR)、TES Ruse50%株の購入許可を受ける
メチェルグループに対し、ブルガリアの競争保護委員会がToplofikatsiya Ruse発電所(TES Ruse)の定款資本50%株の取得を許可した。本件申請書は11月末にメチェルが委員会に送付しており、また同取引がブルガリア電力市場の競争に与える影響について、当事者となる双方がそれぞれの見解を11月末までに反独占機関へ提出することとなっていた。ブルガリアRuseの購入によって、メチェルはECにおける石炭販売市場を拡大するであろうと予測される。
2)ガスプロムバンク(当社非取扱銘柄)、モンゴルに支店設置へ
ガスプロムバンク取締役会で、経営陣の提議に基づいたウランバートル(モンゴルの首都)への支店設置が承認された。同様に、チェボクサル支店の設置についても可決された。
株式銀行ガスプロムバンクは、ガスプロムの代理銀行で、ロシア銀行業では主要財務指標において五指に入る。現在ガスプロムバンクでは、ガス分野のみならず他の経済分野(化学、機械、防衛施設など)の企業にも銀行業務を提供している。
3)カマズ(KMAZ)、MAZの購入予定はなし
カマズがベラルーシのRUP MAZ工場の購入もしくは統合の可能性に関する噂を否定した。代表取締役コゴギン氏は、同工場の利点を全て指摘するも、投資効率についての疑問を述べた。
4) ウィム・ビル・ダン食品(WBDF)、1月-9月売上40.4%増
ウィム・ビル・ダン食品が2007年9ヶ月間の業績を以下の通り発表。
売上:17億5830万ドル(40.4%増)
売上総利益:5億7840万ドル(43.4%増)
EBITDA:2億2940万ドル(30.9%増)
純利益:1億560万ドル(33.4%増)
OJSCウィム・ビル・ダン食品は、ロシアにおけるジュース・乳製品の主要製造業者。1992年に設立、現在はロシア・ウクライナ・キルギスタン・ウズベキスタン・グルジアで37の製造企業を傘下におさめ、ロシア・CIS諸国の26都市(総人口2億8000万人)の販売網を所有している。2005年には乳製品メーカーとして初めてEC諸国向け輸出許可を受けた。株式は米国預託証券としてニューヨーク証券取引所で取引されているほか、ロシア国内ではRTS取引所で普通株、またMICEX取引所では区分リストに登録・上場している。
5)ノリリスク・ニッケル(GMKN)、電力資産分離の決定が株主が否決
ノリリスク・ニッケルの電力資産分社化に関する決定が、金曜日の株主総会で可決されなかった。プロホロフ氏率いるOneksimが投票を棄権したことが主な原因の一つである、とノリリスク・ニッケル会長兼Interros代表取締役のKlishas氏が述べた。
今後ノリリスク・ニッケルの業務執行陣では、電力資産の売却を検討していく一方で、株主構造が変化するタイミングで投票を再度実施する可能性も排除していない。今回の投票結果を受け、同社代表取締役モロゾフ氏は、株主間の意見相違が株価や時価総額にマイナス影響を与えることは必至とし、「本日の取引所における株価は下落するであろう」とコメント。
6)ガスプロム(GAZP)、Enelが2億ユーロで資産売却する意向
イタリア電力会社Enel S.p.A.が資産を2億ユーロでガスプロムに売却する意向。対象資産となるのは、イタリア某発電所株式の少数持分。資産は金銭で購入されるか、または共同企業へ組入れられる可能性もある。
ガスプロムは分離した発電所の少数持分の獲得を目指している、とEnelのコンティ社長は説明。欧州の各発電所設備容量が現在1キロワットあたり700-800ユーロとの評価となっていることを考慮すれば、今回提示されているイタリア電力への投資分は250-300メガワットを満たすものとなる。
7)ヴィムペル・コミュニケーションズ(VIMP)、取締役会で来年予算を全会一致承認
水曜日のヴィムペル・コミュニケーションズ取締役会で、2008年の連結予算が承認された。
同社取締役が、ウクライナの通信会社CJSC Ukrainskie radiosistemy子会社との不合意を打開し、来年予算合意決定を決議したのは05年以来のこと。06年及び07年、同社では予算承認を経ずに業務が行われていた。
8)ポリメタル(PMTL)、同社株66.82%をNafta Moskva LTDがAniketa Investments LTDへ移管
ポリメタルが、同社株式資本の66.82%に相当する普通株210,476,043株をNafta Moskva (Cyprus) Limited(キプロス共和国)によって同関連会社Aniketa Investments Limeted(キプロス共和国)へ移管される旨の通知を受けた。 Nafta Moskva (Cyprus)は、実業家スレイマン・ケリモフ氏が所有している。
9)第1地域電力(TGKA)、MICEX中型株時価総額指数における同社株組み入れ数を変更
第1地域電力の普通株追加発行にともない、MICEX中型株時価総額指数における同社株組み入れ数を12月14日より変更、指数計算に用いられる同社株の株数は3兆8509億5975万205株まで拡大された。
また、同指数計算規則に基づき今回の変更に応じ、組入株の比率についても再計算が特別に実施された。
10)チェリャビンスク鋼管(CHEP)、BSGVと短期借入契約を締結
Banque Societe Generale Vostokチェリャビンスク支店が、チェリャビンスク鋼管グループの主要生産施設となる2つの製管工場(OJSCチェリャビンスク鋼管及びOJSCウラル鋼管)に対する総額10億ルーブルの短期貸付契約を締結した。
OJSCチェリャビンスク鋼管は2002年に設立されたロシア冶金業の大手グループで、年間の全体売上高は約30億ドル、管市場のシェアは22%。主な需要者は、石油、ガス、電力部門といった大手企業のほか、また機械、建設、農業、鉄鋼業にも製品を供給。輸出先は20カ国以上。
