ロシア進出支援とロシア株専門の証券会社、ARUJI GATE証券(アルジゲート証券)

ロシア企業ニュース: 2009年12月

12月30日(水)のロシアニュース

2009年12月30日ロシアニュース

1.ソレース(SVAV)、極東に自動車工場開設

ソレースは12月29日、ウラジオストクにおいて、極東で初となる自動車生産施設ソレース極東の開所式典を行った。式典にはプーチン首相が出席。

対外経済銀行が参加して実現したこのプロジェクトでは、極東初の包括的自動車工場が設立される。工場では、韓国の双竜の四輪駆動車や日本のいすゞの商用トラック、フィアットのドゥカートを基盤にした路線タクシーや救急車、スクールバス、集金車など、極東連邦管区のインフラに必要な特別車の生産が行われる。また、新工場ではワズの特別車の組み立ても行われる。

生産能力は2010年の第1段階では年間1万5000台で、その後2012年に向けて4万台まで拡大される。自動車部品生産施設も行われる見通しで、部品の現地調達化が進む。

ソレースは極東に自動車工場を開設した初の企業で、同社のシュヴェツフ社長は、ロシアに自社工場を持たないほかのアジアの自動車工場が関心を示す可能性もあるとしている。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は1319円程度。29日終値前日比+4.22%。


《会社概要》
ソレースはロシア大手自動車生産会社。持株会社であり、ワズ(UAZA)、Zavolzhsky motor plant、ZMAの株式を保有。主に乗用車、オフロード車、トラック、バス等を製造。韓国のSsangYong、イタリアのFiat、日本のISUZUと共同で生産を行っている。


 

2.ルクオイル(LKOH)、フェドゥン副社長が自社株保有率を引き上げ

ルクオイルのフェドゥン副社長は12月23日、普通株式19万6384株を3億2521万1904ルーブルで取得した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は5214円程度。29日終値前日比+0.96%。

《会社概要》
 ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。

 

3.ルクオイル(LKOH)、西クルナ2開発の仮契約調印

ルクオイル(56.25%)、ノルウェーのスタットオイル(18.75%)、イラクのノースオイルカンパニー(25%)の企業連合は、西クルナ油田2の開発・採掘に関する仮契約をイラク国営石油会社サウスオイルカンパニーと交わした。

ルクオイルの公式発表によると、契約は20年で、5年間延長ができる。仮契約はイラク共和国政府の批准を待つ。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は5214円程度。29日終値前日比+0.96%。

《会社概要》
ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。

 

4.チェリャビンスク亜鉛(CHZN)、09年1-9月期純利益は2億6800万ルーブルの黒字に転換

チェリャビンスク亜鉛の2009年1-9月期売上高は、前年同期83億1800万ルーブルに対し、65億200万ルーブルとなった(国際会計基準)。

EBITDAは11億5500万ルーブル(前年同期は7億4400万ルーブル)で、EBITDA収益率は18%(同9%)。

純利益は前年同期10億8900万ルーブルの赤字から、2億6800万ルーブルの黒字に転換した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は305円程度。29日終値前日比+2.28%。

《会社概要》
チェリャビンスク亜鉛はロシア最大手亜鉛生産会社。垂直統合型企業。金属亜鉛の生産に関する全工程が行われる。世界亜鉛生産の2%、ロシア亜鉛生産の60%を占める。

 

5.ポリメタル(PMTL)、VTB(外貿銀行)より1500億ドルの借入

ポリメタル子会社の北ウラル金鉱、マガダン銀鉱、オホーツク採鉱地質会社は、VTB(外貿銀行)と総額1500億ドルの借入契約を締結した。

金利は3ヶ月LIBORに年率6.3%上乗せしたもので、元本の執行期間は契約締結後30ヶ月。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は848円程度。29日終値前日比-0.43%。

《会社概要》
ポリメタルはロシア大手金・銀生産会社。探査・採掘・加工・生産・販売を実施。ロシアのマガダン、スヴェルドロフスク、チタ、ハバロフスク、クラスノヤルスクにおいて活動を展開。主要株主はNafta-Moscowである。

 

6.トランスネフチP(TRNFP)、09年1-9月期は1.5倍増益の923億ルーブルの黒字

トランスネフチの2009年1-9月期、純利益は前年同期比51%増の923億ルーブルの黒字となった(国際会計基準)。売上高は2559億ルーブルと、前年同期を27%上回った。

第3四半期純利益は前年同期166億ルーブルから377億ルーブルに拡大、売上高は24%増の891億ルーブルだった。

なお、同社優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は72457円程度。29日終値前日比-1.91%。

《会社概要》
トランスネフチはロシア大手石油パイプライン会社。主要事業は石油の国内外への輸送・供給である。国内パイプライン市場において独占的な地位を占める。石油の輸送及び運営以外に、パイプライン点検・修理事業も手掛ける。石油輸送に関し、外国籍企業と積極的に交渉を行う。

 

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12月29日(火)のロシアニュース

2009年12月29日ロシアニュース

1.プーチン首相、東シベリア-太平洋パイプラインの稼動を開始

極東連邦管区を訪問中のプーチン首相は、東シベリア-太平洋パイプライン稼動記念式典において、第1号となる石油タンカーへの積み出しをスタートさせた。

同氏は、「現代ロシアにおいて最も大規模な案件の一つが完成した。いや、現代ロシアにとってだけではない。旧ソ連にとっても、このような案件は壮大なものだっただろう」と指摘した。

同氏によれば、この計画が採択されたのは2004年12月31日のことで、5年間で計画されていた全ての作業が実質的に終了した。東シベリア-太平洋パイプライン建設には3600億ルーブルが投じられ、これ以外にコジミノ港建設に600億ルーブルが投下された。

同氏は、「ロシアにとって、これは本当に重大な出来事だ。アジア・太平洋地域という全く新しく、拡大しつつある有望な市場に参入することが可能となるため、これは戦略的プロジェクトである。」と強調した。

 

2.イルクーツクエネルゴ(IRGZ)、2010年売上高は24%拡大の予想

イルクーツクエネルゴは12月25日、モスクワで取締役会を開き、2010年の事業計画を承認した。事業計画では、2010年売上高は2009年予想値の24%増である478億9800万ルーブルを予想している。さらに、借入に関しては今年の水準を上回らないとする方針のほか、コスト削減に関する計画などが承認された。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4151円程度。28終値前日比+0.28%。

《会社概要》
イルクーツクエネルゴはロシア大手電力会社。アンガラ川沿いに3つの水力発電所-ウスチ・イリムスク、ブラーツク、イルクーツクを保有。その他、9つの火力発電所、送電網を所有。主要株主はアルミニウム最大手UC Rusal。

 

3.UTエアー航空(TMAT)、2010年旅客者数34%増を目標

UTエアー航空取締役会は12月24日、プロジェクト予算委員会が提示した2010年事業計画に関する審議を行った。

計画によれば、来年は多種の航空機101機とヘリコプター202機を操業させる予定。飛行距離は約30万時間が計画されている。

旅客者数は、平均搭乗率と路線の拡大により、前年比34%増の480万人を見込んでいる。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は3143円程度。28終値前日比+0.70%。

《会社概要》
UTエアー航空はロシア大手民間航空会社。主要事業は国内外における旅客・貨物の輸送である。ヘリコプター事業ではロシア最大手であり、石油ガス関連企業にサービスを行う。

 

4.南テレコム(KUBN)、2010年はブロードバンド整備に10億ルーブル超の投資

南テレコムの2010年投資計画では、南連邦管区800以上の地域・地区のブロードバンドインターネット接続整備に10億ルーブル以上の投資が盛り込まれている。同社サイト上のオンライン会議で同社代表が表明した。来年はADSL20万ポートと十分な数のFTTxポートを据え付ける計画。

同社は、「投資計画を立てる際には、インフラが整備されている地区だけでなく、現在インターネットサービスがない地区がこれらのサービスを確保できるように考えた。ブロードバンドインターネット接続整備は例外なく全ての支店で行われる。」としている。

同社のブロードバンド加入者数は55万を超えるほか、ダイアルアップ接続加入者は約10万人となっている。

2010年の投資額は42億ルーブルが計画されている。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は1213円程度。28終値前日比-9.06%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は951円程度。28終値前日比-1.28%。

《会社概要》
南テレコムはロシア大手通信会社。南部地域を中心に通信サービスを提供。7つの地域間通信会社のうちの1社。9つの地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。本部はクラスノダル市。固定国内・国際電話通信、携帯電話通信、インターネット、ケーブルテレビ等のサービスを提供している。

 

5.ガスプロム(GAZP)、中国とロシア産ガス供給に関する基本条件で合意

メドベージェフ副社長を団長とするガスプロムの代表団が12月22日から27日にかけて中国を訪問、中国国営石油天然気集団公司(CNPC)と、ロシア産ガスの「西」ルートと「東」ルートの中国向け天然ガス供給問題交渉に関して、今年の最終ラウンドを行った。

交渉の結果、これまでの合意に基づき、ガスプロム・エクスポートとCNPCの子会社ペトロチャイナインターナショナルの間でロシア産ガス供給の基本条件に関する合意書が締結された。

合意書は中国へのロシア産ガス供給の商業面、技術面を規定している。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は559円程度。28終値前日比-0.51%。

《会社概要》
ガスプロムは世界最大手ガス会社。主要事業はガス及び石油の探査・生産・精製・保管・輸送・販売である。世界ガス埋蔵量の約17%、国内ガス埋蔵量の60%を保有。ガス埋蔵量は約29.85兆M3と推測。世界の20%、ロシア産ガスの80%を生産。15万6900キロメートルに及ぶ世界最長のガス輸送システムを保有。主要株主はロシア連邦。

 

6.パワー・マシーン(SILM)、5600万ユーロでマケドニアの火力発電所を近代化

パワー・マシーンはマケドニア・ビロラ火力発電所の発電設備3ヶ所の近代化を行う。

発電設備3ヶ所の近代化に向けた発電装置(各225メガワット)の製造・供給契約が、マケドニアのELEM(マケドニア発電所)との間で取り交わされた。契約額は5600万ユーロ。

近代化により、作業の安定性と安全が確保されるほか、発電期間も延長され、発電能力も8.32メガワットずつ拡張する。新設備の稼動開始は2010年から2012年に予定されている。

《会社概要》
パワー・マシーンはロシア大手設備製造会社。主要事業は火力、水力、原子力、ガスタービン発電所で使用される発電設備の設計・製造・販売・アフターサービス。グループにはLeningradsky Metallichesky Zavod、 Electrosila、 Turbine Blades' Plant、 Kaluga Turbine Works、NPO CKTI、Energomachexport、Power Machines - Reostat Plantが入る。製品の輸出も行う。

 


 

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12月28日(月)のロシアニュース

2009年12月28日ロシアニュース

1.リファイナンス金利が8.75%に

ロシア中央銀行は、12月28日よりリファイナンス金利を9%から8.75%に0.25ポイント引き下げる。他のオペレーションについても0.25ポイント引き下げる。

 

2.インター統一電力(IRAO)、1兆6000億ルーブル規模の第3者割当増資を決定

インター統一電力取締役会は12月24日、投資計画への資金調達として、新規株式発行を決定した。

増資規模は1兆6000億ルーブル。1株あたりの額面価格は0.02809767ルーブルで、今年6月25日の株主総会で決定された。今回の募集は対外経済銀行、ロスナノ、国(国家資産管理局)を対象とした第3者割当の形式で行われる。

発行価格は募集開始前に取締役会が決定する。

なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は142円程度。25日終値前日比-1.50%。

《会社概要》
インター統一電力はロシア国内外における一連の発電・配電資産を運営するインター統一電力は、ロシア国内の電力輸出入分野で支配的立場にある。同社は2008年、閉鎖型株式会社INTER RAO UES及びロシアの電力業界再編によりINTER RAO UESに譲渡された一連の発電会社を元に設立された。

 

3.カマズ(KMAZ)、2013年までに4万6000台のトラック販売を目標

カマズは2009年、自動車の売り台数は約2万6000台。うち、自動車工場で組み立てられたのは2万3300台強の自動車部品と完成品。

カマズ・ディーゼルは約2万8500台のエンジンおよび動力装置を生産した。カマズ全体での労働生産性は20%上昇した。

コゴギン社長は、2008年10月に講じられた危機対策の措置が実施され、105億ルーブルのコスト削減に成功したと発表、市場占有率(シェア)は28%から56.5%に拡大した。

2010年から2013年の戦略的成長の基本プログラムでは、トラック4万6100台の生産販売が盛り込まれている。楽観的シナリオでの目標値は6万6500台。コゴギン社長は、ロシアの経済成長が危機を脱した場合、いずれの値もクリアできると表明した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は201円程度。25日終値前日比-1.18%。

《会社概要》
カマズはロシア大手自動車会社。主にトラック、トレーラー、バス、トラクター、自動車部品を生産。主要な企業はタタールスタン共和国のNaberezhnye Chelnyに位置。ロシア以外に、ポーランド、カザフスタン、アゼルバイジャン、ウクライナ、エチオピア、ベトナムにおいて生産活動を展開。製品は40カ国に輸出されている。

 

4.ポリュス・ゴールド(PLZL)、加産金業者と国内鉱床調査で合意

ポリュス・ゴールドとカナダのキンロス・ゴールド社は、協定を締結し、その枠内で技術協力に関する提携をするための共同文書に署名した。

12月25日に、サハ共和国のネジダンニンスコエ鉱床を効果的に開発するためのいくつかの開発モデルのリストが承認された。これには、国際的な分析研究所の参加による鉱床の鉱石テストなども含まれている。キンロス社は今後1年間に渡って、鉱床における今後の作業実施に関しての問題を検討していく。

また、双方は1年から2年で、ロシア国内の一連の鉱床で地質調査作業を行っていく。調査によっては共同出資会社(ポリュス・ゴールド51%、キンロス・ゴールド49%)の設立の可能性がある。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は4876円程度。25日終値前日比+1.07%。

《会社概要》
ポリュス・ゴールドはロシア最大手金生産企業。埋蔵量及び生産量で世界有数の企業である。ロシア国内のクラスノヤルスク地方、イルクーツク、マガダン、アムール州とサハ共和国において開発・採掘を実施。2006年に設立。以前は、ノリリスク・ニッケル(GMKN)の金採掘部門であった。

 

5.ズベルバンク(SBER)、09年通期純利益は約200億ルーブルの見通し

ズベルバンクのグレフ総裁は、テレビ番組ヴェスチ24のインタビューで、2009年通期純利益が200億ルーブル規模となる見通しを示した。

グレフ総裁は、「今年の黒字幅は去年の数分の1だが、今年も黒字となった。」と指摘、2009年が同行にとって創業以来最も厳しい年となったとの見方を示した。

同行のカラムジン副総裁は、先に、2009年ロシア会計基準による純利益見通しについて、100億から200億ルーブルの間との予測を示していた。国際会計基準純利益については、ロシア会計基準のものとそれほど変わらないとの予測を示していた。

また、2010年の純利益(ロシア会計基準)に関しては、最低でも1000億ルーブルの黒字とする意向を示した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は249円程度。25日終値前日比-0.14%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は212円程度。25日終値前日比+1.82%。

《会社概要》
ズベルバンクはロシア最大手銀行。銀行業務全般に関するサービスを提供。個人顧客部門におけるリーダー的地位を保持。総預金残高の約半分は個人による資金。ロシア最大級の支店網を保有する。支店総数は20,000店。個人及び法人向け貸付が主要収入源である。主要株主はロシア連邦中央銀行であり、株式の約60%を保有。

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12月24日(木)のロシアニュース

2009年12月25日ロシアニュース

1. アエロフロート・ロシア航空(AFLT)、16機目のA321型機を受領

アエロフロート・ロシア航空は、エアバス社製A321型機を受領した。これで受領したA321型機は16機目となる。現在、アエロフロート・ロシア航空が保有しているA319型機、A320型機、A321型機は、合計で63機である。

航空機は、アエロフロート・ロシア航空とエアバス社が2008年12月に締結されたリース契約に基づいて納入されている。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は153円程度。24日終値前日比-4.43%。

《会社概要》
ロシア大手航空会社。主要事業は国内・国際線における旅客・貨物の運送である。現在、飛行機90機を保有。 主要空港はSheremetyevo 1・2国際空港であり、来年Sheremetyevo 3国際空港を開港予定。2006年よりスカイ・チーム・エア・アライアンスに加盟。

 

2. 連邦送電会社(FEES)、連邦料金局が2010-2012年におけるRAB方式に基づく料金への移行を承認

12月22日、連邦料金局は、連邦送電会社の投下資本利益率を基にした料金規制を承認した。同社がRAB方式の料金へ移行するのは2010年1月1日からとなる。

今後3年間におけるRAB方式の送電料金は次のようになる。

料金 (ルーブル/月間MW

料金上昇率

前年比 %

2010

87 868,77

51,1%

2011

115 286,13

31,20%

2012

143 785,68

24,72%

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は99円程度。24日終値前日比-3%。

《会社概要》
ロシア連邦の電力業界再編に伴い、2002年6月25日に設立された。全ロシアの送電システム(220KW以上)の運営、維持、発展を目的としている。
主要事業
・ 全国送電システムの管理
・ 卸売市場における事業体に対する配電及び送電線への接続に関するサービス提供
・ 全長12万キロメートルの電線
・ 全長4万7073キロメートルの送電線
・ 送電量:5000億キロワット時
・ 変電所数:796ヶ所
・ 変電規模310キロボルトアンペア