11)アフトワズ(AVAZ)、ロンドン証券取引所における上場を計画
アフトワズが、Renaultと統合した後、同社株をロンドン証券取引所(LSE)に上場させる予定だとロイター通信が報じた。その予定時期は、2008年秋で、予定取引額は約10億ドル。同社株の25%が募集・売出しされる予定。現在、アフトワズ株の75%は、国営企業Rosoboronexport及び投資会社トロイカ・ディアローグが所有している。
12)RTS:先物オプション取引の取引額が50億ドル上回る
2007年12月13日、先物オプション取引市場において取引額(額面ベース)が新記録を樹立。1日の取引額の合計は、52億ドル(1267億ルーブル)となった。 前回の最高取引額は、07年11月16日の45億ドル(1092億ルーブル)。 また、07年12月13日、先物オプション取引市場におけるRTS指数先物取引額(額面ベース)の新記録も打ち立てられた。1日の取引額合計は、532億ルーブル、または46万2825枚。 RTS指数先物取引の前回の最高取引額は、07年12月11日に打ち立てられた499億ルーブル、または43万1044枚。 07年9ヶ月間における先物オプション取引額は、1660億ドルを上回った。また同時期の先物オプション取引回数は、720万回以上(9350万枚)。07年も中心限月の平均建玉数は102.6%上昇し、07年9月においては80億ドルに達した。
13)NCSPの9ヶ月間の売上高76.5%増(当社非取扱銘柄)
NOVOROSSIYSK COMMERCIAL SEA PORT(以下NCSP)グループの2007年9ヶ月間の売上高が前年同期比76.5%増の3億3200万ドルとなった。12月14日に同社によって発表された07年9ヶ月間の連結業績(未監査、国際財務報告基準)によって明らかにされた。
EBITDAは、1億6700万ドル(90.8%増)。この結果をもたらした主な要因として、グループ企業のサービス料の値上げ、輸送業社による割引の減少、グループ企業の港内積卸し作業の専門性を強化したことによる営業効率の上昇などが挙げられる。同グループの貨物輸送量は3.8%減少し5870万トンとなった。純利益は示されていない。
OJSC NOVOROSSIYSK COMMERCIAL SEA PORTは、ロシアの全海上輸出貨物量の約20%を扱っている(海事広報協会のデータによる)。2006年、同社は、港の主要業務と港内積卸し作業を行なっている会社の支配株(50%+1株)を取得した。貨物積み替え作業の他、同社は、燃料補給船及び曳船の船団や巨大修理工場も所有している。さらに、バルト海沿岸に位置するBaltiysk市の港内積卸し業社のオーナーである。
情報提供:FINAM Investment Company
12月13日(木)付ロシア企業ニュース
1)モスエネルゴ(MSNG)、100%子会社を設立
モスエネルゴがOJSC TEK Mosenergoの100%株を取得したことに伴い、子会社OJSC Teploenergeticheskaya Mosenergo(熱エネルギー会社)を設立した。国家登記証明書は12月12日に受領済。
2)第4卸売電力(OGKD)、1月-11月発電量が5.3%拡大
第4地域電力資料によると、11月の同社発電量が前年同月比7.2%増の53億2220万キロワット、1月-11月全体の電力生産量は前年同期比5.3%増の486億1230万キロワットとなった。このうち、同社主要発電所のスルグト第2国営地区発電所が4.2%増の310億170万キロワット、クラスノヤルスク地方にあるBerezovskaya国営地区発電所では発電量を20.9%拡大した。また、同社有効熱量の供給量は190万3000ギガカロリー。設備容量の利用率は70.26%(11月のみでは85.65%)。
OJSC第4卸売電力は、ハンティ・マンシ自治管区スルグト市のスルグト第2国営地区発電所のほか、4つの火力発電所をクラスノヤルスク地方、モスクワ州、スモレンスク州、ペルミ地方にそれぞれ所有。発電容量は8630メガワット、うち第2国営地区発電所の発電容量は4800メガワット。資本金は196億5200万ルーブル、額面価格0.4ルーブルの普通株に分割。社長はアンドレイ・キタショフ。主要株主は、E.ON Russia Power GmbH(69.34%)及びロシア統一電力システム(22.49%)。
3)システマ・ハルス(HALS)、中国河北省の国営建設会社と提携合意を締結
システマ・ハルスがロシアの開発計画に関する提携合意を中国国営の建設会社Hebei Construction Group(河北省建工集団、以下HBCG)と締結した。これに従い、システマ・ハルスの所有地にHBCGを建設誘致する予定。両社は将来的にロシア国内の建設事業を実施する共同企業を設立する意向。
HBCGが総請負企業として最初に担当するのは、総面積6万平方メートルの高級住宅地Izumrudnaya dolina(「エメラルドの谷」)。
OJSCシステマ・ハルスは、ロシア・CIS諸国の不動産市場における大手企業として、土地・不動産開発、プロジェクト運営・建設管理、資産や不動産の運用など多種の事業に携わっている。同社株式はロンドン証券取引所や、国内のMICEX取引所及びモスクワ証券取引所で売買されている。主要株主は71.1%を保有するAFKシステマ。
Hebei Construction Groupは、河北省建築工程局を基に1952年に設立された会社。創業50年以上にわたり、設計・建築、開発事業、高スキル人材の提供など様々な分野の経験と技術を蓄積、大規模な国営建設会社となっている。中国の大手建設企業5社を同社グループの傘下におさめている。
4)ルクオイル(LKOH)、カスピ海大陸棚で3区画の開発を開始
ルクオイルがカスピ海大陸棚3区画の開発に関するトルクメニスタンとの事前合意に調印した。「合意が締結されたのは最近のことであるが、提携内容の確定に時間を要する」とMatzke外部取締役が記者に語った。同氏によると、2008年に主要資料の検討をはじめる予定。投資額や生産量などについて具体的な数字は明らかにされなかったが、「小さな規模のものではない」とのこと(同氏)。
5)ガスプロム(GAZP)、Enel資産を2億ユーロで取得する可能性
イタリア電力会社Enel S.p.A.のコンティ社長が、総額約2億ユーロ相当の同社資産をガスプロムに売却する姿勢を明らかにした。トムソンフィナンシャル調査会社が火曜日に同氏との電話取材の中で伝えられた。以前、Enelではガスプロムに対し、イタリア国内の発電会社における小規模な出資割合の提案をしていたとのこと。
情報提供:FINAM Investment Company
12月12日(水)付ロシア企業ニュース
1)ガスプロム(GAZP)、英BPと提携合意実現へ向け協議
ガスプロムのミレル社長と英国のマルコム・ウィックスエネルギー大臣が会談し、英国市場におけるロシアガス販促展望や、ガスプロムと英エネルギー系企業による石油ガス共同事業の見通しについて話し合った。
また、天然ガス及び液化天然ガス(LNG)供給などガスプロムとBPによる提携合意の実現に向け前向きに検討するための協議を行った。
双方は、Gazprom Marketing & Trading Ltdによる英国エネルギー市場での業務を肯定的に評価した。
イギリスは2004年より天然ガスの純輸入国に転じており、欧米専門家の予測によると、輸入需要が10年までに400億立方メートルに達すると言われている。North Streamパイプラインは、同国向け石油供給の新たなルートの一つとなる予定。
1999年からイギリス天然ガス短期取引に参加しているガスプロムは、その供給量を積極的に拡大、2006年の同国向け供給量は87億立方メートルだった。
06年4月に、Gazprom Marketing & Trading Ltdは英国Isle of Grain受入基地で最初のLNG供給を実施。LNGはGaz de Franceから購入、同基地の施設を所有しているBPに売却された。LNG供給量は約14万立方メートル(天然ガス約8500万立方メートル)。
ガスプロム、BP、TNK-BPは、07年6月22日に、ロシアや第三国での共同エネルギー事業への長期投資や資産交換を目的とする戦略関係構築の基本条件合意書に署名を行った。
2)ルクオイル(LKOH)、1月-9月純利益496億7712万4000ルーブル
ルクオイルが2007年9ヶ月間の中間業績を発表。
売上:4295億4246万3000ルーブル(前年同期比16.5%増)
売上総利益:869億317万3000ルーブル
純利益:496億7712万4000ルーブル
3)国営「ロスアトム」の代表取締役にキリエンコ氏を任命
ロシア大統領令に従い、国営原子力会社「ロスアトム」の代表取締役にキリエンコ氏が任命された。
プーチン大統領報道部が伝えたところによると、ロシア連邦大統領府長官ソビャーニン氏を長とする同社監視評議会の設置も決められた。
監視評議会のメンバーとしては他に、経済振興貿易大臣のベロウソフ氏、大統領補佐官のプリホジコ氏及びシュヴァロフ氏も加わった。
国営原子力会社「ロスアトム」は、キリエンコ氏が局長を務めていたロシア連邦原子力局を基に設立。新組織のロスアトムには、原子力局の帳簿に計上されているOJSC Atomny energopromyshlenny
4)トランスネフチP(TRNFP)、石油輸送料金の値上げを提案
トランスネフチが石油輸送料金を20.1%値上げする新たな案を連邦料金局に提出した。それまでは(平均)17.4%の値上率を提案していた。
同社システムによる輸送料金は、2007年1月1日に(平均)8.7%の値上げが最後に行われていた。
5)外資出資による銀行の割合がロシア銀行全体の25%まで拡大
ロシア銀行協会トスニャン会長が、国際提携におけるロシア金融構造に関してコメントした際、ロシア銀行業界全体の中で外資出資を受けている銀行の占める割合が昨年で15%から25%まで拡大した、と述べた。
MICEX取引所の取引高については、世界の取引所で17位となった。同取引所の1日平均取引高は50億ドル、個人投資家数は3倍増となった。
6) ワズ(UAZA)、セヴェルスタリより総額12億ルーブルの金属製品を調達予定
ワズがセヴェルスタリからの総額12億ルーブルの金属製品調達に関して検討中である旨が同社サイトで公表された。
取引については2007年4月20日の年次株主総会で承認済み。
情報提供:FINAM Investment Company
12月11日(火)付ロシア企業ニュース
1)メチェル(MTLR)、1月-9月純利益7億600万ドル(米国一般会計基準)
メチェルグループが2007年9ヶ月間の中間業績を発表した
純利益:7億600万ドル
売上:46億4694万8000ドル(前年同期:31億ドル)
EBITDA:12億482万4000ドル(前年同期:6億6850万ドル)
2)第2地域電力(TGKB)、パワー・マシーンへ41億2400万ルーブルの設備を発注
第2地域電力は、3件の投資計画を実施するためのパワー・マシーンとの設備供給契約締結を臨時株主総会で承認された。投資計画の内容は、コストロマ、トヴェリ、ヤロスラヴリにある熱併給発電所3ヶ所に160メガワット容量のガスタービンをそれぞれ設置して規模拡大を図ること。同契約によって調達される設備類の総額は41億2400万ルーブル。
各種機器・装置の購入及び設置は、投資計画実施段階の一つ。投資規模は2011年までに389億ルーブルと見積もり。このうち90億ルーブルの資金は、08年3月20日までに行われる追加発行によって調達する予定。
3)ゴーリキー自動車(GAZA)、GMと提携の可能性を検討
米ゼネラルモーターズ(GM)が、露ゴーリキー自動車との提携に関する可能性を検討している。GMの会長兼CEOリック・ワグナー氏は、ロシアの自動車メーカーとの提携による同国での事業拡大に期待している。