 

3. 第3卸売電力(OGKC)、ノリリスク・ニッケル株0.41%を約30億ルーブルで売却

ノリリスク・ニッケルは、第3卸売電力から約30億ルーブルで自己株式0.41%を取得した。ロイター通信によると、この取引価格は、現在の市場株価と比較して11%割安である。

実際に、ノリリスク・ニッケル株を取得したのは、オフショア企業であるCorbiereホールディングとRaleighインヴェストメントである。この2社は、ノリリスク・ニッケルの関係会社として、同社サイトに掲載されている。両社の取引価格は、それぞれ14億8300万ルーブル(3.763ルーブル/株)である。第3卸売電力の代表者によると、ノリリスク・ニッケル株の売却は、会計検査院の勧告(非中核資産の売却)に従って実施された。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は12752円程度。24日終値前日比-1.91%。

《会社概要》
ロシア大手電力会社。ロシア統一電力システムの再編に伴い、設立された企業。主要事業は電力の販売である。総設備容量は8.357ギガワット。Kostroma、Pechora、 Cherepetsk、Kharanor、Gusinoozersk、Yuznouralsk発電所より構成。

 

4. 水力卸売電力(HYDR)、サヤノ・シュシェンスカヤ水力発電所の復旧経費は370億ルーブルに下方修正

シマトコ・エネルギー相によると、クラスノヤルスク地方の発電所復旧に関する政府委員会の会合が開催され、サヤノ・シュシェンスカヤ水力発電所の復旧経費は、400億ルーブルから370億ルーブル強に下方修正された。

同エネルギー相によると、エネルギー省、財務省、経済発展省、及び、設備を供給するパワー・マシーンは、それぞれ、この評価を妥当だとしている。もっとも、発電所復旧に関する設計・施工文書は、まだ準備段階にあるため、370億ルーブルという数字が変更される可能性はある。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は357円程度。24日終値前日比-0.68%。

《会社概要》
ロシア大手電力会社。国内50の水力発電会社を傘下に収め、総設備容量は24.04ギガワットである。ロシア水力発電総設備容量の約50%を占める。ヨーロッパ最大級のヴォルガ水力発電所も同社の所有。

 

5. ウラル通信情報(URSI)、南ウラル通信会社を取得

ウラル通信情報の取締役会は2009年12月10日、契約条件を承認していた。連邦反独占局は、2009年12月15日に南ウラル通信会社の100%取得に関するウラル通信情報の申請を許可した。

南ウラル通信会社は1996年に創設され、チェリャビンスク、マグニトゴルスク、ユジノウラリスクで、固定電話通信、インターネット接続、チャンネルリース等の通信サービスを行っている。固定電話加入者は20500人、ブロードバンドインターネットの利用者は約2500人である。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は243円程度。24日終値前日比-5.95%。同社優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は188円程度。24日終値前日比-3.46%。

《会社概要
ロシア大手通信会社。ウラル地方を中心に通信サービスを提供。7つの地域間通信会社のうちの1社。6つの地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。固定通信、携帯電話通信、インターネット等のサービスを提供している。主要商標はUtelである。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

6. ガスプロム・ネフチ(SIBN)、2009年は事業拡大で一定の成果

12月23日、ガスプロム・ネフチの年次株主総会が開催され、2010年における事業計画が審議を経て、採択された。また、同社取締役会は、2020年までの発展戦略についても意見交換した。

アレクセイ・ミレル代表取締役は、「2009年は厳しい条件下にあったが、ガスプロム・ネフチは効率的に事業拡大を進めることができた。国内外における資産の数は大きく増え、生産量も増加した。また、中核企業における労働生産性も向上した。ガスプロム・ネフチは、長期発展戦略の一環としての目標を達成することができた。」と総括した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は502円程度。24日終値前日比+0.17%。

《会社概要》
ロシア大手垂直統合型石油会社。2006年までの旧名はシブネフチ。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内生産量の6%占める。ロシアの主要石油産地において事業を展開。石油精製工場はモスクワ・オムスク・ヤロスラヴリ州に位置。石油・石油製品の幅広い販売網を持つ。

 

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12月24日(木)のロシアニュース

2009年12月24日ロシアニュース

1. S&Pがモスクワ市の格付け見通しを引き上げ

スタンダード・アンド・プアーズは、モスクワ市の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。これは、ロシア連邦の格付け見通しを同様に引き上げたことに伴うものである。モスクワ市の長期債務格付け、及び、長期無担保シニア債務格付けは「BBB」で据え置きとなっている。

 

2. 連邦送電会社(FEES)、S&Pが格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げ

スタンダード・アンド・プアーズは、連邦送電会社の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。また、外貨建ての長期債務格付けは「BBB」、自国通貨建ての長期格付けは「ruAAA」で据え置かれた。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は102円程度。23日終値前日比-2.06%。

《会社概要》
ロシア連邦の電力業界再編に伴い、2002年6月25日に設立された。全ロシアの送電システム(220KW以上)の運営、維持、発展を目的としている。
主要事業
・ 全国送電システムの管理
・ 卸売市場における事業体に対する配電及び送電線への接続に関するサービス提供
・ 全長12万キロメートルの電線
・ 全長4万7073キロメートルの送電線
・ 送電量:5000億キロワット時
・ 変電所数:796ヶ所
・ 変電規模310キロボルトアンペア

 

3. 水力卸売電力(HYDR)、S&Pが格付けを引き下げ、見通しは安定的

スタンダード・アンド・プアーズは、水力卸売電力の格付けを引き下げた。これにより、長期債務格付けは「BBB」から「BB+」に、短期債務格付けは、「A-3」から「B」になった。ルーブル建ての格付けも、「ruAAA」から「ruAA+」となった。格付けの見通しは「安定的」である。今回の格付け変更に伴い、2009年6月30日から指定されていた引き下げ方向でのクレジットウォッチは外された。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は351円程度。23日終値前日比+0.17%。

《会社概要》
ロシア大手電力会社。国内50の水力発電会社を傘下に収め、総設備容量は24.04ギガワットである。ロシア水力発電総設備容量の約50%を占める。ヨーロッパ最大級のヴォルガ水力発電所も同社の所有。

 

4. ポリメタル(PMTL)、ライファイゼン銀行から1億ドルの資金調達

ポリメタルは、ライファイゼン銀行と1億ドルの融資契約を締結した。

金利は、2010年10月31日まではLIBOR1ヶ月もの+5%で、それ以降は+7%となる。

期限は、融資契約締結の日から24ヵ月後となる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は892円程度。23日終値前日比-2.35%。

《会社概要》
ロシア大手金・銀生産会社。探査・採掘・加工・生産・販売を実施。ロシアのマガダン、スヴェルドロフスク、チタ、ハバロフスク、クラスノヤルスクにおいて活動を展開。主要株主はNafta-Moscowである。

 

5. モバイル・テレシステムズ(MTSS)、コムスターの持分を61.97%に拡大

株式交換によって、モバイル・テレシステムズが保有するコムスターの持分は11.06%増加した。これにより、モバイル・テレシステムズがコムスター株主資本に占める持分は61.97%に拡大した。また、それと同時に、モバイル・テレシステムズが保有するモスクワ・シティ・テレフォン(コムスター子会社)の持分も69.93%に拡大した(14.2%増)。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は684円程度。23日終値前日比-1.86%。

《会社概要》
ロシア・CIS諸国最大手携帯通信会社。主にGSM規格で携帯通信サービスを提供。ロシアのほぼ全地域において事業を展開。その他、国内48地域において固定通信サービスを提供することが出来るライセンスを取得。合計8500万人に携帯・通信サービスを提供。主要株主は持株会社システマであり、50%以上の株式を保有。

 

6. ノリリスク・ニッケル(GMKN)、ロッテルダムに物流拠点を開設

ノリリスク・ニッケルは、ロッテルダムに物流拠点としてノリリスク・ニッケル・ロジスティクス・B.V.を開設した。ヨーロッパに拠点を開設したことにより、既存物流サービスの質を向上させ、ムルマンスク、アルハンゲリスク、ドゥジンカ方面への自社船舶積載量の増加を図ることが狙いである。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は12574円程度。23日終値前日比+1.05%。

《会社概要》
世界有数の非鉄金属製造会社。主要事業は、ニッケル、パラジウム、プラチナ、銅、コバルト、ロジウム、銀、金、テルリウム、セレニウム、イリジウム、ルテニウムの調査・探査・採掘・生産・加工・販売。ニッケル、パラジウムの生産で世界最大手企業である。
 

 

7. Vozrozhdenie銀行(復興銀行)(VZRZ)、個人預金残高が年初来27%増加

Vozrozhdenie銀行の個人預金額は、年初来27%増加した。2009年12月22日時点における個人預金残高は500億ルーブル以上である。月平均で1万5000人の新規顧客が預金口座を開設している。同行の預金残高はロシアの銀行業界中、第12位である。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は3532円程度。23日終値前日比-1.87%。同社優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は1382円程度。23日終値前日比+1.4%。

《会社概要》
ロシア大手民間銀行。主要顧客は中小企業及び個人である。1991年、旧ソ連農工業銀行のモスクワ支店をベースに設立。現在、170の拠点を保有。資産運用・住宅ローン・クレジットカードを含む銀行サービス全般を提供。

 

8. ディクシーグループ(DIXY)、2009年1-11月の売上高は前年同期比12%増

2009年1-11月におけるディクシーグループの売上高は、前年同期比12・7%増の485億1300万ルーブルとなった。ドル換算では、前年同期比13.3%減の15億2130万ドルとなった。

そのうち、ディクシー店舗の売上高は、前年同期比11.2%増の405億1200万ルーブルであった(ドル換算では14.4%減)。メガマート店舗の売上高は、前年同期比22.4%増の55億2200万ルーブルであった(ドル換算では3.8%減)。ミニマート店舗の売上高は6800万ルーブル(210万ドル)であった。転貸、卸売等を含むその他営業利益は、6億1300万ルーブル(1920万ドル)であった。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は703円程度。23日終値前日比+1.29%。

《会社概要》
ロシア有数の食品・日用品小売会社。ロシアの3連邦管区において事業を展開。8つのハイパーマーケット、7つのスーパーマーケットを含め、400店舗を保有している。

2009_12_24L

12月23日(水)のロシアニュース

2009年12月23日ロシアニュース

1. 国営企業オリンプストロイに通信サービスを提供

ロステレコムは、ソチで開催されるオリンピックの施設建設を行うオリンプストロイに通信サービスを提供する権利を得た。契約に基づき、ロステレコムは、IP-VPN(通信事業者の保有する広域IP通信網を経由して構築される仮想私設通信網)サービスを提供して、ソチのクラスナヤ・ポリャーナとアドレルの事業所を結ぶ他、都市間通信、・国際通信サービスを提供する。

オリンプストロイは、「通信業者を選定するにあたり、我々が重視したのは、包括的なサービスを提供できることである。ユニバーサル企業であるロステレコムが提案した条件は有利なものであった。」とコメントした。

今年の春にも、ロステレコムは、オリンプストロイに対して、IP VPNサービスを提供し、モスクワとソチのオフィスを統合した実績がある。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は450円程度。22日終値前日比-3.44%。同社優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は194円程度。22日終値前日比-1.19%。

 《会社概要》
ロシア最大手固定通信会社。主要事業はエンド・ユーサーへの国内・国際電話サービス及び行政機関、テレビ・ラジオ放送局、インターネットプロバイダーへの通信サービスの提供である。国外では、72カ国100社以上の通信会社と直結した国際通信を有し、30以上の国際ケーブルシステムに加入。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

2. インター統一電力(IRAO)、臨時株主総会で各議題が採択

インター統一電力の株主は、2009年12月7日に開催された臨時株主総会で、第1卸売電力株の買い増しを採択した。

また、同株主総会では、ノヴァテクとガス供給契約を締結することも採択された。

この他、インター統一電力とズベルバンクが締結した250億ルーブル(期間は10年、年利は16.5%以下)と235億ルーブル(期間は7年、年利は16.5%以下)の融資契約についても承認された。

なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は144円程度。22日終値前日比-2.24%。

 《会社概要》
ロシア国内外における一連の発電・配電資産を運営するインター統一電力は、ロシア国内の電力輸出入分野で支配的立場にある。同社は2008年、閉鎖型株式会社INTER RAO UES及びロシアの電力業界再編によりINTER RAO UESに譲渡された一連の発電会社を元に設立された。
主要事業
・ 電力の輸出入供給
・ 国内外の電力市場における活動
 

3. モバイル・テレシステムズ(MTSS)、ウリヤノフスクで3Gサービスを開始

モバイル・テレシステムズは、ウリヤノフスクで商業ベースでの3Gサービス提供を開始した。今回のサービス開始で対象となっているのは、ウリヤノフスク中心部である。同社は、2010年に同地域全体に3Gネットワークを拡大したいとしている。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は684円程度。22日終値前日比-0.82%。

《会社概要》
ロシア・CIS諸国最大手携帯通信会社。主にGSM規格で携帯通信サービスを提供。ロシアのほぼ全地域において事業を展開。その他、国内48地域において固定通信サービスを提供することが出来るライセンスを取得。合計8500万人に携帯・通信サービスを提供。主要株主は持株会社システマであり、50%以上の株式を保有。

 

4. ロステレコム(RTKM)、2009年1-9月の純利益は72.5%減 

2009年1-9月におけるロステレコムの純利益は、前年同期比72.5%減の33億ルーブルとなった(国際会計基準)。純利益率は6.7%となった。

表:ロステレコムの主要財務指標(100万ルーブル)

指標

20099M

20089M

変化率

売上高

48 764

48 603

0,3%

営業経費

44 834

42 407

5,7%

 :減価償却費

5 583

5 494

1,6%

 :固定資産除却損益

18

-108

 

OIBDA

9 495

11 798

-19,5%

OIBDA利益率, %

19,5%

24,3%

 

営業利益

3 930

6 196

-36,6%

営業利益率 %

8,1%

12,7%

 

純利益

3 261

11 871

-72,5%

純利益率, %

6,7%

24,4%

 

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は450円程度。22日終値前日比-3.44%。同社優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は194円程度。22日終値前日比-1.19%。

 《会社概要》
ロシア最大手固定通信会社。主要事業はエンド・ユーサーへの国内・国際電話サービス及び行政機関、テレビ・ラジオ放送局、インターネットプロバイダーへの通信サービスの提供である。国外では、72カ国100社以上の通信会社と直結した国際通信を有し、30以上の国際ケーブルシステムに加入。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

2009_12_23L

12月22日(火)のロシアニュース

2009年12月22日ロシアニュース

1. S&Pがロシアの格付見通しを「ネガティブ」から「安定的」に上方修正

スタンダード・アンド・プアーズは、ロシアの格付見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。ロシア連邦の外貨建て長期・短期債務格付けは「BBB/A3」、国内通貨建ての短期債務は「BBB/A2」で据え置かれた。

S&Pのアナリストによると、今回の見直しは、貿易の安定化によって、今後、予算や資産と負債のバランスが徐々に向上し、今後数年間で赤字予算が緩和される見通しであることが反映した。

 

2. ガスプロム(GAZP)、イルクーツク州でガスパイプラインを稼動

12月21日、ガスプロムは、ガス供給ステーション「オシノフカ」からブラーツクのギドロストロイチェリ村までのパイプラインを稼動したと発表した。
ガスプロムのアナネンコフ副社長は、「今年、我々は、2つの町村間パイプラインを稼動させ、ジャバ村とギドロストロイチェリ村にガスの供給を開始した。ガスは、経済発展、環境改善、住民生活の向上に必要不可欠である。ガスプロムとしては、シベリア、及び、極東におけるガス化を積極的に進めていく方針である。」と述べた。

「オシノフカ」ガス供給ステーションとブラーツクのギドロストロイチェリ村を結ぶパイプラインの総延長は9.2キロである。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は549円程度。21日終値前日比+1.06%。

《会社概要》
世界最大手ガス会社。主要事業はガス及び石油の探査・生産・精製・保管・輸送・販売である。世界ガス埋蔵量の約17%、国内ガス埋蔵量の60%を保有。ガス埋蔵量は約29.85兆M3と推測。世界の20%、ロシア産ガスの80%を生産。15万6900キロメートルに及ぶ世界最長のガス輸送システムを保有。主要株主はロシア連邦。

 

3. ガスプロム・ネフチ(SIBN)、ガスタービン発電所を稼動

12月19日、ガスプロム・ネフチは、オビ川沿岸鉱床の南オビ川沿岸ガスタービン発電所を稼動させた。この発電所は、同社の電力確保を目的に建設された。同社によると、同発電所の発電容量は48メガワットである。設備投資額は24億ルーブル相当である。

南オビ・ガスタービン発電所は、以下の要因から、建設が決定した。現在、ガスプロム・ネフチ-ハントスの電力需要は約75メガワットであるが、2011年には95メガワットまで増大する見通しである。また、今後数年間で、チュメニ地方の電力料金が大幅に上昇することが見込まれている(現在は1.59ルーブル/キロワット時であるのに対して、2011年には2.29ルーブル/キロワット時に増加の見通し)。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は490円程度。21日終値前日比-0.56%。

《会社概要》
ロシア大手垂直統合型石油会社。2006年までの旧名はシブネフチ。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内生産量の6%占める。ロシアの主要石油産地において事業を展開。石油精製工場はモスクワ・オムスク・ヤロスラヴリ州に位置。石油・石油製品の幅広い販売網を持つ。

 