ワグナー氏は、ロシア自動車市場の成長継続を見込み、購入者獲得に意欲を見せている。
4)RBCインフォメーション・システムズ(RBCI)、MICEX指数及び小型株時価総額指数における同社株組み入れ数を変更
RBCインフォメーション・システムズの普通株追加発行にともない、MICEX指数及び小型株時価総額指数における同社株組み入れ数を12月11日より変更、両指数の計算に用いられる同社株の株数は1億4000万株まで拡大された。
また、両指数の各計算規則に基づき今回の変更に応じ、組入株の比率についても再計算が特別に実施された。
5)システマ・ハルス(HALS)、1月-9月連結売上28.8%増(米国一般会計基準)
2007年9ヶ月間の連結中間発表(未監査・米国一般会計基準準拠)によると、連結売上は2億750万ドルで、前年同期比28.8%増となった。
売上拡大の要因としてまず挙げられるのが、「開発」事業部門の増収(売上は前年同期比29.3%増の1億4240万ドル)。同部門上昇要因のううち、特に、モスクワ市Sadovnicheskaya通り75番の建設事業完了・販売や、「Avrora」プロジェクト(モスクワ州Stepankovo居住区)の土地販売価格の上昇及び規模の拡大などによるところが大きかった。
その他の項目
営業経費:2億7930万ドル(前年同期1億540万ドル)
売上原価:1億3130万ドル(同7530万ドル)
販管費:1億3930万ドル(同2590万ドル)
減価償却費:880万ドル(同430万ドル)
販管費の拡大は、経営陣及び取締役に対する9800万ドル分のストックオプション・ボーナスに関する帳簿上、一時的支出が07年上半期に承認されたことと関連。このほか、新規開発事業の件数増加に応じて従業員数を増加させたことに伴う給与基金の拡大も、経費増に影響を与えた。(同社資料による説明)
連結OIBDA:マイナス6300万ドル
法人税(利益税)支払額:1390万ドル(前年同期740万ドル)
連結純損失:7760万ドル
情報提供:FINAM Investment Company
12月10日(月)付ロシア企業ニュース
1)ポリメタル(PMTL)、Volchansk地区の金鉱調査ライセンスを取得
ポリメタルの子会社CJSC Zoloto Severnogo Uralaは、スヴェルドロフスク州Volchansk地区(同社現行産地Volontsovsk地区から40キロメートル)における金鉱地質調査のためのライセンスを取得した。
31.5平方キロメートルを対象範囲とするライセンスは、2007年12月4日に登録を受け、12年12月31日に期限が終了する。ポリメタルが地質調査作業の段階で産地を開発した場合は、ライセンスの区分が採掘用へと変更される。
ライセンス合意によると、同区画の採掘可能金資源は20トン。予測埋蔵量は60トンとされている同地区で実際に採掘・生産されるようになれば、前述Volontsovsk地区に匹敵し得る産地となる。また、かつて金18トン(約60万オンス)が採掘された巨大鉱床が存在していることも、同区画の高いポテンシャルを特徴付けている。
2)第2地域電力(TGKB)、株主、再編及び追加発行実施の決定を採択
第2地域電力の臨時株主総会で、電力システム改革最終段階としてロシア統一電力システムから分離したTGK-2 Holdingを同社へ統合することによる同社再編に関する決定が採択された。
株主総会では、TGK-2 Holding株の第2地域電力株への統合及び転換手続に関する契約も承認された。
同様に、追加株発行による定款資本拡大に関する決定も採択された。概要は、額面価格0.01ルーブル、発行数4405億5037万2763株、総額44億550万3727ルーブル63コペイカ、公募形式による売出しとなる。追加発行は、同社の投資計画資金調達を目的として実施される。今年3月に取締役会で承認された2011年までの投資計画額は389億ルーブルと評価されている。このうち90億ルーブルの資金は、08年3月20日までに行われる追加発行によって調達する計画を立てている。
3) TMK(TRMK)、TNK-BPとの提携合意を2012年まで延長
TMKとTNK-BPが2012年までの戦略提携に関する新たな合意に署名した。本合意に従い、TNK-BPはTMKより約20億ドル分の管製品を購入することになる。前回の3年契約で計画されていた5億ドル分の製品調達は07年末に完了する予定となっている。
TMKは2001年に設立されたロシア大手の管メーカーであり、世界の管事業においても3大会社の一つとされている。輸出先は60カ国以上。ロシア及びルーマニアに生産拠点を置く。
TNK-BPは、ロシアの主要石油企業の一つであり、採掘量においては世界の民間石油企業の10位以内に入っている。
4) 極東電気通信会社(ESPK)、1月-9月純利益14億7900万ルーブル(国際財務報告基準)
極東電気通信が2007年9ヶ月間の中間業績を発表した(未監査・国際財務報告基準準拠)。
純利益:14億7900万ルーブル
EBITDA:37億7970万ルーブル
携帯通信事業収入:8億7190万ルーブル
5) VTB(外貿銀行)(VTBR)、1月-9月純利益28.8%増(国際財務報告基準)
VTB(外貿銀行)(VTBR)、1月-9月純利益28.8%増(国際財務報告基準)2007年9ヶ月間の中間報告(国際財務報告基準)
連結純利益:10億5100万ドル(28.8%増、前年同期:8億1600万ドル)
VTB(外貿銀行)はロシア大手の銀行として、各銀行業務で強固な競争地位を占めている。主要株主はロシア政府(77.5%)。2007年5月に国内外のIPOで株式の22.5%を募集・売出しを実施、同年における世界最大のIPO公募規模である約80億ドルの資金を調達した。MICEX取引所やRTS取引所で売買されている株式及びロンドン証券取引所で扱われているGDRの時価総額は、株式募集・売出しの結果、355億ドル以上となった。定款資本金額は672億ルーブル。07年10月1日時点の自己資金額は3480億ルーブル、純資産は1兆1390億ルーブル。
6) VTB(外貿銀行)(VTBR)、Tekhutskoe銅モリブデン産地の開発に3億ドル以上融資
VTB(外貿銀行)代表団がアルメニアを訪問中、コスチン総裁とサルキシャン首相が、同行及びArmenian Copr Program社間の提携合意に署名を行った。本合意書では、銅モリブデンのTekhutskoe産地の開発及びアルメニア領内における精鉱コンビナート建設に関する共同事業実施について定められており、総額3億ドル以上となる事業に対し、VTB(外貿銀行)はCJSC Tekhut社に対する資金提供者となる。
7) ガスプロム(GAZP)、リビアの産地開発権を獲得
リビアにある炭化水素産地の開発権を取得する入札で、ガスプロムが落札。石油を主要資源とする同産地の入札には、ルクオイルとノヴァテクも参加していた。
石油ガス区画10ヶ所における入札では、ガスプロム以外に、英Shell、ポーランドPGNiG、アルジェリアのSonatrachも落札した。今回の入札では全体で35企業が参加していた。
情報提供:FINAM Investment Company
12月7日(金)付ロシア企業ニュース
1) ロシア統一電力システム(EESR)、少数株主より500億ルーブル相当の株式を買戻し
ロシア統一電力システムは提示条件に基づき、少数株主より500億ルーブル分の自社株買取りを終了。同社では株式買戻しに総額1020億ルーブルを費やす予定。オファー執行後は、ロシアや欧米の大手銀行に売却し、これら銀行によって取得された証券をもとにエネルギー関連の新たな投資ファンドが創出される計画。
2) ノリリスク・ニッケル(GMKN)、COVERICO HOLDINGS CO. LIMITED同社保有比率を8.37%まで縮小
COVERICO HOLDINGS CO. LIMITED(キプロス)はノリリスク・ニッケルの持ち株比率を2.38%縮小し、8.37%とした。
3) メチェル(MTLR)、12月11日に財務報告を発表予定
メチェルが2007年1月-9月の財務報告を12月11日に発表する予定。
OJSCメチェルは、鉱業及び冶金業を兼ね備える会社で、石炭、鉄鉱石、ニッケル、鋼製品の生産に特化。形鋼圧延でロシア第2位、特殊鋼・合金で最大のメーカー(特殊鋼生産の国内市場シェアは39%)。米国一般会計基準による2005年売上は38億ドル、純利益3億8100万ドル、EBITDA7億2600万ドル。
4) カマズ(KMAZ)、年初来の出荷販売額が24.3%増の771億900万ルーブルへ
カマズが年初来、771億900万ルーブル分の製品を出荷、前年同期比24.3%増となった。内訳は、
トラック:4万7853台(21.8%増)
エンジン・動力装置:5万7705台(20.7%増)
部品類:91億100万ルーブル分(21.3%増)
多様商品:85億4000万ルーブル分(33.4%増)
非製造サービス:37億6300万ルーブル
5) プーチン大統領が証券市場法を修正
ロシア大統領プーチン大統領が「証券市場に関する」連邦法第7条及び11条の修正を行った。この修正によって、非営利パートナーシップの形態を取っている証券決済機関や証券取引所を株式会社への再編することが法的に可能となる。
「証券市場に関する」連邦法第7条及び11条の修正に関する連邦法は2007年11月16日に国家院、11月23日に連邦院にてそれぞれ承認を受けていた。
6) システマ・ハルス(HALS)、ルブリョフカ地域Gorki-8住宅区の第2期建設を開始
ルブリョヴォ・ウスペンスコエ街道地域(モスクワ大環状道路より10-17キロメートル、訳注:通称ルブリョフカ)内で、システマ・ハルスが所有する2地区(LandshaftとGorki-8)間の土地で、システマ・ハルスの子会社の(有)Gorki-8が取得した約61ヘクタールの土地区画の大住宅区の第2期建設を開始した。
同区画は、システマ・ハルスが2007年9月に取得した建設済居住区Gorki-8に隣接している。事業の主な目的は、Gorki-8の第1期及び第2期を統一することによって、整備されたインフラを有する大居住区を作り出すこと。事業期間は2008年から10年まで。
区画購入に際し資金を調達するため、システマ・ハルスでは総額37億8100万ルーブルの手形を発行、私募によって売出した。
OJSCシステマ・ハルスは、ロシア・CIS諸国の不動産市場における大手企業として、土地・不動産開発、プロジェクト運営・建設管理、資産や不動産の運用など多種の事業に携わっている。ロシア開発会社として初めてロンドン証券取引所に株式の募集・売出しを行っている。国内ではMICEX取引所及びモスクワ証券取引所。主要株主は71.1%を保有するAFKシステマ。
7) ズベルバンク(SBER)、Fitchが「BBB+」で格付け、見通し「安定的」
本日Fitch社は、ズベルバンクに対して以下の通り格付を確認した。
長期発行体デフォルト格付(IDR):BBB+、見通し「安定的」
短期発行体デフォルト格付(IDR):F2
個別財務格付:C
サポート格付:2
ズベルバンクの長期・短期IDRとサポート格付は、同行がロシア銀行分野の中でも突出する規模と顧客層によってもたらされる重要性及び国家が同行の支配株(50%+1株)を保有しているという事実を反映している。また、各格付は、国家からの支援を受ける可能性も考慮に入れている。
ズベルバンクは、中東欧における大手銀行。現行法に従い50%以上の「支配株」はロシア中央銀行が保有。
8) ロスネフチ(ROSN)、3企業を取得