4. ロスネフチ(ROSN)、2010年の原油生産量は1億1700-1億1800万トンの見通し

ロスネフチのボグダンチコフ社長によると、2009年通期の原油生産量は、1億1250万トン超となる見通しである。また、来年の目標原油生産量は1億1700万-1億1800万トンで、その他、原油加工量の増加と燃料の品質向上を図っていくと述べた。

ボグダンチコフ社長は、「2010年の投資事業に投資家の関心が集まっているが、優先事業は、石油精製工場とトゥアプセ海上ターミナルの整備である。また、クバン州でも、地質調査や採掘事業、新規ガソリンスタンドの設置に多額の資金が充当される。」と述べた。

また、同社長によると、今後3年間で、クラスノダール地方では、アゾフ海沿岸における地質調査、トゥアプセ製油所の再建、ガス小売販売事業の強化、オリンピックに向けた準備といった事業が行われる予定である。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は761円程度。21日終値前日比-0.7%。

《会社概要》
世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。現在、ロシア国内、カザフスタン、アルジェリアなどにおいて10以上のプロジェクトが進行中。300以上の産地において開発を実施している。ロシア国内最大級の確認埋蔵量を誇る。主要株主はロシア連邦である。

 

5. アフトワズ(AVAZ)、非中核事業、及び、資産の売却を開始

アフトワズは、非中核事業、及び、資産の売却を開始した。資産売却のために立ち上げられた新たなサイトでは、不動産や株式、子会社・関係会社の一部を確認することができ、購入も可能である。

今後6ヶ月間で、80の不動産が売却物件としてサイトに掲載される予定である。資産売却を統括するのは、アフトワズ取締役会直属の再建委員会で、独立系の不動産鑑定業者の評価が勘案される。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4483円程度。21日終値前日比-0.74%。普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は855円程度。21日終値前日比+0.49%。

《会社概要》
ロシア大手自動車生産会社。主に軽自動車を生産。以前は、VAZ商標のもとで「ジグリ」、「ニヴァ」、「オカ」車種の製造に従事。現在は、LADA商標のもとで自動車の製造を行っている。同時に、旧車種用を含めた部品の生産を実施。ロシア国内以外に、CIS諸国、エジプト、シリア、ギリシャ、ウルグアイに自動車・部品を輸出している。

ロシア大手自動車生産会社。主に軽自動車を生産。以前は、VAZ商標のもとで「ジグリ」、「ニヴァ」、「オカ」車種の製造に従事。現在は、LADA商標のもとで自動車の製造を行っている。同時に、旧車種用を含めた部品の生産を実施。ロシア国内以外に、CIS諸国、エジプト、シリア、ギリシャ、ウルグアイに自動車・部品を輸出している。

 

6. ウラルカリー化学(URKA)、2010-2012年における投資額を増加

12月21日に開催されたウラルカリー化学取締役会で、2010-2012年における投資計画が採択された。それによると、2010-2012年における投資額は、年間125億ルーブルである(ウスチ・ヤイヴィンスキー区画の開発事業、及び、社会福祉事業に対する投資を除く)。

このうち、67億相当は生産能力の拡大に、58億ルーブルは、設備の維持管理に充てられる。

以前、2010-2012年における年間の投資額は114億ルーブル相当と計画されていた。従って、今回決定された投資規模は、約10億ルーブルの追加ということになる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は387円程度。21日終値前日比-0.74%。普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は855円程度。21日終値前日比+0.22%。

《会社概要》
ロシア大手無機肥料製造会社。主要事業はカリウム肥料の製造・販売。サンクト・ペテルブルグとペルミ地方を中心に製造活動を展開。幅広い販売網を持つ。共同で設立したBelarusian Potash Company(ベラルーシ)は輸出業務を担当。主要輸出先は中国、ブラジル、東南アジア諸国、インドである。

 

7. カマズ(KMAZ)、ダイムラーは、2018年までに同社の支配株を獲得か

ロステフノロギのチェメゾフ社長の発言を基にしたマスコミ報道によると、ダイムラーがカマズ株25%を獲得するのは、2018年となる可能性がある。チェメゾフ社長によると、現在、カマズ株10%を保有しているダイムラーは、5-6%の買い増しについて交渉を行っている。

ダイムラーがカマズ株10%を2億5000万ドルで取得したのは2008年である。今回の株式取得においても、以前の取得価格と同等の水準になることが予想される。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は206円程度。21日終値前日比-2.1%。

《会社概要》
ロシア大手自動車会社。主にトラック、トレーラー、バス、トラクター、自動車部品を生産。主要な企業はタタールスタン共和国のNaberezhnye Chelnyに位置。ロシア以外に、ポーランド、カザフスタン、アゼルバイジャン、ウクライナ、エチオピア、ベトナムにおいて生産活動を展開。製品は40カ国に輸出されている。

 

8. イルクーツクエネルゴ(IRGZ)、ブラーツクでボイラーを稼動

12月21日、イルクーツクエネルゴは、ブラーツクでモジュール型ガスボイラーを稼動させた。ボイラーの容量は4.3ギガカロリー/時で、1日あたりのガス消費量は14000立方メートルである。同社は、このボイラー建設に2600億ルーブルを充当した。ボイラー建設は、イルクーツク州における同社のパイロット事業である。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4073円程度。21日終値前日比+2.1%。

《会社概要》
ロシア大手電力会社。アンガラ川沿いに3つの水力発電所-ウスチ・イリムスク、ブラーツク、イルクーツクを保有。その他、9つの火力発電所、送電網を所有。主要株主はアルミニウム最大手UC Rusal。

 

9. モスエネルゴ(MSNG)、モスエネルゴ(MSNG)、1-9月は1億6300万ルーブルの純損失を計上

モスエネルゴは、2009年1-9月で1億6300万ルーブルの純損失を計上した(国際会計基準)。前年同期は2億1700万ルーブルの黒字であった。

当該期、同社の売上高は前年同期比17.8%増の778億5100万ルーブルとなった。増収要因は、規制電力価格・自由電力価格の上昇、熱料金の上昇、自由化の促進である。

変動経費は前年同期比58.6%増の517億8900万ルーブルとなった。この大部分(66.5%)は、燃料費である。

固定経費は前年同期比4.4%増の149億200万ルーブルとなった。

1億6300万ルーブルの純損失を計上したのは、金融資産の再評価が反映されたためである。資産の再評価を勘案しない場合、2009年1-9月は、10億6400万ルーブルの純利益となる。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は940円程度。21日終値前日比-1.07%。

《会社概要》
ロシア大手発電会社。モスクワ電力市場において優位な立場にある。ロシア電力業界再編の結果、モスクワ市・州を中心に17の発電所を保有。総設備容量は11,500メガワット、熱容量は40,200メガワット。

 

2009_12_22L

12月21日(月)のロシアニュース

2009年12月21日ロシアニュース

1. マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、2009年第3四半期の純利益は前期比2倍

2009年第3四半期におけるマグニトゴルスク製鉄の売上高は前年同期比35%増の14億400万ドルとなった。EBITDAは3億900万ドルで、前期(1億200万ドル)の2倍以上となった。

EBITDA利益率は2%伸び、22%となった。第3四半期には、前期純利益(3400万ドル)の2倍以上となる7600万ドル相当の純利益を計上した。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は7791円程度。18日終値前日比+0.35%。

《会社概要》
ロシア最大手鉄鋼会社。鉄鉱石の処理から鉄鋼関連製品の加工まで、全生産工程を手掛ける。製品は国内販売以外に輸出もされる。グループは60社より構成。

 

2. マグニトゴルスク製鉄(MAGN)、第3四半期の鉄鋼製品生産量が増加

2009年第3四半期におけるマグニトゴルスク製鉄の鉄鋼製品生産量は前期比36%増の260万トンとなった。粗鋼生産量は31%の283万トンとなった。

第3四半期には、新規設備の導入によって、高付加価値製品の生産が強化された。これにより、冷間圧延材の生産量が19%増し、高度加工製品の生産量が29%増となった。

高付加価値製品の生産量は全体の28%に相当する73万5000トンとなった。これは、前期の生産量を29%上回っており、前年同期の水準とほぼ同等である。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は7791円程度。18日終値前日比+0.35%。

《会社概要》
ロシア最大手鉄鋼会社。鉄鉱石の処理から鉄鋼関連製品の加工まで、全生産工程を手掛ける。製品は国内販売以外に輸出もされる。グループは60社より構成。

 

3. ヴォルガテレコム(NNSI)、2009年1-9月の純利益は28億4000万ルーブル

2009年1-9月におけるヴォルガテレコムの営業利益は51億4000万ルーブル、純利益は28億4000万ルーブルとなった(国際会計基準)。当該期の売上高は242億6500万ルーブル、営業経費は191億2500万ルーブルであった。

表:ヴォルガテレコムの主要財務指標 (100万ルーブル)

  指標

20091-9

売上高

24 265

営業利益.

5 140

営業経費

19 125

EBITDA

10 664

EBITDA 利益率

43,9%

OIBDA

10 732

OIBDA利益率

44,2%

純利益

2 840

純利益率

11,7%

出典:同社のデータ、FINAMの計算

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は234円程度。18日終値前日比-1%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は179円程度。18日終値前日比+3.6%。

《会社概要》
ロシア大手通信会社。沿ヴォルガ管区を中心に通信サービスを提供。7つの地域間通信会社の内、1社。10の地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。固定国内・国際電話通信、携帯電話通信、インターネット、ケーブルテレビ・ラジオ等のサービスを提供している。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

4. ウラル通信情報(URSI)、2009年1-9月の純利益は24億2600万ルーブル

2009年1-9月におけるウラル通信情報の売上高は302億5400万ルーブル、また、EBITDAは、118億3800万ルーブルとなった。

当該期の営業利益は57億900ルーブルで、純利益は24億2600万ルーブルであった。同社が国際会計基準による決算を発表するのは、これが始めてである。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は236円程度。18日終値前日比+7.7%。有線株式の1売買単位は100株で、最低売買金額は189円程度。18日終値前日比+4.5%。

《会社概要》
ロシア大手通信会社。ウラル地方を中心に通信サービスを提供。7つの地域間通信会社のうちの1社。6つの地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。固定通信、携帯電話通信、インターネット等のサービスを提供している。主要商標はUtelである。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

5. モスクワ銀行(MMBM)、シンジケートローンで3億5000万ドルを調達

モスクワ銀行は、シンジケートローンで3億5000万ドルを調達する。期間は2年で、年利はLIBOR+3.2%である。

調達資金は、事業拡大、及び、貸付の強化等に充当される。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2319円程度。18日終値前日比-1.48%。

《会社概要》
ロシア民間大手銀行。法人・個人顧客に全銀行サービスを提供。主要顧客はロシア大手企業。全国で56支店、多数のATMを保有。2007年、ロシアの資産額上位銀行30行中第5位。880万人の個人、10万5000の法人顧客にサービスを提供。

 

6. パワー・マシーン(SILM)、第2地域電力向けのガスタービンを製造

パワー・マシーンは、第2地域電力傘下のヤロスラヴリ第2コジェネレーション向けとなる160メガワットのガスタービン製造を完了した。

2008年に同社が第2地域電力と締結した契約では、トヴェリ第3コジェネレーション、コストロマ第2コジェネレーション、ヤロスラヴリ第2コジェネレーションに、160メガワットのガスタービンを1基ずつ納入することが規定されている。これには、ガスタービンの据付作業、及び、技術指導が含まれている。ガスタービン受注の総契約額は30億ルーブル以上である。

ヤロスラヴリ第2コジェネレーションにおける新規設備の導入は、第2地域電力投資計画の一環である。これによって、発電容量は1.2倍となり、ヤロスラヴリ地域における安定した電力・熱力供給に寄与することになる。

《会社概要》
ロシア大手設備製造会社。主要事業は火力、水力、原子力、ガスタービン発電所で使用される発電設備の設計・製造・販売・アフターサービス。グループにはLeningradsky Metallichesky Zavod、 Electrosila、 Turbine Blades' Plant、 Kaluga Turbine Works、NPO CKTI、Energomachexport、Power Machines - Reostat Plantが入る。製品の輸出も行う。

2009_12_21L

12月18日(金)のロシアニュース

2009年12月18日ロシアニュース

1.ガスプロム・ネフチ(SIBN)、イラク油田開発にコンソーシアムで20億ドル

イラクのバドラ油田の開発権を落札したガスプロム・ネフチが主導する国際コンソーシアムは、開発費用として20億ドルを投じ、3年後に事業化する計画。ロイター通信がザリベルミンツァ副社長の発言を伝えた。

同氏によると、契約締結から6~7年後には日量採掘量は17万バレルとピークに達するが、「採掘は2段階で、第一段階は3年後を目途に日量1万5000バ-レルを目標としている」と述べた。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は520円程度。17日終値前日比-4.12%。

《会社概要》
ガスプロム・ネフチはロシア大手垂直統合型石油会社。2006年までの旧名はシブネフチ。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内生産量の6%占める。ロシアの主要石油産地において事業を展開。石油精製工場はモスクワ・オムスク・ヤロスラヴリ州に位置。石油・石油製品の幅広い販売網を持つ。

 

2.チェリャビンスク鋼管(CHEP)、09年11月の製品出荷量は63%増の9万8200トン

チェリャビンスク鋼管グループ(チェリャビンスク鋼管とペルヴォウラルスキー新鋼管)は11月、前年同期の3万8100トンを63.3%上回る9万8200トンの製品を出荷した。

うち、チェリャビンスク鋼管分は5万560トン、ペルヴォウラルスキー新鋼管分は4万7600トンだった。各種パイプで出荷量が大幅に増加、最も増加率が高かったのは大口径管で、販売量は2.5倍となった。

1-11月通期の総出荷量は101万1000トンで、前年同期の142万トンを29%下回った。全体的な経済状況により、国内パイプ市場における需要が著しく縮小し、販売量が低下した。

11ヶ月の販売量はチェリャビンスク鋼管が52万2600トン(大口径管32万4000トンを含む)、ペルヴォウラルスキー新鋼管が48万8400トンだった。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は300円程度。17日終値前日比+0.86%。

《会社概要》
チェリャビンスク鋼管はロシア大手管生産会社。主要事業は多種の管・管製品の生産である。主要供給先は石油・ガス関連会社である。2007年末、国内管製品の約22%を生産。グループにはPervouralsky Novotrubny Works、CHTPZ Meta、Uraltrubostal Trading House、Chelyabinsk Zinc Plant、ChTPZ - Integrated Pipe Systemsが入る。20ヶ国に製品を輸出。

 

3.第5地域電力(TGKE)、キーロフ熱供給会社の50%を取得

第5地域電力はキーロフ熱供給会社株式の50%を取得した。

キーロフ熱供給会社はキーロフ市およびキーロヴォ・チェペツク市に熱供給を行っている。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は3.7円程度。17日終値前日比-1.59%。

《会社概要》
第5地域電力はロシア大手電力会社。ロシア統一電力システムの再編に伴い、設立された企業。主要事業はチュヴァシ共和国、ウドムルト共和国、マリ・エル共和国、キーロフ州を中心とする電力の供給である。総設備容量は2.46ギガワットで、熱容量は9,040ギガカロリー/時。

 

4.VTB(外貿銀行)(VTBR)、2009年1-9月は455億ルーブルの純損失を計上

2009年1-9月、VTBの経常利益は、前年同期比31,4%増の1221億ルーブル、貸倒引当金繰入前の純利子収入は前年同期比32.1%増の813億ルーブル、純手数料収入は前年同期比26.7%増の147億ルーブルとなった。純利鞘は、2009年第1四半期、4.1%であったが、第2四半期には4.3%、第3四半期には4.4%と拡大している。

第3四半期の経費は、経営陣の予測以上に抑制された。従業員は4.4%削減され、2008年末時点の4万1992人から2009年第3四半期末には4万142人となった。この結果、2009年1-9月における収入対支出は、前年同期の50.7%から43%に低下した。

総貸付高に占める不良債権の割合は7.8%で、第2四半期末の6%から1.8%増加した。同行は、引き続き、貸倒引当金を拡充しており、第3四半期末には、貸倒引当金が不良債権の額を上回っている。

2009年1-9月に、同行の預金は大きく増加した。顧客預金残高は、2008年末の1兆1019億ルーブルから1兆4384億ルーブルに増加した(30.5%増)。

個人預金額は、2009年末の3541億ルーブルから4302億ルーブルとなった(21.5%増)。また、個人預金市場における同行のシェアも、2008年末の5.7%から6%に拡大した。法人預金残高は、前年末の7478億ルーブルから1兆82億ルーブルに増加した(34.8%増)。

国家から調達した短期債務が同行の債務総額に占める割合は、2008年末には19%であったが、2009年9月30日時点では10.2%に減少した。2009年1-9月には、貸倒引当金の繰入によって、455億ルーブルの純損失を計上した。前年同期は、76億ルーブルの純利益を計上していた。

2009年第3四半期に行われた増資によって、資本基盤は大きく強化された。増資の結果、自己資本比率は19%、一次自己資本比率は14%となった。

なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は206円程度。17日終値前日比-2.73%。

《会社概要》
ロシア大手銀行。国内銀行部門のリーダーであり、長い歴史を誇る。ロシア大手企業向けにサービスを提供。子会社のVTB24は個人顧客を専門とする。外国貿易に関する決済サービスが充実。主要株主はロシア政府であり、株式の77%を保有。

 

5.セジモイ・コンチネント(SCON)、2009年11月の売上高は前年同期比14%増の42億6000ルーブル

2009年11月におけるセジモイ・コンチネントの売上高は前年同期比14%増となった(ルーブル換算)。

同社のデータによると、2009年11月の売上高は42億5700万ルーブル(1億4700万ドル)であった。1-11月の売上高は434億1200万ルーブル(13億6700万ドル)である。

11月末の商業面積は、前年同期比7%増の18万3300平方メートルとなった。

2009年11月、同社は、ハイパーマーケット型店舗を1店、ベルゴロドに開設した。この店舗の商業面積は6100平方メートルである。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は676円程度。17日終値前日比-1.22%。

《会社概要》
ロシア大手食品・日用品小売会社。2007年末で、127店舗を保有している。モスクワとカリーニングラードを中心に事業を展開。2004年、食品・日用品小売会社の中で、最初にIPOを実施した。

 

6.TMK(TRMK)、ガスパイプラインの敷設に8000トン以上の鋼管を出荷

TMKは、カラチャガナク-ウラルスク・ガスパイプライン敷設を請け負っている国際コンソーシアムKPO(カラチャガナク 石油オペレーティング)に対する鋼管の出荷を完了した。

契約に基づき、TMKは、口径273ミリのシームレス鋼管を6000トン、口径219ミリの石油ガス輸送用溶接鋼管を250トン、口径1016ミリのストレートシーム鋼管1900トンを出荷した。各種鋼管は、ヴォルガ製管工場で製造された。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は408円程度。17日終値前日比-1.22%。

《会社概要》
ロシア最大手管生産会社。世界管生産最大手3社に入る。各経済分野で使用される全企画管製品を生産。60ヶ国に製品を輸出。グループ傘下にはVolzhsky Pipe Plant, Seversky Tube Works, Sinarsky Pipe Plant, Taganrog Metallurgical Works, Orsky Machine Building Plant and Truboplast coating company、ルーマニアのTMK-ARTROM pipe plantとTMK-Resitaが入る。

2009_12_18L

12月17日(木)のロシアニュース

2009年12月17日ロシアニュース

1.システマ(AFKS)、ルスネフチ株式を取得か

システマは、ルスネフチ株式の取得に関心を示しているが、負債額が大きいため、支配株とならない見通し。エフトゥシェンコフ代表取締役が語ったと報じられた。同氏によると、ルスネフチの負債は70億ルーブルにのぼる。

システマの燃料エネルギー企業体の中核をなすのは、バシキール共和国の燃料エネルギー企業で、バシネフチ(採掘)、ウファ石油化学、ノヴオイル、ウファオルグシンテズ、ウファ石油精製所(精製)、バシキール石油製品(小売)の6社。

ルスネフチは石油企業の中で国内トップ10に入る大手。傘下に21の採掘企業、2つの石油精製所と、ロシアおよびCIS諸国の14の地域に自社ガソリンスタンドチェーンを保有している。ルスネフチの事業地域はハンティ・マンシ自治管区、ヤマロ・ネネツ自治管区、トムスク、ウリヤノフスク、ペンザ、ヴォルゴグラード、ブリャンスク、サラトフ、キーロフ、オレンブルグの各州、クラスノダール地方、ウドムルト、ベラルーシ。

178の石油ガス鉱床を開発中で、総可採埋蔵量は6億トンを超える。現在の採掘量は1420万トン、精製量は740万トンとなっている。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は7815円程度。16日終値前日比+0.18%。

《会社概要》
システマはロシア・CIS諸国中、最大手持株会社。多くの分野で事業を展開している企業を保有・運営。CIS諸国、東西ヨーロッパにおいて総計8000万人に対し多分野にわたるサービスを提供。主要業務は通信・ハイテク・不動産・銀行・マスメディア・小売。主要な傘下のグループ企業は以下の企業である。通信:モバイル・テレシステムズ(MTSS);コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ(CMST);ハイテク:SITRONICS;マスメディア:Sistema Mass Media;銀行:The Moscow Bank for Reconstruction and Development;不動産:システマ・ハルス(HALS)

 

2.モスエネルゴ(MSNG)、欧州復興開発銀行へ前倒し返済

モスエネルゴは欧州復興開発銀行に対し、2005年に設定した融資枠上限72億ルーブル借り入れの前倒し返済を行った。

モスエネルゴのイワンニコフ財務予算担当副社長は「残りの56億ルーブルの前倒し返済により、支払金利リスクの軽減と、欧州復興開発銀行融資サービスに関する追加融資の停止により、モスエネルゴの負債構造を改善することができる。さらに、これによりモスエネルゴの負債額を197億ルーブルまで圧縮できる。」と述べた。

同社は2005年12月23日に、欧州復興開発銀行と上限72億ルーブルの与信枠設定契約を締結、期間は10年以上とされた。金利はモスプライム金利+固定金利を基に決定された。投資や事業資金としての資金調達だった。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は949円程度。16日終値前日比+0.98%。

《会社概要》
モスエネルゴはロシア大手発電会社。モスクワ電力市場において優位な立場にある。ロシア電力業界再編の結果、モスクワ市・州を中心に17の発電所を保有。総設備容量は11,500メガワット、熱容量は40,200メガワット。

 

3.ロスネフチ(ROSN)、2010年の石油採掘量を4~5%増加

ロスネフチは2010年、石油採掘量を4~5%増加させ、1バレルあたりの採掘コストを今年と同水準の3ドルとする計画。ボグダンチコフ社長の発言が報じられた。

同氏によると、2009年の石油採掘の計画量は1億1200万トン。

同社の計画には、東シベリアと太平洋を結ぶパイプラインの終着地点建設を予定している極東石油精製所の建設が盛り込まれている。同製油所の総石油精製能力は年間2000万トン(1億5000万バレル)で、精製度は95%以上。ディーゼル燃料、自動車燃料、ポリプロピレン、パラキシレンなど、最も需要の高い石油精製品や石油化学製品の生産が最優先される。主な販売市場は、輸送に有利なアジア・太平洋諸国。

このほかボグダンチコフ社長は、ナフタン石油精製所の民営化に参加することも排除しないと述べた。ナフタン製油所の年間石油精製能力は1070万トン。現在、ナフタン製油所は2005年から2010年発展計画を遂行しており、年間精製能力を1200万トンに引き上げたい意向。近代化への投資額は13億ドル。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は311円程度。16日終値前日比+2.54%。

《会社概要》
ロスネフチは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。現在、ロシア国内、カザフスタン、アルジェリアなどにおいて10以上のプロジェクトが進行中。300以上の産地において開発を実施している。ロシア国内最大級の確認埋蔵量を誇る。主要株主はロシア連邦である。

 

4.ガスプロム・ネフチ(SIBN)、S&Pが格付けを確認、見通しは引き下げ

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ガスプロム・ネフチの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。債務格付け「BBB-/ruAA+」は確認。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は523円程度。16日終値前日比+1.42%。

《会社概要》
ガスプロム・ネフチはロシア大手垂直統合型石油会社。2006年までの旧名はシブネフチ。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内生産量の6%占める。ロシアの主要石油産地において事業を展開。石油精製工場はモスクワ・オムスク・ヤロスラヴリ州に位置。石油・石油製品の幅広い販売網を持つ。

 

5.アフトワズ(AVAZ)、6つの関連生産部門を分社・子会社化へ

アフトワズは冶金、成型など6つの関連生産部門を分離し、完全子会社化する。コマロフ社長は将来的には売却も視野に入れていると語った。12月15日に取締役会が決定した。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4552円程度。16日終値前日比+0.68%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は854円程度。16日終値前日比+0.70%。

《会社概要》
ロシア大手自動車生産会社。主に軽自動車を生産。以前は、VAZ商標のもとで「ジグリ」、「ニヴァ」、「オカ」車種の製造に従事。現在は、LADA商標のもとで自動車の製造を行っている。同時に、旧車種用を含めた部品の生産を実施。ロシア国内以外に、CIS諸国、エジプト、シリア、ギリシャ、ウルグアイに自動車・部品を輸出している。

 

6.VTB(外貿銀行)(VTBR)、ベトナム投資開発銀行と5億ドル規模の投資基金設立へ

VTB(外貿銀行)とベトナム投資開発銀行は12月15日、「投資基金設立問題に関する相互理解についての覚書」を交わした。

基金の設立は、エネルギー、鉱業、観光などベトナム経済の主力部門への投資を行うことを目的としている。覚書により、運用は共同で行う。第1段階では基金の予算規模は1億ドルとし、その後5億ドルまで引き上げられる。

VTB(外貿銀行)のコスチン総裁は、「ベトナムは経済の様々の部門で大きな発展を見込める。共同投資ファンドの設立により、VTB(外貿銀行)はベトナムの最も有望なプロジェクトに対する支援を行い、露越両国の経済協力関係を効率的に行うために二国間プロジェクトの実現を行っていく」と述べた。

なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は206円程度。16日終値前日比+5.62%。

《会社概要》
VTB(外貿銀行)ロシア大手銀行。国内銀行部門のリーダーであり、長い歴史を誇る。ロシア大手企業向けにサービスを提供。子会社のVTB24は個人顧客を専門とする。外国貿易に関する決済サービスが充実。主要株主はロシア政府であり、株式の77%を保有。

 

7.シビリテレコム(ENCO)、09年加入者増加率は7%の見通し

シビリテレコムは2009年、加入者数増加率が7%となる見通し。また、加入者数は520万人台となると見られる。

シビリテレコムは関連会社や完全子会社を通じて携帯通信サービスも行っている。第3者機関の評価によると、携帯通信からの収入は全体の約26%を占め、100億ルーブル規模に達する見通し。

同社の携帯通信事業に最も寄与しているのはバイカルウエストコムとエニセイテレコムで、それぞれ事業地域のトップ企業となっている。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は429円程度。16日終値前日比+21.10%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は310円程度。16日終値前日比+15.45%。

《会社概要》
シビリテレコムはロシア大手通信会社。シベリア地域の代表的な企業であり、7つの地域間通信会社のうちの1社。主な固定電話通信サービス以外に、携帯電話、インターネットサービスも提供。固定電話加入者数は420万人、携帯電話加入者数は380万人以上である。9つの地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

2009_12_17 O



12月16日(水)のロシアニュース

2009年12月16日ロシアニュース

1.アエロフロート・ロシア航空(AFLT)、32機目のA320型機をリース

アエロフロート・ロシア航空はエアバス製A320型機の32機目を受け取った。現在同社が保有するA319、320、321型機は62機。

今回の航空機は2009年にリース会社BOCアヴィエーション(アイルランド)によるリース。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は142円程度。15日終値前日比+1.58%。

《会社概要》
アエロフロート・ロシア航空はロシア大手航空会社。主要事業は国内・国際線における旅客・貨物の運送である。現在、飛行機90機を保有。 主要空港はSheremetyevo 1・2国際空港であり、来年Sheremetyevo 3国際空港を開港予定。2006年よりスカイ・チーム・エア・アライアンスに加盟。

 

2.シビリテレコム(ENCO)、トゥヴァ共和国でブロードバンド・固定通信サービス開始

シビリテレコムはトゥヴァ共和国でインターネットのブロードバンド接続および固定通信市場に参入した。

シビリテレコムは5ヶ月前、子会社エニセイテレコムを通してトゥヴァ共和国で携帯通信サービス(GSM-1800)を開始した。今後、シビリテレコムは共和国の住民に対し、携帯通信、ブロードバンドインターネット接続、デジタル固定通信といった複合サービスを提供することとなる。

同社のダディキン社長は、「トゥヴァ共和国への参入は、戦略的意義を持っている。一方ではライセンス地域をシベリア全体に拡大し、他方では共和国の電話通信市場における競争を生み出す。」と述べた。今まで、トゥヴァ共和国領内で固定通信サービスを行っていたのはトゥヴァ通信情報1社であった。シビリテレコムは大口顧客であるズベルバンクにサービスを開始している。

同社は、個人加入者用に様々なブロードバンドインターネット接続料金プランを導入したほか、固定地域通信に対しては4つの料金プランを設定した。

同社は2008年と2009年にトゥヴァのインフラネットワーク構築に約4500万ルーブルを投じた。2010年計画では通信サービスを拡充し、法人向け地域、域内通信サービスで少なくとも10%、インターネット接続市場では20%以上のシェア獲得を目指す。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は350円程度。15日終値前日比+0.68%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は269円程度。15日終値前日比+1.12%。

《会社概要》
シビリテレコムはロシア大手通信会社。シベリア地域の代表的な企業であり、7つの地域間通信会社のうちの1社。主な固定電話通信サービス以外に、携帯電話、インターネットサービスも提供。固定電話加入者数は420万人、携帯電話加入者数は380万人以上である。9つの地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

3.マグニト(MGNT)、アルファ銀行より約27億ルーブル借入へ

マグニトの事業会社タンデル社は、アルファ銀行と27億ルーブルの借入契約を締結した。調達資金は既存事業に振り向けられる。

借入期間は最大18ヶ月で、一回の借入は20億ルーブルを超えないものとする。金利は年率最大20%。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は6506円程度。15日終値前日比-1.80%。

《会社概要》
マグニトはロシア大手食品・日用品小売会社。国内630都市に2000以上の店舗を保有。南部・中央・沿ヴォルガ連邦管区において事業を展開。7つの配給センターを含む自社物流システムを持つ。

 

4.タトネフチ(TATN)、09年1-9月純利益は55%増の471億5100万ルーブル

タトネフチの2009年1-9月、純利益は前年同期の303億9700万ルーブルから55%増加し471億5100万ルーブルとなった(米国会計基準)。第3四半期純利益は174億6500万ルーブルだった。

本業の販売売上高と販売外収入は前年同期3780億6600万ルーブルから2736億8300万ルーブルに縮小した。営業経費は前年同期483億4900万ルーブルに対し、今年は450億4600万ルーブル。総経費は3329億3100万ルーブルから2171億200万ルーブルに減少した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は421円程度。15日終値前日比+1.65%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は203円程度。15日終値前日比+0.16%。


《会社概要》
タトネフチはロシア大手石油会社。タタールスタン共和国に位置。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。ロシア国内第6位の石油会社であり、国内生産量の5.24%を占める。国内石油総輸出の5%を占める。主要株主はタタールスタン共和国。

 

5.シルビニト(SILV)、農業生産者向け塩化カリウム価格を1トン当り4550ルーブルに設定

シルビニトは2010年上半期のロシア農業生産者向け塩化カリウム価格を1トン当り4550ルーブルに設定した(付加価値税、梱包材別)。2009年価格は3700トンだった。

2010年の国内農業生産者向けカリ肥料価格設定においては、現在の輸出最低価格を40%下回るものとなっている。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は71234円程度。15日終値前日と変わらず。

《会社概要》
シルビニトは、カリウム肥料、並びに、塩類の採掘・生産を行うロシア最大の鉱業企業である。
同社は、ロシアで唯一カリウム-マグネシウム塩類を産出するヴェルフネカムスコエ産地(世界第2位)を開発している。同社が保有する工業用鉱物資源は38億トン である(酸化カリウム換算)。
同社の年間採掘能力は、シルビナイト鉱石が2000万トン以上、カーナライト鉱石が50万トン以上、岩塩が50万トン以上である。
シルビニトは、世界50カ国以上に自社製品を供給している。

 

6.薬局チェーン36.6(APTK)、12月21日に新株8550万株の募集を開始

薬局チェーン36.6は12月21日、公募による新株(普通株式)8550万株の募集を開始する。発行価格は1株あたり27.3ルーブル。

 

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は676円程度。15日終値前日比-9.13%。

《会社概要》
薬局チェーン36.6はロシア大手美容・健康商品小売会社。ロシア国内29地域、90都市において事業を展開。1224店舗を保有。ロシア美容・健康商品取扱企業中、最初にIPOを実施。5年以内に、美容・健康商品小売市場の15%を占める戦略を策定している。

 

7.北西テレコム(SPTL)、09年1-9月純利益は22億1500万ルーブル

北西テレコムの2009年1-9月純利益は22億1500万ルーブルの黒字となった(国際会計基準)。第3四半期純利益は9億9600万ルーブルの黒字。

営業収入は196億5000万ルーブル、営業経費は184億1800万ルーブル、営業外収入は31億2800万ルーブルとなった。

営業利益は43億6000万ルーブル。


営業収入の50%以上は地域通信サービスによるもので、99億9400万ルーブルを計上した。データ通信(インターネット)は40億2400万ルーブルで、営業収入の20.5%を占めた。

EBITDAは88億6200万ルーブル、EBITDA収益率は45.1%。OIBDAは94億900万ルーブル、OIBDA収益率は47.9%だった。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4181円程度。15日終値前日比+2.24%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は1166円程度。15日終値前日比+6.14%。

《会社概要》
北西テレコムはロシア大手通信会社。2001年に設立。主要事業は総面積170万平方キロメートル、総人口1350万人が住む北西連邦管区を中心とする固定通信サービスの提供である。10の支店を保有。固定通信、インターネット、ケーブルテレビ等のサービスを提供している。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

2009_12_16 O

 



12月15日(火)のロシアニュース

2009年12月15日ロシアニュース

1.ルクオイル(LKOH)、イラクで油田開発権落札

ルクオイルとノルウェーのスタットオイルは、イラクの西クルナ油田の開発権を落札した。石油可採埋蔵量は約129億バレルとされる。

権益の85%はルクオイル、15%がスタットオイルで、両社は、採掘目標である日量180万バレルを上回った場合の報償に関して、1バレルあたり1.15ドルと、もっとも低い水準を提示していた。