ロスネフチが新たに3会社の所有者となった。社名は、(有)民間警備会社Sluzhba Corporativnoi Bezopasnost(チュメニ州ネフチユガンスク市)、OJSC Uchet i otchetnost(同左)、(有)FTT Servis(モスクワ市)で、それぞれの定款資本100%を取得した。ロスネフチではこれまで各社の持ち分は保有していなかったとのこと。
OJSCロスネフチはロシア最大の石油会社。SPE分類の2006年確認埋蔵量は6.1%増の200億8900万バレルまで拡大。06年の採掘量は石油が7.8%増の5億8270万バレルまで、ガスが4.2%増の135億8000立方メートルまでそれぞれ拡大。ロスネフチが所有する第三者企業の石油精製工場を含む石油製品生産量は05年より6.6%増の2266万トンまで達した。米国一般会計基準による純利益は35億3300万ドル、売上は330億9900万ドル。
情報提供:FINAM Investment Company
12月6日(木)付ロシア企業ニュース
1) 1月-9月の対ロシア外国投資額がおよそ900億ドルに
Association of European Businesses(AEB)が実施した調査によると、2007年の9ヶ月間で外国企業によるロシア経済への投資額が879億ドルに上ったことが明らかとされた。最大投資国は英国、次にオランダ、キプロスが続いている。
2) マグニト(MGNT)、BSGVが10億ルーブルを融資
Banque Societe Generale Vostok(BSGV)のクラスノダール支店が、マグニトのチェーン店運営会社Tanderと総額10億ルーブルのクレジットライン供与契約を締結した。BSGVによると、貸付の目的はマグニトが所有する各チェーン店の発展。
CJSC Tanderは、マグニトの小売網運営を手がける会社。マグニトは食品小売において主要業者の一つ。2007年6月30日現在の店舗数は2009、国内居住区の630ヶ所以上、主に南、中央、沿ヴォルガ連邦管区で販売網を展開する他、北西、ウラル連邦管区でも店舗を所有。店舗数の約3分の2以上は人口50万人以下の都市に位置。
3) 欧米投資家にとって最も魅力の高いロシアの電力業界
KPMGロシア・CIS代表部の戦略発展マネージャーのMikhail Tsarev氏が「ロシアにおけるM&A」フォーラムで本日コメントした内容によると、2006年から07年はロシア事業に対する外国投資が大幅に拡大した。しかもオフショア投資ではなく実際の外国企業からの投資割合が高くなった。07年上半期、投資計画において最も高いウェイトを占めた業種は電力(33%)、2位は金融(22.2%)、3位石油・ガス(22%)となった。尚、ロシア企業が最も多くの投資を行った対象は金属事業部門。
ロシアのM&A市場は平均で毎年2倍ずつ拡大している。
4) ガスプロム・ネフチ(SIBN)、各種オイルの製造・販売企業を設立
ガスプロム・ネフチが新企業(有)Gazpromneft-smazochnye materialy(ガスプロム・ネフチ-潤滑材)を設立した。
ガスプロム・ネフチでは、オイル事業を発展させてロシア市場の主要地位に立つという野心的な課題を打ち出している。
今回新たに設立された企業は、2010年までにロシアのパック詰めオイル市場で15%のシェアを占めることを目標としている。このため、生産部門及びディーラー網発展、商標変更に大規模な投資が実施される計画。
08年には早々に商用車向けの高品質なモーター油を多種取り揃え、09年までには新商標を作り出す予定。
新商標によるオイルは、ロシア国内、中央アジア、ウクライナ、ベラルーシで販売されることになっており、将来的には東欧・中央市場への進出も見込まれている。
情報提供:FINAM Investment Company
12月5日(水)付ロシア企業ニュース
1) 第1地域電力(TGKA)、2011年へ向け、サンクト・ペテルブルグの熱供給システムに165億ルーブル投資
第1地域電力が2011年までにサンクトペテルブルグの熱ネットワーク再建・改築費用として165億ルーブルを投じる計画を立てている。2015年までの投資額は330億ルーブル。今年は約45億ルーブルを投資予定。
2) ロスネフチ(ROSN)、Komsomolsk産地のライセンスを取得
ロスネフチはヤマロ・ネネツ自治管区プロフスク地区にあるKomsomolsk石油ガスコンデンセート田の白亜紀層(PK1層を除く)から石油・ガス・コンデンセートの採掘を行うためのライセンスを取得した。ヤマロ・ネネツ自治管区資源利用局より同ライセンスを受けたのは2007年10月31日、業務開始の許可日は07年10月4日以降、有効期限が13年7月15日までとなっている。
3) ヴォルガテレコム(NNSI)、2007年投資額、80億ルーブル
ヴォルガテレコムの事業計画投資額は2007年全体で80億ルーブル、前年より約1.4倍増となる。
同社技術部長の資料によると、投資総額の約23%は近代的通信サービス向上に、10%は携帯事業、約18%はインフラ構築に充てられているとのこと。
4) アフトワズ(AVAZ)、11月販売台数は5万8200台
11月のアフトワズ車販売台数は前年同期比31.3%増の5万8200台となった。このうち、LADA Kalinaの販売数は7700台、LADA Priora7900台、LADA Samara1万7200台。
1月-11月全体のロシア国内販売台数は、前年同期比4.4%増の60万台以上。内訳は、
LADA Samara:17万1000台
LADA 2105/2107:16万9700台
LADA 110/Priora:16万3600台
LADA Kalina:7万台
LADA 4x4:2万6300台
11ヶ月間の輸出台数は9万8000台超で、前年同期比8.1%の伸びとなった。
5) VTB(外貿銀行)(VTBR)、Alliance Oil Company に50億ルーブルのクレジットライン
VTB(外貿銀行)がAlliance Oil Company に対し、総額50億ルーブルの融資限度枠を設定した。資金用途は、同石油企業が所有するハバロフスク石油精製工場の再建。