入札条件により、25%はイラク国営会社に譲渡しなければならないため、権益は ルクオイル63.75%、スタットオイル11.25%となる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は4787円程度。14日終値前日比+1.48%。
 
《会社概要》
 ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。

 

2.ガスプロム・ネフチ(SIBN)、イラクで油田開発権を落札

ガスプロム・ネフチが主導するコンソーシアムが、イラクのバドラ油田の開発権を落札した。目標採掘量は日量17万バレル。

コンソーシアムにはトルコの国営石油公社(TPAO)、韓国の韓国ガス公社、マレーシアのペトロナスが参加している。

12月11日と12日には、イラクで世界の約40企業が参加する油田開発権に関する入札が行われた。入札対象となったのは10の油田。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は505円程度。14日終値前日比+0.03%。

《会社概要》
ガスプロム・ネフチはロシア大手垂直統合型石油会社。2006年までの旧名はシブネフチ。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内生産量の6%占める。ロシアの主要石油産地において事業を展開。石油精製工場はモスクワ・オムスク・ヤロスラヴリ州に位置。石油・石油製品の幅広い販売網を持つ。

 

3.ウラルカリー化学(URKA)、来期の塩化カリウム価格が史上最高値に

ウラルカリー化学は、2010年上半期の国内農業生産者に対する塩化カリウム供給価格の上限を(FCA、梱包料別)を、1トンあたり4550ルーブルに設定したと発表した。

2009年の農業生産者向け供給価格は1トンあたり3700ルーブル。上半期は農業生産者向け優遇価格として3700ルーブルを設定していた。下半期は厳しい金融市場の状況を鑑み、また、ロシア農業コンプレックス支援の目的で価格を据え置いた。

同社は今年12月、2010年上半期の供給価格を引き上げる決定を行った。2009年にはコスト削減を行ったが、稼働率の著しい低下により、1トンあたりの塩化カリウム生産コスト増を避けられなかった。

このほか、2009年中、農業生産者向けの塩化カリウム価格が、国際価格と大幅に異なったことから、国内市場向け製品の大半が悪徳需要家によって海外に向けられ、国内の農業に使われることがなかった。

農業生産者向けへの直接供給価格設定は最高水準となっている。価格は2010年上半期中に見直され、4550ルーブルから引き下げられる可能性があるが、その場合でも現在の国際価格を大場に下回る水準となる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は414円程度。14日終値前日比-0.76%。

《会社概要》
ウラルカリー化学はロシア大手無機肥料製造会社。主要事業はカリウム肥料の製造・販売。サンクト・ペテルブルグとペルミ地方を中心に製造活動を展開。幅広い販売網を持つ。共同で設立したBelarusian Potash Company(ベラルーシ)は輸出業務を担当。主要輸出先は中国、ブラジル、東南アジア諸国、インドである。

 

4.ノヴォロシースク商業港(NMTP)、09年1-11月の取扱量は6%増の7880万3000トン

ノヴォロシースク商業港の09年1-11月貨物取扱量は前年同期比6.0%(447万トン)増の7880万3000トンとなった。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は1413円程度。14日終値前日比+1.76%。

《会社概要》
ノヴォロシースク商業港はロシア最大級の商業港で、港内積み卸し作業などをはじめとする多種多様な港湾サービスを行っている。黒海北東部に位置し、ロシア南部における唯一の総合不凍深水港で、年間を通して作業することが可能である。

 

5.第3卸売電力(OGKC)、CiG証券社の1.05%売却へ

第3卸売電力は、CiGグループ傘下の証券会社、CiG証券の金庫株1.05%を売却する考えを示した。売却額は7億2500万ルーブル(1株あたり1.45ルーブル)。

金庫株売却に関しては、12月1日に取締役会で決定された。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は448円程度。14日終値前日比+1.33%。

《会社概要》
第3卸売電力はロシア大手電力会社。ロシア統一電力システムの再編に伴い、設立された企業。主要事業は電力の販売である。総設備容量は8.357ギガワット。Kostroma、Pechora、 Cherepetsk、Kharanor、Gusinoozersk、Yuznouralsk発電所より構成。

 

6.シビリテレコム(ENCO)、09年1-9月純利益は29%減の18億ルーブル

シビリテレコムの2009年1-9月純利益は前年同期比29%(7億4500万ルーブル)減の18億2000万ルーブルとなった(国際会計基準)。減益は税引き前利益の縮小による。利益率は6.4%だった。

OIBDAは5.3%増の5億7000万ルーブル、OIBDA収益率は39.9%、営業利益は、営業経費の伸び(4.9%)が営業収入の伸び(3.1%)を上回ったため、4.8%(2億6500万ルーブル)減の52億7400万ルーブルとなった。

営業利益には、総合通信サービスによる赤字補てん6億5600万ルーブルを含む営業外収入10億200万ルーブルが計上されている。営業利益率は18.5%。

税引き前利益は、営業利益の減少や銀行借り入れに対する支払い金利の増大、為替損失3億1100万ルーブルなどにより、32.8%(11億8700万ルーブル)減の24億3400万ルーブルとなった。

連結売上高は、前年同期比2.2%(6億2100万ルーブル)増の285億3800万ルーブルとなった。

ブロードバンドインターネット接続サービスの拡大(利用者の増加)や地域通信による収入増が増収に寄与した。


連結経費は4.9%(11億4100万ルーブル)増の242億6600万ルーブルとなった。経費の中でもっとも高い割合を占めたのは人件費(30.9%)と減価償却費(25.2%)、営業外経費(20.9%)であった。

設備投資は35億8500万ルーブルで、前年同期を46.4%(31億900万ルーブル)下回った。うち、携帯通信サービス発展への投資は42.5%を占めた。

期末時点の純負債は年初から9.3%減少して208億ルーブルとなった。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は346円程度。14日終値前日比+1.47%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は264円程度。14日終値前日比+4.92%。

《会社概要》
シビリテレコムはロシア大手通信会社。シベリア地域の代表的な企業であり、7つの地域間通信会社のうちの1社。主な固定電話通信サービス以外に、携帯電話、インターネットサービスも提供。固定電話加入者数は420万人、携帯電話加入者数は380万人以上である。9つの地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

7.モバイル・テレシステムズ(MTSS)、モスクワで3Gサービス開始へ

連邦通信・情報技術・マスコミュニケーション監督局は今年12月14日にもモバイル・テレシステムズ、ヴィムペル・コミュニケーションズ(VIMP)、メガフォンの携帯大手3社に、モスクワにおける第3世代移動通信(3G)サービスの認可を行う。携帯3社は、今年中にモスクワで3Gサービスの開始する可能性があると発表していた。

これにより、3社はモスクワの地下鉄と建物の中で3Gサービスの開始が可能となった。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は675円程度。14日終値前日比+2.10%。

《会社概要》
モバイル・テレシステムズはロシア・CIS諸国最大手携帯通信会社。主にGSM規格で携帯通信サービスを提供。ロシアのほぼ全地域において事業を展開。その他、国内48地域において固定通信サービスを提供することが出来るライセンスを取得。合計8500万人に携帯・通信サービスを提供。主要株主は持株会社システマであり、50%以上の株式を保有。

 

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12月14日(月)のロシアニュース

2009年12月14日ロシアニュース

1.セヴェルスタリ(CHMF)、2010年1月にキエフで金属取引所開始

セヴェルスタリ・ロシア・スチールの販売部門傘下セヴェルスタリ・ウクライナのグトロフ社長は、2010年1月にキエフに金属取引所を開設すると発表した。

新取引所からの販売量は2010年には2万トンあまりとなる見込み。

グトロフ社長は、「ウクライナの中央部に新規施設を開設する理由はいくつかあった。第一に国内で十分な量が生産されていないコーティング加工を施した高品質の金属圧延製品、特にセヴェルスタリのチェレポヴェツ冶金コンビナート製の製品を販売する。金属タイル、サンドイッチパネル、建築用のファサード材メーカーなどの加工業者が集中しているのは他でもない中央部だ。このほか、金属は直接ロシアから供給されるため、輸送の受け待ち走行区間を短縮し、ウクライナ西部の需要家にもサービスを提供することができる。」と述べた。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は704円程度。11日終値前日比-0.11%。

《会社概要》
セヴェルスタリはロシア大手鉄鋼会社。主要事業は鉄鋼・鋼管・くず鉄・化学製品の生産・販売。主要工場はヴォログダ州に位置している。主要子会社は米Severstal North Americaと伊Lucchiniである。

 

2.UTエアー航空(TMAT)、09年1-11月搭乗者数が6.1%増加

UTエアー航空の2009年1-11月搭乗者数は前年同期比6.1%増の319万7713人となった。

飛行距離は前年同期比11%増の52億8752万3000キロメートル、搭乗率は71.3%で、前年同期を0.8ポイント上回った。

貨物取扱量は8778トン、郵便取扱量は788トンとなった。飛行時間は13万2328時間。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は2820円程度。11日終値前日比-0.18%。

《会社概要》
UTエアー航空はロシア大手民間航空会社。主要事業は国内外における旅客・貨物の輸送である。ヘリコプター事業ではロシア最大手であり、石油ガス関連企業にサービスを行う。

 

3.ロステレコム(RTKM)、ADRを上場廃止へ

ロステレコム取締役会は、ニューヨーク証券取引所に上場しているADRを廃止し、報告書提出の義務を停止するため、米国証券取引委員会への登録を取り消す決定を行った。

同社の主要証券市場は、過去12ヶ月、普通株式の取引量の99%を占めるロシアの証券取引所である。一方、ADR(レベル2)の詳細分析に基づくと、米国取引所法の要件を満たすためには経費が増大すると取締役会が決定した。

同社はニューヨーク証券取引所での上場廃止により、同社の情報開示基準の透明性の高さやコーポレートガバナンスに、いかなる影響も出ないとしている。同社は今後も国際会計基準による会計報告を行っていく。

同社はJPモルガン・チェイス引き受け銀行とし、ADR(レベル1)の店頭取引は継続する。このほか、ロステレコム株式の取引はRTS、MICEX、ロンドン、フランクフルトなど欧州各市場において行われる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は474円程度。11日終値前日比-0.84%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は193円程度。11日終値前日比+0.83%。

《会社概要》
ロステレコムはロシア最大手固定通信会社。主要事業はエンド・ユーサーへの国内・国際電話サービス及び行政機関、テレビ・ラジオ放送局、インターネットプロバイダーへの通信サービスの提供である。国外では、72カ国100社以上の通信会社と直結した国際通信を有し、30以上の国際ケーブルシステムに加入。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

4.シビリテレコム(ENCO)、連邦料金局が料金を引き上げ

連邦料金局はシビリテレコム、中央テレコム(ESMO)、極東電気通信会社(ESPK)、モスクワ・シティ・テレフォン(MGTS)が提供する地方および域内電話通信サービス価格の上限と料金プランの変更を決定した。

料金はシビリテレコムで9.9%、中央テレコムで9.6%、極東電気通信会社で10%、モスクワ・シティ・テレフォンで10.3%引き上げられる。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は340円程度。11日終値前日比+9.38%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は251円程度。11日終値前日比+4.02%。

《会社概要》
シビリテレコムはロシア大手通信会社。シベリア地域の代表的な企業であり、7つの地域間通信会社のうちの1社。主な固定電話通信サービス以外に、携帯電話、インターネットサービスも提供。固定電話加入者数は420万人、携帯電話加入者数は380万人以上である。9つの地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

5.ズベルバンク(SBER)、BPS銀行の93.27%を2億8080万ドルで取得

ベラルーシ共和国政府とズベルバンクは、ズベルバンクによるベラルーシのBPS銀行株式93.27%買取に関する契約を締結した。取得価格は2億8080万ドル。

2010年から2014年にかけて、ズベルバンクはBPS銀行のビジネスを拡大し、企業向け貸出市場シェア(占有率)12%を目指す。

BPS銀行はベラルーシの銀行トップ4行の1つで、企業向け貸出市場におけるシェアは7.5%。資産と資本金規模では国内第3位。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は221円程度。11日終値前日比+0.82%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は177円程度。11日終値前日比+0.18%。


《会社概要》
ズベルバンクはロシア最大手銀行。銀行業務全般に関するサービスを提供。個人顧客部門におけるリーダー的地位を保持。総預金残高の約半分は個人による資金。ロシア最大級の支店網を保有する。支店総数は20,000店。個人及び法人向け貸付が主要収入源である。主要株主はロシア連邦中央銀行であり、株式の約60%を保有。


2009_12_14 O

 

12月11日(金)のロシアニュース

2009年12月11日ロシアニュース

1.マグニト(MGNT)、09年1-11月期売上高は28.8%増の1504億ルーブル

2009年1-11月期の連結小売純売上高(付加価値税別)は、前年同期比28.82%増の1504億3686万ルーブルとなった(速報値)。11月の売上高は前年同月比18.64%増の143億2488万ルーブル。

今年11ヶ月間の純新規店舗開設数は516店舗、総店舗数は3076店(コンビニエンスストア3076、ハイパーマーケット22)。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は6378円程度。10日終値前日比-0.48%。

《会社概要》
マグニトはロシア大手食品・日用品小売会社。国内630都市に2000以上の店舗を保有。南部・中央・沿ヴォルガ連邦管区において事業を展開。7つの配給センターを含む自社物流システムを持つ。

 

2.アフトワズ(AVAZ)、2010年第2四半期に中古車リサイクルを開始か

アフトワズのナガイツェフ販売マーケティング担当副社長は、2010年第2四半期から中古車リサイクルを開始する可能性に言及。

サマラ州行政府がアフトワズを中古車リサイクル施設として利用することを提案、同州のアザロフ自然利用・林業・環境保護大臣は「今日、基準を完全に満たしている企業はアフトワズ以外に国内にはない。ここには、優秀な人材、エネルギー設備、生産施設といった、プロジェクト実施のために必要なものがすべてそろっている。」と述べた。

サマラ地方は国内11のパイロット地区の一つで、2010年1月からは中古車リサイクルシステム構築実験が開始される。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4388円程度。10日終値前日比+0.33%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は841円程度。10日終値前日比+0.83%。

《会社概要》
アフトワズはロシア大手自動車生産会社。主に軽自動車を生産。以前は、VAZ商標のもとで「ジグリ」、「ニヴァ」、「オカ」車種の製造に従事。現在は、LADA商標のもとで自動車の製造を行っている。同時に、旧車種用を含めた部品の生産を実施。ロシア国内以外に、CIS諸国、エジプト、シリア、ギリシャ、ウルグアイに自動車・部品を輸出している。

 

3.アクロン(AKRN)、エストニアでアンモニア積み替え施設を稼動開始

アクロンはエストニアのシッラミャエ港内のターミナルコンプレックス、バルチック・ケミカル・ターミナル(AS BCT)の敷地内で、アンモニア積み替えを行う複合施設の稼動を開始した。1万1640トンのアンモニアを積んだ船の第1便が到着、積み替え作業を行った。

AS BCTは、アンモニアの保管・積み替えを専門に扱うターミナルとしてはバルト海2番目。同施設は、ロシアのアンモニアメーカーにとって地理的に優位なことに加えて、現代的なハイテク施設を備えており、最大排水量4万トンまでの船の受け入れが24時間可能となっている。

アクロンは自社物流インフラ開発の一環として、2006年に複合ターミナルの建設を開始。自社製品出荷のほか、CIS諸国や欧州連合諸国メーカーに対しアンモニアや液体肥料の積み替えサービスを提供していく。

ターミナルの敷地内には2つのアンモニア保管倉庫(それぞれ3万トン)と、3つのカルバミド・アンモニウム保管倉庫(それぞれ2万トン)がある。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2473円程度。10日終値前日比-0.34%。

《会社概要》
アクロンはロシア大手肥料製造会社。アンモニア、メタノール、ホルマリンを含め40種の化学製品を製造。多くの製品が海外に輸出される。グループ主要企業:Acron、Dorogobuzh、North-Western Phosphorous Company、Verkhnekamsk Potash Company、Shandong Hongri Acron Chemical(中国)。製品供給会社の株式を保有:Apatit-7.73%、Silvinit-6.08%、Sibneftegaz-21%。

 

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12月10日(木)のロシアニュース

2009年12月10日ロシアニュース

1.マグニト(MGNT)、09年1-9月純利益は1億8050万ドルに拡大

マグニトの2009年1-9月純利益は、前年同期28億5700万ルーブル(1億1890万ドル)から105.1%増の58億6200万ルーブル(1億8050万ドル)となった(国際会計基準)。

商業面積の拡大と既存店ベースの売上高(付加価値税別)が7.3%増加したことにより、純売上高が増加した。ドルベースの売上高は、ドル相場の大幅変動により、前年同期38億8150万ドルから37億5190万ドルへ3.3%の減少を示した。

売上総利益率は、仕入れ条件の改善や物流関連事業が順調に進んだことにより、前年同期21.2%から23.3%に増加した。売上総利益はルーブルベースでは前年同期197億6900万ルーブル(8億2220万ドル)から43.4%増の283億5850万ルーブル(8億7310万ドル)となった。

EBITDAはルーブルベースでは前年同期63億8020万ルーブル(2億6530万ドル)から78.1%増の113億6250万ルーブル(3億4980万ドル)となった。

ガリツキー社長は決算発表に際し、「マグニトは今年、追加株式発行による調達資金を行い、成長への投資に振り向けた。2010年の設備投資は創業以来の最高水準となる。資金はマグニトのこれまでの方針に沿って投資されるだろう。優先的課題は、以前同様、新規配給センター建設による物流の拡充や、自社車両の拡大、効率化などである。」と述べた。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は6347円程度。9日終値前日比+2.04%。