この再建プロジェクト実施を目的として、2007年11月にOJSC Khabarovsk Oil Refineryがスペインのエンジニアリング会社Tecnicas Reunidasと再建主要業務に関する契約を締結。契約内容には、約8億ドルの水素化装置の建設も含まれる。ハバロフスク石油精製工場の再編費用は約10億ドル。同工場の近代化は11年初めに完了される計画。
VTB(外貿銀行)は、Alliance社が同プロジェクトの資金調達として08年に募集・売出しを予定している第2回社債発行(総額70億ルーブル)においても主幹事を務めている。
OJSC Alliance Oilは、複数事業会社OJSC Alliance Group、同子会社CJSC Alliance Capital Investment Company、ヴィンコル C.A.(スイス)によって01年末に設立された会社で、ハバロフスク市の石油精製工場や、石油製品の輸送を担う各社、極東地域の小売・卸売販売網を所有している。
6) マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、自社株4.27%を消却
マグニトゴルスク製鉄が定款資本の4.27%に相当する自社株を消却する。
償却は、子会社CJSC MMK-Capital統合による同社再編に伴うもの。
再編は、同社グループ構造合理化計画に関して今年8月30日に臨時株主総会で決議された内容に従って実施された。
同社へのMMK-Capital統合契約に基づき、これまでMMK-Capitalが保有していた普通株4億9849万5023株(同社定款資本の4.27%)が消却処理される。
7) タトネフチ(TATN)、2007年11月の生産業績を発表
11月の石油採掘量:205万5889トン(うち3万299トンは計画超過)
年初来の石油採掘量:2361万2293トン(前年同期比32万1314トン増)
情報提供:FINAM Investment Company
12月4日(火)付ロシア企業ニュース
1) RTS取引所、各指数の採用銘柄を承認
OJSC RTS取引所の情報委員会は、RTS指数、RTS-2指数、業種別指数の各組入採用銘柄更新を承認。更新される各指数の公表期間は、2007年12月17日から08年3月14日。
RTS指数
追加:
ラスパドスカヤ石炭・普通株
削除:
バルチカ・ビール・普通株
RTS-2指数
追加:
第8地域電力・普通株
第2卸売電力・普通株
Pharmstandard・普通株(訳注:当社非取扱銘柄)
ロスバンク・普通株
URALSIB・普通株(訳注:当社非取扱銘柄)
Silvinit・普通株(訳注:当社非取扱銘柄)
削除:
スラヴネフチ・メギオンネフチェガス・優先株(訳注:当社非取扱銘柄)
バルチカ・ビール・普通株
ニジネカムスクタイヤ・普通株
Ufaorgsintez・普通株(訳注:当社非取扱銘柄)
サヤノシュシェンスク水力発電所・普通株
Votkinsk Hydroelectric Power Plant・普通株(訳注:当社非取扱銘柄)
業種別指数
「金属関連指数」
削除:
ウラル鋼管・普通株
シナルスキー鋼管・普通株
「消費関連指数」
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Pharmstandard・普通株(訳注:当社非取扱銘柄)
削除:
バルチカ・ビール・普通株
バルチカ・ビール・優先株
「電力関連指数」
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第2卸売電力・普通株
第2地域電力・普通株
2) マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、金属製品販売会社の株式25.67%を追加取得
マグニトゴルスク製鉄は、金属製品の保管・販売会社OJSC Bashmetallopttorg(訳注:在バシコルトスタン共和国)の持ち株比率を62.32%から87.99%まで拡大した。取引総額は1500万ドル。
OJSCマグニトゴルスク製鉄はロシア大手の鉄鋼企業で、世界でも鋼生産高20位を占める。原材料処理から鉄鋼関連製品加工までの一貫サイクルによる大規模生産施設を有する。2006年の鋼鉄生産量は1250万トン、鋼製品1130万トン。同年売上64億、純利益14億ドル(米国一般会計基準)。
3) MICEX取引所、ニジェゴロドの為替証券取引所を購入
MICEX取引所が、CJSCニジェゴロド為替証券取引所の50%+1株を保有することとなった。 今回の購入は、ロシア全体の金融基盤となる持ち株会社を構築するためにMICEX取引所が実施している計画に基づいたもの。MICEX取引所グループは既にウラジオストクとロストフの取引所を傘下に収めている。
4) モバイル・テレシステムズ(MTSS)、Synterraと基幹チャンネルのリース契約を締結
両社提携の第一段階として、モバイル・テレシステムズがSynterraから南連邦管区にある基幹ネットワーク(総容量500MB/s)のチャンネルを借り受け、一方モバイル・テレシステムズは、Synterraに対してシベリア連邦管区のトランスポートネットワークを貸し出す。シベリア連邦管区で同社が所有するトランスポートネットワークは、ノボシビルスク州、ケメロヴォ州、アルタイ地方を網羅するSDH規準に応じたもので総長約1460キロメートル。
両社が交わした同契約では、リース範囲の更なる拡大も定められている。
情報提供:FINAM Investment Company
12月3日(月)付ロシア企業ニュース
1) 薬局チェーン36.6(APTK)、Jere Calmes氏を社長に任命
薬局チェーン36.6は、Jere Calmes氏を同社社長及び持株会社表取締役に任命した。同氏は経営と事業拡大戦略の任務を負うことになる。