《会社概要》
マグニトはロシア大手食品・日用品小売会社。国内630都市に2000以上の店舗を保有。南部・中央・沿ヴォルガ連邦管区において事業を展開。7つの配給センターを含む自社物流システムを持つ。

 

2.バルチカ・ビール(PKBA)、カザフスタンでライセンス生産開始へ

バルチカ・ビールは去る12月2日、臨時株主総会で郵便物による投票を行い、カザフスタンのビール会社デルベス社の生産施設を用いて、バルチカブランドのライセンス生産を行うことを承認した。投票者の97%が賛成票を投じた。

同社のアルテミエフ社長は、「株主総会の結果は海外市場におけるバルチカ・ビールの事業拡大政策を再確認した形だ。ライセンス契約により、カザフスタンにおけるさらなるブランド品目の強化や、この魅力的な市場においてバルチカ・ビールがリーダー的立場を一層強化することが可能となろう。」と述べた。

バルチカ・ビールとデルベスは、近々、マーケティング、流通、販売部門における統合プロセスを完了する見通しで、これがカールスバーグの統合、効率化戦略実現への重要な一歩となる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2274円程度。9日終値前日比+0.43%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2276円程度。9日終値前日比+0.31%。


《会社概要》
バルチカ・ビールはロシア最大手ビール製造会社。ロシアビール市場の約37%を占める、ヨーロッパビール製造市場における有数の企業である。10のビール製造工場を保有。主要商標:Baltika、Tuborg、Carlsberg、FOSTER'S、Nevskoe、Arsenalnoe,Yarpivo、Don等。1993年より主要株主はCarlsberg Groupが保有するBaltic Beverages Holdingである。

 

3.TMK(TRMK)、トランスネフチ(TRNFP)に大口径管5万2000トンを供給

TMKはトランスネフチに対し、バルト海パイプライン第2期用にストレートシームの大口径管を供給する。

2009年12月から2010年10月にかけて防錆加工を施したストレートシーム管(直径1020ミリメートル、1067ミリメートル、肉厚11、12、13ミリメートル)5万2000トンが供給される。

このほかTMKはトランスネフチが東シベリア-太平洋パイプライン建設第1期へのストレートシーム管供給入札に参加、2010年1月から10月に10万7000トンを供給する。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は357円程度。9日終値前日比-2.46%。


《会社概要》
TMKはロシア最大手管生産会社。世界管生産最大手3社に入る。各経済分野で使用される全企画管製品を生産。60ヶ国に製品を輸出。グループ傘下にはVolzhsky Pipe Plant, Seversky Tube Works, Sinarsky Pipe Plant, Taganrog Metallurgical Works, Orsky Machine Building Plant and Truboplast coating company、ルーマニアのTMK-ARTROM pipe plantとTMK-Resitaが入る。

 

4.システマ(AFKS)、09年第3四半期純利益は102.2%増の2億200万ドル

システマの2009年第3四半期純利益は102.2%増の2億200万ドルとなった(米国会計基準)。連結売上高は前年同期比では21%増、前期比では25.6%増となる53億ドルだった。

OIBDAは前年同期比の約2倍、前期比約3倍の32億ドル、OIBDA収益率は59.5%となった。

企業体TEKは連結売上高とOIBDAにそれぞれ19億ドル、25億ドルを計上した。

モバイル・テレシステムズ(MTSS)、コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ(CMST)、システマ・シャム・テレサービス、システマ・マスメディアを含む電話通信アセット社の2009年第3四半期売上高は20.1%減少したが、前期比では加入者数の増加やモバイル・テレシステムズの追加サービス利用拡大、小売チェーンでの販売増、ルーブル高などにより、9.9%拡大した。同社の売上高は第3四半期、全体の49.1%を占めた。

電話通信アセット社のOIBDAは前年同期比29.6%減少したが、モバイル・テレシステムズ、コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ、システマ・マスメディアの増収やコスト削減により、前期比では11.5%増加した。OIBDA収益率は43.9%だった(前年同期は49.9%、前期は43.3%)。

純利益は、ドル安ルーブル高などにより、前年同期比では26.3%、前期比では14.6%減少した。

バシネフチキールTEKを形成する石油・エネルギー関連企業を傘下に収めるTEK社は第3四半期、シェル、 ルクオイル(LKOH)、TNK-BPとのバーター取引を拒否、長期契約を締結しなかったことから、売上高が前期比64.8%の増加を示した。TEK社の売上高は全体の36.1%を占めた。

新経営陣が会社再編作業と事業プロセスの最適化を継続した結果、TEK社のOIBDAは前期から倍増し、4億440万ドルとなった。純利益は前期から倍増して2億3990万ドルとなった。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は6863円程度。9日終値前日比+2.62%。


《会社概要》
システマはロシア・CIS諸国中、最大手持株会社。多くの分野で事業を展開している企業を保有・運営。CIS諸国、東西ヨーロッパにおいて総計8000万人に対し多分野にわたるサービスを提供。主要業務は通信・ハイテク・不動産・銀行・マスメディア・小売。主要な傘下のグループ企業は以下の企業である。通信:モバイル・テレシステムズ(MTSS);コムスター・ユナイテッド・テレシステムズ(CMST);ハイテク:SITRONICS;マスメディア:Sistema Mass Media;銀行:The Moscow Bank for Reconstruction and Development;不動産:システマ・ハルス(HALS)


5.第1卸売電力(OGKA)、09年1-9月期純利益は52.5%減の26億ルーブル

第1卸売電力の2009年1-9月純利益は52.2%減の26億ルーブルとなった(国際会計基準)。前年同期はNVGRESホールディングの新株発行により46億ルーブルの収入を計上、今期は純利益、税引き前利益ともに減少となった。

2008年のNVGRESホールディング新株発行による収入分を調整した2009年1-9月純利益は234.5%の増加を示した。危機対策プログラム実施による経済効果や、2009年1月1日より、電気および熱エネルギー料金改定が四半期毎になり、それに伴いガス料金引き上げも年1度ではなく四半期毎に行われるようになったため。

税引き前利益は前年同期を52.3%下回る30億ルーブルとなった。利潤税は50.9%減少し、5億ルーブルとなった。

国営地域発電所が所在する地域の電力需要低下や電力自由市場における電力価格の低下による発電量最適化のため、売上高は350億ルーブルと、前年同期を8.1%下回った。

営業経費は11.3%減の321億ルーブル。

傘下のNVGRESホールディング社のフリーキャッシュフローの一時的な運用により、受け取り金利収入は1億ルーブルを計上。

営業利益は前年同期比54.3%増29億ルーブル。

総資産は年初来3.3%増加し、516億ルーブルとなった。うち、固定資産は364億ルーブル(+6.6%)。流動資産は年初時点から3.9%減の151億ルーブル。

純負債は、NVGRESホールディングがTNK-BPに対して発行していた事業債の償還により大幅に縮小し、3億6000万ルーブルとなった。第1卸売電力とTNK-BPが共同で行うニジネヴァルトフスク国営地域発電所の新規発電設備建設計画に関し、TNK-BPが2008年に特別設立会社NVGRESホールディング社に対し、2億3000万ユーロを貸し付けていた。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は208円程度。9日終値前日比-0.28%。


《会社概要》
第1卸売電力はロシア大手電力会社。ロシア統一電力システムの再編に伴い、設立された企業。主要事業は電力の販売である。総設備容量は9.53ギガワット。Permskaya、Kashirskaya、Urengoyskaya、Nizhnevartovskaya、Iriklinskaya、Verkhne-Tagilskaya発電所より構成。

 

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12月9日(水)のロシアニュース

2009年12月9日ロシアニュース

1.ルクオイル(LKOH)、09年1-9月期利益は53億ドルに縮小

ルクオイルの2009年1-9月期純利益は52億8500万ドル、うち第3四半期純利益は20億5600万ドルとなった(米国会計基準)。1-9月期EBITDAは102億3700万ドル、販売売上高は568億200万ドルとなった。フリーキャッシュフローは14億4200万ドル、うち第3四半期分は12億9700万ドルだった。

9ヶ月の納税額は153億ドルで、うち利潤税は16億ドルだった。

1バレルあたりの炭化水素採掘経費は1-9月期、前年同期の4.16ドルを19%下回る3.39ドル(石油換算)となった。

不動産を含む設備投資は47億ドルで、前年同期を40%下回った。

石油採掘量は7328万トンで、うち、2008年第3四半期に操業を開始したチマノペチョラの南フィリチュユスコエ油田からの採掘量は510万トンとなった。ガス採掘量は109億4000万立方メートルで、うち海外における採掘分は34億立方メートル(前年同期比15.1%増)、国内採掘分は75億4000万立方メートル(同23.3%減)だった。

自社の製油所(ISABおよびTRN石油・石油製品複合精製施設分を含む)における石油精製量は09年1-9月期、10.9%増の4655万トンとなった。精製量はロシア国内では0.9%、海外では49.1%増加した。

石油輸出量は10.3%増の3180万トン(日量85万3000バレル)、石油製品輸出量は10.5%増の2130万トン。石油および石油製品の総販売量は13.1%増の1億1250万トンとなった。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は4751円程度。8日終値前日比-2.79%。

《会社概要》
 ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。

 

2.ルクオイル(LKOH)、2019年までに配当配分を2倍に

ルクオイルは2019年までに、純利益のうち、配当金への支払いを現在の15から30%へ増額する計画だ。フェドゥン副社長が表明した。 

さらに同氏は、2010年の投資計画を60億ドルに、設備投資を当初計画の750億ドルから600億ドルに縮小させると述べた。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は4751円程度。8日終値前日比-2.79%。

《会社概要》
 ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。

 

3.メチェル(MTLR)、09年1-9月期は3億4000万ドルの赤字

メチェルの2009年1-9月期通期の純利益は3億3980万ドルの赤字(米国会計基準)。

第3四半期の連結純利益は1億3160万ドルと、前期2億1930万ドルを40.0%下回った。

第3四半期純売上高は前期12億8000万ドルから22.9%増の15億7000万ドル。営業利益は1億5520万ドルと、前期5470万ドルの赤字から回復した。

第3四半期連結EBITDAは前期3億7000万ドルから13.5%増の4億2000万ドルとなった。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は1405円程度。8日終値前日比-0.80%。

《会社概要》
メチェルはロシア大手採鉱・冶金会社。主要事業は採鉱部門及び冶金部門に分かれる。採鉱部門は主に石炭、鉄鉱石、ニッケル、鋼材の生産・販売を実施。コークス生産ではロシア第1位であり、市場の21%を占める。世界では第4位のコークス生産会社。冶金部門は、形鋼、炭素鋼、板鋼等の製造・販売を実施。特殊鋼及び合金の製造ではロシア最大であり、市場の39%を占める。

 

4.ズベルバンク(SBER)、BTA銀行の買収交渉は2月1日に再開か

カザフスタンのBTA銀行は、ズベルバンクとの買取交渉を2月1日に再開する可能性がある。サムルク・カズィン国営ファンドのカイラト・ケリムベトフ総裁の発言が報じられた。

ケリムベトフ総裁は、「昨日、債権者委員会がBTA銀行の債務繰り延べ条件に賛同した。最終的な債務繰り延べは2010年1月31日に完了するはずだ。つまり、2月1日にはズベルバンクとの交渉に入れる可能性がある」と述べた。

さらに同氏は、債務繰り延べ条件に関して、返済期限の延長、割引、負債交換など、様々なメカニズムが使用されたと説明した。

負債を株式へ交換後、国営サムルク・カズィンファンドにはBTA銀行の80%が残る計算。ケリムベトフ総裁は、ズベルバンクはこれを全て取得する可能性を示唆、ズベルバンクとBTA銀行が不動産部門の共同案件を審議していると述べた。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は210円程度。8日終値前日比-1.58%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は165円程度。8日終値前日比-0.77%。

《会社概要》
ズベルバンクはロシア最大手銀行。銀行業務全般に関するサービスを提供。個人顧客部門におけるリーダー的地位を保持。総預金残高の約半分は個人による資金。ロシア最大級の支店網を保有する。支店総数は20,000店。個人及び法人向け貸付が主要収入源である。主要株主はロシア連邦中央銀行であり、株式の約60%を保有。

 

5.パワー・マシーン(SILM)、ベネズエラに水力発電装置を供給

パワー・マシーンはベネズエラのマカグア第1水力発電所に5つの水力発電装置用の固定子の製造、供給を行う。

製品納入は2012年2月に予定されており、契約価格は500万ユーロ。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は17円程度。前回取引日は12月1日。

《会社概要》
パワー・マシーンはロシア大手設備製造会社。主要事業は火力、水力、原子力、ガスタービン発電所で使用される発電設備の設計・製造・販売・アフターサービス。グループにはLeningradsky Metallichesky Zavod、 Electrosila、 Turbine Blades' Plant、 Kaluga Turbine Works、NPO CKTI、Energomachexport、Power Machines - Reostat Plantが入る。製品の輸出も行う。

 

 

2009_12_09 O

12月8日(火)のロシアニュース

2009年12月8日ロシアニュース

1.MICEXに新指数導入

MICEXは2009年12月16日から、新たな指数を導入する。導入されるのはMICEX消費財・サービス指数(MICEX CGS)とMICEX化学・石油化学指数(MICEX CHM)。

MICEX CGSに採用されるのはMICEXでの出来高が1億ルーブル(350万ドル)以上、時価総額が4700億ルーブル(162億ドル)の日用品メーカーと小売チェーン。MICEX CHMに採用されるのは出来高3億6000万ルーブル(1240万ドル)以上、時価総額4600億ルーブル(158億ドル)の化学および石油化学j企業。

1企業が指数に占める割合はMICEX CGSでは最大15%、MICEX CHMでは最大30%となっている。

2.極東電気通信会社(ESPK)、09年1-9月期純利益は24.5%増の1億3700万ルーブル

極東電気通信会社は国際会計基準による2009年1-9月期決算を発表、純利益は前年同期比24.5%増の19億3700万ルーブルとなった。

営業収入は6.5%増の127億3600万ルーブル(前年同期は119億5600万ルーブル)。データ通信およびインターネットサービス収入および地域電話通信収入が増加し、増益となった。

収入のうちもっとも伸びが著しかったのはデジタルテレビサービスで、71%の伸びを示した(2009年1-9月は1億7120万ルーブル、前年同期は1億10万ルーブル)。加入者数が3万5655人増加した(今年期末時点の加入者は7万2866人、前年同期時点は3万7211人)。2008年6月にはアムール支社管轄地域で、2009年9月にはマガダン、サハリン支社管轄地域でサービスが開始されたほか、積極的なサービス拡大が奏功し、加入者の増加につながった。

ブロードバンドインターネット接続サービスによる収入は39%増加した(2009年1-9月期は27億4890万ルーブル、前年同期は19億7640万ルーブル)。主に成長を牽引したのは加入件数の増加であった。加入件数は前年同期から13万7700人(サハテレコムの1万9342人を含む)増加し、40万7116人となった。加入者1人あたりの月間平均収入は832ルーブルとなった(前年同期は914ルーブル)。

仮想私設通信網(VPN)による収入は、アクセスポイントの増加(2009年1-9月期は1750ポイント、前年同期は1480ポイント)により、3670万ルーブル(40%)の増加を示した(2009年1-9月期は1億2810万ルーブル、前年同期は9140万ルーブル)。

地域電話通信による収入は、2008年9月20日から11.2%、2009年3月1日から8.7%(サハテレコムは6.3%)料金が引き上げられたことにより、3億7500万ルーブルとなった。地域電話通信加入者は2009年9月30日時点で162万1497人と、前年同日より0.4%(6529人)減少した。

域内通信収入は携帯への乗り換えなどから7.1%減少した。

携帯電話サービス収入は前年同期比3.7%(3100万ルーブル)の減少となった。競争の激化と低料金プランの導入により、カムチャッカおよびマガダン支社、とBIT社で減収となったため。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は274円程度。7日終値前日比-1.56%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は223円程度。7日終値前日比-0.41%。

《会社概要》
極東電気通信会社はロシア大手通信会社。極東地域を中心に通信サービスを提供。7つの地域間通信会社のうちの1社。同地域における市場シェアが大きく、固定電話通信、携帯電話通信、インターネット等のサービスを提供している。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

3.ズベルバンク(SBER)、09年1-9ヶ月純利益は約9分の1の103億ルーブルに減少

ズベルバンクは国際会計基準による2009年1-9月期決算を発表、純利益は前年同期902億ルーブルから約9分の1の103億ルーブルとなった。

・営業収入(貸倒引当金繰入前)は48.7%増。
・純金利収入は40.4%加。
・純手数料収入は19.6%増。
・人件費は5.5%減。
・貸倒引当金繰入額は8.3倍増。
・高い流動性。資産の16.9%は流動資産。
・18.8%と高い自己資本比率(規定の8%を大幅に上回る)。
・年初来貸出が4.8%増加(貸倒引当金繰入前)
・個人預金残高が3兆4188億ルーブルと、年初来9.9%の増加。

貸倒引当金繰入前の営業収入は、前年同期3204億ルーブルに対し、48.7%増の4764億ルーブルとなった。主な増益要因はこれまで同様、貸出金利収入の増加、顧客業務拡大による手数料収入の増加、外国為替業務による収入となった。