Jere Calmes氏はイタリアの主要通信会社Wind Telecomunicazioni S.p.A.のトップを経て、OJSC ヴィムペル・コミュニケーションズの執行役副社長(兼モスクワ地域社長)として勤務。1995年から2001年の間はMotorola Inc.のロンドン、カイロ、サンクト・ペテルブルグの各支部で指導的な立場を務めていた。
OJSC 薬局チェーン36.6は、ロシア初の美容・健康商品民間小売業者。株式はRTS取引所の「B」区分に上場・登録、MICEX取引所でも上場。2007年11月30日現在の時価総額(追加発行分含まず)は6億5110万ドル(RTS取引所データ)。ロシア29地域90都市において1090店の薬局を経営。
2) TMK(TRMK)、独SMS Demagと共同企業を設立
TMKが、同社傘下のSeverny trubny zavod及び冶金工業向け機械設備の世界主要メーカーであるSMS Demag(ドイツ)と、共同企業(有)TMK-SMS Metallurgichesky Servis設立に関する合意に調印した。
この共同企業は、Severny trubny zavodに対し、SMS Demag社の技術・ノウハウ提供を行うと共に、冶金装置メンテナンスに関する立案、分析、管理に関するコンサルティング業務を提供する。このようなパートナー企業との提携によって、定期的・包括的な修理から必要に応じた保守・修理作業へと移行することが可能となる。この結果、Severny trubny zavod設備のメンテナンス経費削減と同時に、稼動効率の向上も見込まれる。
共同企業(有)TMK-SMS Metallurgichesky Servisは、TMKとSMS Group間の2015年までの戦略提携合意によって設立される。この提携合意では、鋼鉄及び継目無鋼管製造のためのSMSの技術をTMKへ導入・開発することを目的とする長期共同事業が定められている。
TMKは2001年に設立されたロシア大手の管メーカーであり、世界の管事業においても3大会社の一つとされている。2006年販売量は約300万トン、輸出先は60カ国以上。ロシア及びルーマニアに生産拠点を置く。同社の国際預託証券(GDR)及び普通株式は、ロンドン証券取引所及びRTS取引所でそれぞれ上場て。
3) セヴェルスタリ(CHMF)、北米SeverCorr製鉄所における持ち分の統合を表明
セヴェルスタリ(CHMF)、北米SeverCorr製鉄所における持ち分の統合を表明 セヴェルスタリが同社会長権社長のモルダショフ氏よりBaracom社株100%を買い取る意向。BaracomはSeverCorr株の18.5%を保有している。取引総額は8440万ドル。
SeverCorrは、セヴェルスタリと米国のパートナーが電気製鉄技術を基盤として設立した近代的な小規模工場。高品質鋼の年間生産量は130万トン。製品は自動車業、建築業、農業、パイプ製造や機械業に利用されている。
4) ロシア統一電力システム(EESR)、株式売却価格を0.00801ルーブル/株以上とロシア統一電力システム取締役会で決定
ロシア統一電力システムを通じ国家保有分となっている第9地域電力株の売却条件が、ロシア統一電力システム取締役会で決定された。
これによると、いわゆる「国家保有」比率の売却価格は、追加株式募集・売出し価格に等しくなるが、1株あたり0.00801ルーブルを下回ることはないとのこと。
この価格は、同社設備容量663ドル/キロワットに相当。
本日の株価はRTS取引所0.0073ルーブル、MICEX取引所0.0069ルーブル
5) ガスプロム・ネフチ(SIBN)、ヤマルの新企業を登録
2007年11月、ガスプロム・ネフチは新設した企業(有)Gazpromneft-Yamalの登録を行った。同社は、ガスプロム及びその子会社の各油田開発の事業体としての役割を果たすことになる。
最初の試験開発地として予定されているのは、Tazovskoe及びNovoportovskoeの産地。ライセンスは(有)Yamburggazdobycha及び(有)Nadymgazpromがそれぞれ所有。ガスプロム・ネフチはこの両産地の開発を09年から10年にかけて実施することを計画している。
OJSCガスプロム・ネフチは、垂直統合型の石油企業として採掘・精製・販売事業を傘下におさめ、採掘量ではロシア5位を占める。2006年の業績は、原油採掘量3270万トン、精製量2440万トン。同年売上は2017万ドル、EBITDA516万ドル、純利益366万ドル(米国一般会計基準)。主要株主はガスプロム(75.68%)。S&P格付は「BB+」。
6) マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、国内出荷量は730万トンに
「マグニトゴルスク製鉄による2007年の金属製品年間国内出荷量が730万トンとなる」と、ラシュニコフ会長が社内労働組合との協議の席上で述べた。
国内需要者向けの出荷量は全体生産の60%を占め、前年比21%または125万トンの増加となる。
1997年から2007年までの間、マグニトゴルスク製鉄による鋼生産は750万トンから1328万トンへ1.8倍、製品生産量は650万トンから1220万トンへとおよそ2倍拡大した。同社が優先的に供給する国内市場向け金属製品販売量は同時期において270万トンから730万トンへ、2.7倍拡大した。また、97年には国内向け販売量が全体の41%を占めていたが、2007年には60%(予測)となり、出荷構造も変化した。
OJSCマグニトゴルスク製鉄はロシア大手の鉄鋼企業で、国内市場の約20%を占める。原材料処理から鉄鋼関連製品加工までの一貫サイクルによる大規模生産施設を有する。製品種類においても、ロシア及びCIS諸国で最も多い商品を製造している。生産品の約5割は国外に輸出。
情報提供:FINAM Investment Company