金利収入は38.3%増加し、6105億ルーブルとなった。企業向け貸出と有価証券関連業務における増収が寄与した。

支払い金利は35.2%増の2348億ルーブルとなった。調達資金の金利が上昇したことや、ロシア中央銀行から2008年第4四半期に劣後ローン5000億ルーブルを調達したことにより、支払い金利が増加した。2009年第3四半期には法人預金金利が低下し、支払い金利が前期比で3.8%減少した。支払い金利は伝統的に個人預金が上回っている。

純金利収入は40.4%増の3757億ルーブルとなった。期間中の貸出業務量と収益性の増加による。特に、預貸金利スプレッドは0.4ポイント上昇した。

純手数料収入は前年同期比19.6%増の719億ルーブル。主な収入源は決済業務。

2009年第2四半期から見られた金融市場の回復にともない、貿易業務収入や有価証券評価益82億ルーブルを計上した。前年同期比は163億ルーブルの評価損だった。

外国為替、外貨建て金融派生商品(デリバティブ)による純収入は139億ルーブルと、前年同期比2.7倍となった。

純利益は前年同期902億ルーブルに対し、103億ルーブルとなった。主な減益要因は貸倒引当金の大幅積み増しである。

期末時点の資産は6兆7078億ルーブルで、前期末を0.4%下回った。

貸付額(貸倒引当金繰入前)は前年同期比4.8%増の5兆5329億ルーブルとなった。貸付額は年初来、企業向けで8.4%増加し、4兆3569億ルーブルとなった。貸付額の構成に変化はなく、個人向け貸出は、需要不振により6.7%減の1兆1759億ルーブルとなった。第3四半期には個人向け貸出の減少幅が大幅に鈍化し、上半期の6.4%から0.4%となった。


なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は221円程度。7日終値前日比-1.23%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は172円程度。7日終値前日比-1.30%。

 

《会社概要》
ズベルバンクはロシア最大手銀行。銀行業務全般に関するサービスを提供。個人顧客部門におけるリーダー的地位を保持。総預金残高の約半分は個人による資金。ロシア最大級の支店網を保有する。支店総数は20,000店。個人及び法人向け貸付が主要収入源である。主要株主はロシア連邦中央銀行であり、株式の約60%を保有。

 

4.ガスプロム(GAZP)、イラン、パキスタン、インドのガスパイプライン計画に参加意向

ガスプロムのテヘラン代表アブバキル・シャムゾフ氏、イラン国営石油会社のホジャトラ・カニミファルド副社長、パキスタンアルシャド・アフマド・カリム石油相が、イラン、パキスタン、インドを結ぶガスパイプライン(ピースパイプライン)計画へのガスプロムの参加について討議した。テヘラン・タイムズが伝えた。

シャムゾフ代表は、ガスプロムはガスの最大生産者、供給者として、このような計画に特別な注意を向けていると表明した。

ガスプロムの参加については先週、ロシア代表団がテヘランを訪問した際、ロシアのシュマトコ・エネルギー相とイランのミルカゼミ石油相が審議した。次回のラウンドは2010年1月下旬に行われる見通し。

イラン、インドとパキスタンは1994年に「ピース」パイプライン計画についての交渉を開始したが、近年はインドが交渉プロセスから離脱しており、イラン側が対話再開を呼びかけていた。イラン国営石油会社のガニミファルド副社長は、1月下旬の交渉の場にインド側からの参加を要請した。

ピースパイプラインは全長2775キロメートルで、イランからインドとパキスタンにガスを供給する。年間ガス輸送能力は概算で550億立方メートル。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は497円程度。7日終値前日比-1.41%。

《会社概要》
ガスプロムは世界最大手ガス会社。主要事業はガス及び石油の探査・生産・精製・保管・輸送・販売である。世界ガス埋蔵量の約17%、国内ガス埋蔵量の60%を保有。ガス埋蔵量は約29.85兆M3と推測。世界の20%、ロシア産ガスの80%を生産。15万6900キロメートルに及ぶ世界最長のガス輸送システムを保有。主要株主はロシア連邦。

 

5.アフトワズ(AVAZ)、対外経済銀行が300億ルーブルを貸出か

対外経済銀行はアフトワズの投資計画へ300億ルーブルの資金供給を行う可能性がある。ドミトリエフ総裁が語ったとされる。これに関して同氏は、まだ決定はなされておらず、「今のところ具体的な数字はない」と表明した。

ドミトリエフ総裁によると、対外経済銀行はアフトワズ株主のルノーとロステフノロギとの合意に基づき今後のあり方を決定する見通し。

対外経済銀行のバロ副総裁は以前、アフトワズの債務繰り延べ条件が整ってから資金供与に参加する準備があると表明していた。

ロシア政府はアフトワズに対し、500億ルーブルの資金供給を行う決定をしている。第1トランシェの120億ルーブルは12月にもアフトワズに供与される可能性がある。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は4823円程度。7日終値前日比+0.76%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は918円程度。7日終値前日比-0.20%。

《会社概要》
アフトワズはロシア大手自動車生産会社。主に軽自動車を生産。以前は、VAZ商標のもとで「ジグリ」、「ニヴァ」、「オカ」車種の製造に従事。現在は、LADA商標のもとで自動車の製造を行っている。同時に、旧車種用を含めた部品の生産を実施。ロシア国内以外に、CIS諸国、エジプト、シリア、ギリシャ、ウルグアイに自動車・部品を輸出している。

 

6.ノヴォリペツク製鉄(NLMK)、09年第3四半期は1億6400万ドルの黒字に転換

ノヴォリペツク製鉄は2009年第3四半期、純利益が前期4900万ドルの赤字から1億6400万ドルの黒字に回復した(米国会計基準)。

売上高は前期比35%増の17億3900万ドル。1-9月期売上高は55%減の43億2500万ドルとなった。EBITDAは第3四半期が107%増の4億8600万ドル、1-9月期が77%減の9億1700万ドルとなった。

粗鋼生産量は770万トンと、前年同期実績を12%下回った。金属製品販売量は780万トンで、同7%の減少を示した。

2009年第4四半期の業績予測によると粗鋼生産量は約280万トン(第3四半期比4%減)となる見込み。EBITDA収益率は原料価格の上昇により、第3四半期を25%下回ることが予測されている。

2009年の粗鋼総生産量は、計画通りの1050万トンとなる見通し。下半期の販売拡大や業績改善により、2009年通年の平均EBITDA収益率は20~25%となる見通し。

第3四半期には粗鋼や圧延の増産、製品品質の向上、原価の引き下げ、高付加価値製品の増産を狙った技術刷新プログラムを実施を継続。技術刷新や生産設備メンテナンスへの総投資額は1-9月期、7億800万ドル(前年同期比51%減)となった。

1-9月期の金属製品販売量は前年同期比7%減の830万トンとなったが、第3四半期には国内外市場で一部需要が回復したほか、2008年末に買収したベータ・スチールに業績を連結対象としたことで、前年同期実績を20%上回った。第3四半期の粗鋼販売量は前期比で40%増加し、2009年の最高水準となった。

1-9月期の負債総額は実質的に年初来16%縮小した。債務繰り延べにより、第3四半期の元本、利息の支払いは前期比で36%減少した。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は29118「円程度。7日終値前日比-0.34%。

《会社概要》
ノヴォリペツク製鉄はロシア大手製鉄会社。鋳鉄、スラブ、冷間・熱間圧延材、電炉鋼、亜鉛メッキ・ポリマー被覆鋼材などを生産。国内販売以外に輸出も行う。主要子会社はStoilensky GOK、Altaykoks、VIZ SteelとデンマークのDanSteel A/S。

 

7.モバイル・テレシステムズ(MTSS)、カナダ輸出開発公社が上限1億6500万ドルの与信枠を設定

カナダ輸出開発公社(EDC)はモバイル・テレシステムズに対し、携帯通信ネットワーク推進のため、上限1億6500万ドルの与信枠を設定した。

金利(半年)はLIBOR+4.5%で、返済期限は2012年12月。資金は契約締結日から1年間にわたって設備供給に用いられる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は676円程度。7日終値前日比-1.53%。

《会社概要》
モバイル・テレシステムズはロシア・CIS諸国最大手携帯通信会社。主にGSM規格で携帯通信サービスを提供。ロシアのほぼ全地域において事業を展開。その他、国内48地域において固定通信サービスを提供することが出来るライセンスを取得。合計8500万人に携帯・通信サービスを提供。主要株主は持株会社システマであり、50%以上の株式を保有。

 

2009_12_08 O


 

12月7日(月)のロシアニュース

2009年12月7日ロシアニュース

1.北西テレコム(SPTL)、S&Pが格付け「BB-」を確認

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、北西テレコムの債務格付け「BB-/安定的」を確認した。ナショナル・スケール・レーティングは「ruAA-」で確認。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4039円程度。4日終値前日比+0.38%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は3221円程度。4日終値前日比+1.01%。

《会社概要》
北西テレコムはロシア大手通信会社。2001年に設立。主要事業は総面積170万平方キロメートル、総人口1350万人が住む北西連邦管区を中心とする固定通信サービスの提供である。10の支店を保有。固定通信、インターネット、ケーブルテレビ等のサービスを提供している。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。 

 

2.ロスネフチ(ROSN)、2014年までにサマラ州の石油精製施設近代化に700億ルーブルを投資

ロスネフチはスィズラン製油所とクイブイシェフ製油所に新たな水素生産設備を導入した。投資額はそれぞれ約12億ルーブルと9億8000万ルーブル。

ロスネフチのボグダンチコフ社長によると、同社は、クイブイシェフ製油所近代化プログラムの一環として、今後4年間で複数の新規生産設備の建設を計画している。投資総額は180億ルーブル。現在ロスネフチはスィズラン製油所(260億ルーブル)、ノボクイブイシェフ製油所(250億ルーブル)でも同様の近代化プログラムを進めている。

同社は同様の計画に約60億ドルを投資する計画で、これにより、製油量の拡大や生産するエンジン燃料の全てをユーロ4、ユーロ5基準に対応させることを目指す。

全体として、サマラ州の3つの製油所の近代化に2014年までに約700億ルーブルが投資される見通し。ボグダンチコフ社長は、「これは莫大な投資だ。作業は計画通り進んでおり、計画が実現されないという疑いは少しもない」と述べた。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は774円程度。4日終値前日比+3.01%。

《会社概要》
ロスネフチは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。現在、ロシア国内、カザフスタン、アルジェリアなどにおいて10以上のプロジェクトが進行中。300以上の産地において開発を実施している。ロシア国内最大級の確認埋蔵量を誇る。主要株主はロシア連邦である。

 

3.ガスプロム(GAZP)、チェチェンガス、チェチェンガスプロム株式移行を政府が承認

ロシア政府はガスプロムにチェチェンガスプロムおよびチェチェンガスの株式100%‐1株を移行することを承認した。プーチン首相が11月30日に署名した。

これに従い、ガスプロムには以前ロスネフチェガスが保有していたチェチェンガスの普通株式46万996株及びチェチェンガスプロムの普通株式925万6659株が移行される。株式の移行は「市場価格を下回らない、独立機関の評価を基に」行われる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は517円程度。4日終値前日比+2.98%。

《会社概要》
ガスプロムは世界最大手ガス会社。主要事業はガス及び石油の探査・生産・精製・保管・輸送・販売である。世界ガス埋蔵量の約17%、国内ガス埋蔵量の60%を保有。ガス埋蔵量は約29.85兆M3と推測。世界の20%、ロシア産ガスの80%を生産。15万6900キロメートルに及ぶ世界最長のガス輸送システムを保有。主要株主はロシア連邦。

 

4.モスクワ銀行(MMBM)、追加株式発行で216億9000万ルーブルの増資へ

モスクワ銀行取締役会は、資本金を13.7%増加させ、180億ルーブルまで引き上げることを目的とした追加株式発行を決定した。取締役会の決定により、額面100ルーブルの株式を2163万2017株、総額21億6310万1700ルーブル分を募集する。

募集価格は1株あたり1003ルーブル。これにより、同社は216億9690万ルーブルを調達する計画。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2278円程度。4日終値前日比+0.85%。

《会社概要》
モスクワ銀行はロシア民間大手銀行。法人・個人顧客に全銀行サービスを提供。主要顧客はロシア大手企業。全国で56支店、多数のATMを保有。2007年、ロシアの資産額上位銀行30行中第5位。880万人の個人、10万5000の法人顧客にサービスを提供。

 

5.VTB(外貿銀行)(VTBR)、09年1-11月期純利益は2.6倍の318億8000万ルーブル

VTB(外貿銀行)の2009年1-11月期純利益は、318億8000万ルーブルとなった(ロシア会計基準)。11月には、本業による収入が高い水準となったことや、貸倒引当金戻入益を計上したことから、純利益が84億4000万ルーブル増加した。

2008年1-11月期純利益は121億6400万ルーブルであったため、2009年同期純利益は2.6倍となった。

2009年12月1日時点の資産は2兆7550億ルーブルと、年初時点の2兆5510億ルーブルから8%の増加を示した。

法人預金残高は年初の7190億ルーブルから1兆810億ルーブルとなった。年初来の増加率は50%となった。

なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は204円程度。4日終値前日比+3.27%。

《会社概要》
VTB(外貿銀行)はロシア大手銀行。国内銀行部門のリーダーであり、長い歴史を誇る。ロシア大手企業向けにサービスを提供。子会社のVTB24は個人顧客を専門とする。外国貿易に関する決済サービスが充実。主要株主はロシア政府であり、株式の77%を保有。

 

2009_12_07 O

12月4日(金)のロシアニュース

2009年12月4日ロシアニュース

1.アエロフロート・ロシア航空(AFLT)、A321型機15機目を受け取り

アエロフロート・ロシア航空は15機目となるエアバス製A321機を受け取った。年末までに同型機をさらに1機を受け取る予定。現在のA319、320、321型機保有数は61機。

航空機は2008年12月にアエロフロート・ロシア航空とエアバス社の間で締結されたリース契約に基づいて納入された。

アエロフロート・ロシア航空はA320型機を欧州線及び国内線で就航している。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は134円程度。3日終値前日比-1.89%。

《会社概要》
アエロフロート・ロシア航空はロシア大手航空会社。主要事業は国内・国際線における旅客・貨物の運送である。現在、飛行機90機を保有。 主要空港はSheremetyevo 1・2国際空港であり、来年Sheremetyevo 3国際空港を開港予定。2006年よりスカイ・チーム・エア・アライアンスに加盟。

 

2.ズベルバンク(SBER)、ルサールのIPOに参加か

ズベルバンクは、アルミ大手ルサールの香港取引所における新規株式公開時に、株式を購入する可能性を検討している。12月2日に同行のゲルマン・グレフ総裁が報道陣に語った。同氏は、「このような可能性を検討している。ルサールは国際的にしっかりした基盤を持っており、成長するだろう。投資という観点から見て、有望な株式だ」と述べた。

クドリン副首相兼財務相は以前、ルサールの新規株式公開の際、対外経済銀行が3%を購入すると発言している。

12月2日、ルサールが全ての債権者と債務繰り延べで合意したことが明らかになった。しかし、ロイター通信が銀行関係者の情報として伝えたところよると、年内の株式公開は疑問視されている。また、香港取引所上場委員会がルサールの申請審査を12月3日から7日に延期したことも伝えられている。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は219円程度。3日終値前日比+1.53%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は175円程度。3日終値前日比+0.57%。


《会社概要》
ズベルバンクはロシア最大手銀行。銀行業務全般に関するサービスを提供。個人顧客部門におけるリーダー的地位を保持。総預金残高の約半分は個人による資金。ロシア最大級の支店網を保有する。支店総数は20,000店。個人及び法人向け貸付が主要収入源である。主要株主はロシア連邦中央銀行であり、株式の約60%を保有。

 

3.VTB(外貿銀行)(VTBR)、オプション行使でシステマ・ハルス(HALS)株式保有率が51.24%に

VTB(外貿銀行)はシステマ・ハルス株式の保有比率を19.74%から51.24%に引き上げた。

保有比率の引き上げはオプション行使によるもので、両者間取引の第2段階となる。この結果、ハルス・ファイナンスのシステマ・ハルス株式保有比率は39.65%から8.15%に低下した。

なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は194円程度。3日終値前日比-1.53%。

《会社概要》
VTB(外貿銀行)はロシア大手銀行。国内銀行部門のリーダーであり、長い歴史を誇る。ロシア大手企業向けにサービスを提供。子会社のVTB24は個人顧客を専門とする。外国貿易に関する決済サービスが充実。主要株主はロシア政府であり、株式の77%を保有。

 

4.第6卸売電力(OGKF)、09年1-9月期は31億ルーブルに黒字転換

第6卸売電力は2009年1-9月期、売上高が前年同期比5%減の302億ルーブルとなった。原価は19%減少。営業利益は34億ルーブルに増加した。純利益は前年同期2億9800万ルーブルの赤字から31億ルーブルの黒字に転換した。

ガス料金が四半期毎に改定されるようになり、販売電力料金の伸びが燃料費の伸びを上回ったことが増益に寄与した。

減収は電力及び熱エネルギーの平均販売価格が上昇し、電力販売量が26%縮小したことによる。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は216円程度。3日終値前日比+2.89%。

《会社概要》
第6卸売電力はロシア大手電力会社。ロシア統一電力システムの再編に伴い、設立された企業。主要事業は電力の販売である。総設備容量は9.052ギガワット。Ryazan、Novocherkassk、 Kirishsk、Krasnoyarsk GRES-2、Cherepovetsk、GRES-24発電所より構成。

 

5.アフトワズ(AVAZ)、ノヴインコムバンクより2070万ドル借入

アフトワズは提携銀行のノヴインコムバンクより2070万ドルの借入を行った。資金は国からの支援や株主からの新規投資を受けるまでの間に用いられる。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4871円程度。3日終値前日比+3.54%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は926円程度。3日終値前日比+2.00%。

《会社概要》
アフトワズはロシア大手自動車生産会社。主に軽自動車を生産。以前は、VAZ商標のもとで「ジグリ」、「ニヴァ」、「オカ」車種の製造に従事。現在は、LADA商標のもとで自動車の製造を行っている。同時に、旧車種用を含めた部品の生産を実施。ロシア国内以外に、CIS諸国、エジプト、シリア、ギリシャ、ウルグアイに自動車・部品を輸出している。

 

6.UTエアー航空(TMAT)、スルグト空港株式の保有比率を26%から18%に引き下げ

UTエアー航空は12月1日、スルグト空港株式の保有比率を26%から18%に引き下げた。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は2875円程度。3日終値前日比+1.74%。

《会社概要》
UTエアー航空はロシア大手民間航空会社。主要事業は国内外における旅客・貨物の輸送である。ヘリコプター事業ではロシア最大手であり、石油ガス関連企業にサービスを行う。

 

7.ルクオイル(LKOH)、ナザルバエフ大統領がカザフでの事業拡大を希望

カザフスタンのナザルバエフ大統領は12月3日、 ルクオイルの完全子会社 ルクオイル・オヴェルシスのカスピ海本部(アスタナ市)を訪問した。訪問の際、 ルクオイルのアレクペロフ社長と ルクオイル・オヴェルシスのクジャエフ社長がプロジェクトに関するプレゼンテーションを行った。

ナザルバエフ大統領は共和国内におけるルクオイルの業務を肯定的に評価、事業拡大を希望する旨を表明した。

 ルクオイルは1995年よりカザフスタンで事業を行っている。同国に対する投資は全体の52%となっているほか、確定埋蔵量の約半分と海外における上流部門の収入の大半はカザフスタンに負っている。 同社は、陸上における7つの採掘プロジェクト、カスピ海大陸棚のうち、カザフスタン水域における4つの地質調査プロジェクト、さらにカスピ海パイプラインコンソーシアムに参加している。

 ルクオイルはカザフスタンにとってロシア最大の投資家で、累計投資額は60億ドル以上にのぼる。2008年にはカザフスタンにおいて約500万トンの原油と20億立方メートル以上のガスを採掘した。これは国内採掘量の約10%にあたる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は5106円程度。3日終値前日比-2.30%。

《会社概要》
 ルクオイルは世界有数の垂直統合型石油会社。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内の西シベリアを中心に探査・採掘を実施している。ロシア国内・CIS諸国・東ヨーロッパ諸国に多数の石油・ガス精製工場、石油化学製品工場を保有している。製品の多くは輸出用。世界の民間石油企業中、炭化水素確認埋蔵量では第2位。

 

2009_12_04 O

 


12月3日(木)のロシアニュース

2009年12月3日ロシアニュース

1.アクロン(AKRN)、09年1-9月期純利益は48%減の57億ルーブル

アクロンの2009年1-9月期、純利益は前年同期111億7600万ルーブルを48%下回る57億8700万ルーブルとなった(国際会計基準)。

売上高は前年同期362億9500万ルーブルから22%減の283億5500万ルーブル。

EBITDAは同163億2800万ルーブルから69%減の50億5900万ルーブル、EBITDA収益率は前年同期45%に対して、18%となった。

国内消費分を除くアンモニアと無機肥料の総生産量は320万トン。うち、アンモニア生産量は対前年同期比で9%増、窒素肥料は26%増、配合肥料は7%減となった。

今期は国際肥料価格の急落にともない、大幅減収となった。一部は稼働率の引き上げと生産品目の最適化による生産量の拡大によって補填された。

販売製品原価は、ロシアにおける無機原料価格の上昇により、10%増加した。一方、コスト削減により、販売管理費は6%縮小した。

今年は為替の激しい値動きが業績に大きな盛況を及ぼした。第3四半期末にかけて急激に進んだドル安ルーブル高は、外貨建て負債の再評価による為替差損を相殺したが、他方、営業活動では為替差損益をもたらした。第3四半期における国際価格低下にともない、EBITDA収益率は18%まで低下した。しかしながら、販売量の増加でEBITDAは前期実績を上回った。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2678円程度。1日終値前日比+0.37%。

《会社概要》
アクロンはロシア大手肥料製造会社。アンモニア、メタノール、ホルマリンを含め40種の化学製品を製造。多くの製品が海外に輸出される。グループ主要企業:Acron、Dorogobuzh、North-Western Phosphorous Company、Verkhnekamsk Potash Company、Shandong Hongri Acron Chemical(中国)。製品供給会社の株式を保有:Apatit-7.73%、Silvinit-6.08%、Sibneftegaz-21%。

 

2.ドロゴブージ(DGBZ)、09年1-9月期純利益は54%減の14億ルーブル

ドロゴブージの2009年1-9月期、純利益は前年同期31億ルーブルを54%下回る14億2100万ルーブルとなった(国際会計基準)。

売上高は同83億7200万ルーブルを8%下回る77億1800万ルーブル、EBITDAは同38億5400万ルーブルから半減の19億4000万ルーブル、EBITDA収益率は前年同期46%から25%となった。

国内消費分を除くアンモニアと無機肥料の総生産量は114万2000トン。うち、窒素肥料生産量は前年同期比63%増、アンモニアは47%増、配合肥料は35%増となった。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4989円程度。2日終値前日比-2.19%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は3722円程度。2日終値前日比+0.39%。


《会社概要》
ドロゴブージはロシア西部のスモレンスク州に拠点をおく肥料・化学薬品製造企業である。製造開始は1965年にさかのぼり、1990年代には設備の近代化を行った。
製造品目は30品目以上にのぼり、工業用液化アンモニア(年間50万トン)、硝酸アンモニウム(年間90万トン)、リン酸塩窒素カリ複合肥料(年間55万トン)、乾燥混合肥料(年間90万トン)、工業用・食用液体炭酸(年間5万トン)、アンモニア水、炭酸カルシウム、液化窒素、石灰、液化酸素、ポリエチレン・ポリプロピレン製品などを生産している。
国内で製品販売を行うほか、バルト諸国、セルビア、ウクライナ、モルドバ、ベラルーシ他に輸出も行っている。

 

3.VTB(外貿銀行)(VTBR)、メチェルへの貸出金150億ルーブルを4年間に延長

VTB(外貿銀行)はメチェルに対し、総額150億ルーブルの債務繰り延べを行った。同行は2008年末、事業資金としてヤクート石炭社、南クズバス社、チェリャビンスク金属コンビナート社に対し、資金を提供した。融資期間は当初1年だったが、今回の繰り延べで融資期間は4年に延長された。

なお、同社普通株式の売買単位は1000株で、最低売買金額は194円程度。2日終値前日と変わらず。

《会社概要》
VTB(外貿銀行)はロシア大手銀行。国内銀行部門のリーダーであり、長い歴史を誇る。ロシア大手企業向けにサービスを提供。子会社のVTB24は個人顧客を専門とする。外国貿易に関する決済サービスが充実。主要株主はロシア政府であり、株式の77%を保有。

 

4.水力卸売電力(HYDR)、09年上半期純利益は2.3倍増の178億5000万ルーブル

水力卸売電力の2009年上半期純利益は前年同期76億3100万ルーブルから134%増の178億5900万ルーブルとなった(国際会計基準)。

営業収入は同497億900万ルーブルから14.4%増の568億8800万ルーブル。市場自由化の進捗状況に応じた非統制価格の割合の増加などが増益に寄与した。

収入のうち、69%が本業の発電部門、28%が販売部門によるものだった。

営業経費は前年同期393億3900万ルーブルから12.7%減の343億4900万ルーブル。

期末時点の資産は2008年12月31日時点から7.9%増の4602億6200万ルーブル。負債総額は0.4%増の830億6700万ルーブル。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は337円程度。2日終値前日比-0.70%。

《会社概要》
水力卸売電力はロシア大手電力会社。国内50の水力発電会社を傘下に収め、総設備容量は24.04ギガワットである。ロシア水力発電総設備容量の約50%を占める。ヨーロッパ最大級のヴォルガ水力発電所も同社の所有。

 

5.ディクシーグループ(DIXY)、09年1-9月期純利益は1億200万ルーブルの赤字

ディクシーグループは2009年1-9月期、純利益が前年同期100億9500万ルーブルの黒字から、1億200万ルーブル(310万ドル)の赤字に転落した(国際会計基準)。純売上高は14.5%増の396億2200万ルーブル、売上総利益は22.9%増の106億1300万ルーブル。経済危機による国民の購買力低下と、非効率的な物流オペレーションにより、小売販売増加テンポが鈍化した。

売上総利益率は前年同期25%から26.8%に上昇。第3四半期の売上総利益率は、前期28.6%から26%に低下した。積極的な価格政策と大幅値下げは、売上高の拡大に寄与したが、他方、低収益商品販売の拡大につながり、平均購買金額にネガティブな影響を及ぼした。EBITDAは12.3%増の21億2400万ルーブル。純営業キャッシュフローは19.7%増の3億280万ルーブル。

ドルベースでの主要指標は以下の通り。
純売上高:12億1980万ドル(15.2%減)
売上総利益:3億2670万ドル(9%減)
EBITDA:6540万ドル(16.8%減)
純損失:310万ドル
純営業キャッシュフロー:930万ドル(11.4%減)

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は670円程度。2日終値前日比+2.50%。

《会社概要》
ディクシーグループはロシア有数の食品・日用品小売会社。ロシアの3連邦管区において事業を展開。8つのハイパーマーケット、7つのスーパーマーケットを含め、400店舗を保有している。

2009_12_03 O

 

 

12月2日(水)のロシアニュース

2009年12月2日ロシアニュース

1.統一モスクワ電力網(MSRS)、09年上半期は75.5%の増益

統一モスクワ電力網の2009年上半期純利益は75.5%増の74億9200万ルーブルとなった(国際会計基準)。売上高は前年同期比31%増の415億8400万ルーブル。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は379円程度。1日終値前日比+0.47%。

《会社概要》
統一モスクワ電力網はロシア電力送電会社。主要事業はモスクワ市・州における送電・配電である。発電会社において発電された電力を同社送電網を通し、電力卸売・地域売及びエンド・ユーザーに供給。最近、モスクワ電力ネットワーク(MGRS)を吸収合併し、拡大を図った。

 

2.ガスプロム・ネフチ(SIBN)、09年1-9月期は54%の減益

ガスプロム・ネフチは米国会計基準による2009年第3四半期決算を発表、純利益は前期11億9600万ドルから29%減の8億4600万ドルとなった。前年同期比では47%の減少となった(前年同期純利益は15億9400万ドル)。

第2四半期の特別収入4億7000万ドルを考慮しない場合、第3四半期純利益は16.5%の増加となった。1-9月期の純利益は23億7500万ドルで、前年同期比を54%下回った。

第3四半期売上高は、前期52億6900万ドルから37%増の70億8700万ドル。前年同期(103億700万ドル)比では34.5%減となった。1-9月期売上高は前年同期比42%減の165億9600万ドルとなった。

第3四半期EBITDAは前期15億100万ドルから21%増の18億2300万ドルとなった。前年同期(27億5200万ドル)比では34%の減少。1-9月期は前年同期比48%減の42億8000万ドル。

第3四半期は、国際石油価格の上昇、石油精製事業の収益性の向上、シベリア・エネルギー社決算統合などにより、前期比で業績が改善した。1-9月期では、石油・石油製品の国際価格下落により、前年同期実績を下回った。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は475円程度。1日終値前日比+3.77%。

《会社概要》
ガスプロム・ネフチはロシア大手垂直統合型石油会社。2006年までの旧名はシブネフチ。主要事業は石油・ガス及び石油化学製品の生産・精製・販売である。国内生産量の6%占める。ロシアの主要石油産地において事業を展開。石油精製工場はモスクワ・オムスク・ヤロスラヴリ州に位置。石油・石油製品の幅広い販売網を持つ。

 

3.中央テレコム(ESMO)、09年1-9月期は47億5600万ルーブルの黒字

中央テレコムは国際会計基準による2009年1-9月期連結決算を発表、純利益は47億5600万ルーブルとなった。営業収入は274億2700万ルーブル、営業経費は212億8900万ルーブル、営業外収入は22億1800万ルーブル、営業利益は83億5600万ルーブルとなった。

営業収入のうち、45%強を占めたのが地域電話通信で、124億5700万ルーブルを計上、データ通信・インターネットによる収入は全体の16.45%にあたる45億1100万ルーブルとなった。EBITDAは130億2700万ルーブル、EBITDA収益率は47.50%だった。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は4183円程度。1日終値前日比+0.94%。優先株式の売買単位は100株で、最低売買金額は3429円程度。1日終値前日比+0.89%。

《会社概要》
中央テレコムはロシア大手通信会社。ロシア中央連邦管区を中心に通信サービスを提供。15の州に15の支店を保有している。17つの地域通信会社が合併した結果、誕生した企業。固定通信、携帯電話通信、インターネット、ケーブルテレビ等のサービスを提供している。主要株主は国営持株会社Svyazinvest。

 

4.ズベルバンク(SBER)、イジアフトの支配株を取得か

ズベルバンクはイジアフト社経営陣と、イジアフト株式51%の移行に関する交渉を進めている。イジアフトのミハイル・ドブィンド社長の発言をマスコミが報道した。

イジアフトは8月6日、ウドムルチヤ調停裁判所に破産を申請した。9月には裁判所が監督手続きに入った。

イジアフトは2009年初めに需要低迷とKiaの部品価格高騰により生産を中止、負債の返済が滞っていた。負債総額は145億ルーブル。ズベルバンクは同社の主要債権者。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は212円程度。1日終値前日比+2.88%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は167円程度。1日終値前日比-0.30%。

《会社概要》
ズベルバンクはロシア最大手銀行。銀行業務全般に関するサービスを提供。個人顧客部門におけるリーダー的地位を保持。総預金残高の約半分は個人による資金。ロシア最大級の支店網を保有する。支店総数は20,000店。個人及び法人向け貸付が主要収入源である。主要株主はロシア連邦中央銀行であり、株式の約60%を保有。

 

5.ラズグリャイ・グループ(GRAZ)、09年上半期売上高は12%増の130億ルーブル

ラズグリャイ・グループは国際会計基準による2009年上半期決算を発表、売上高は前年同期実績(115億ルーブル)を13%上回る130億ルーブルとなった。

売上総利益は前年同期35億ルーブルに対して42億ルーブルに増加。純損失は10億ルーブルに拡大した。EBITDAは14億ルーブルに縮小した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は134円程度。1日終値前日比+0.54%。

《会社概要》
ラズグリャイ・グループはロシア大手農産物生産持株会社。主要事業は農産物の生産・加工・販売である。事業は砂糖部門と穀物部門に分かれる。ロシア穀物市場の10%、小麦粉市場の3%、砂糖市場の11.7%を占める。33の工場を保有。

 

2009_12_02 O


12月1日(火)のロシアニュース

2009年12月1日ロシアニュース

1.ノヴォロシースク商業港(NMTP)、09年1-9月期純利益は倍増

ノヴォロシースク商業港は国際会計基準に基づく2009年1-9月期連結決算を発表、売上高は前年同期比4.2%(2070万ドル)増の5億820万ドルとなった。4.2%の増収には様々な要因が絡み合っているが、売上高に影響を与えたのは取扱量と取扱品目構成の変化で、5330万ドル増加した。

期間中、ノヴォロシースク穀物ターミナルなどにおける穀物の取扱量は約2倍に増加したほか、鉄鉱石取扱量は200万トン強、ディーゼル燃料取扱量は100万トンとなった。

一方、減少した部門はバンカー燃料費(ドルベース)の下落により、3120万ドル減少したほか、港湾内おける貨物保管期間と、管理サービス、コンテナ積込・積出サービス量の減少により、売上高は140万ドル縮小した。

原価総額は、販売目的の燃料購入費の縮小や減価償却費の減少により、前年同期3億1510万ドルに対し、2億860万ドル。

EBITDAは前年同期2億6630万ドルに対し、3億5400万ドル(外貨建て資産及び負債の為替調整済み)となった。

純利益は前年同期1億633万5000ドルから95.7%増の2億808万4000ドルとなった。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は1310円程度。30日終値前日比+1.00%。

《会社概要》
ノヴォロシースク商業港はロシア最大級の商業港で、港内積み卸し作業などをはじめとする多種多様な港湾サービスを行っている。黒海北東部に位置し、ロシア南部における唯一の総合不凍深水港で、年間を通して作業することが可能である。ノヴォロシースク商業港は「ノヴォロシースク輸出」、「IPP」、「ノヴォロシースク穀物ターミナル」、「ノヴォロシースク商業港船団」、「ノヴォロシースク船舶修繕工場」など、地元の港内積み卸し作業や港湾作業を行う企業を傘下に収めている。同社はノヴォロシースク港で行われる作業の約97%を担っており、市場で圧倒的立場を占めている。

2.Vozrozhdenie銀行(復興銀行)(VZRZ)、取締役員が持分比率を9.39%へ引き上げ

Vozrozhdenie銀行(復興銀行)のオタール・マルガニヤ取締役は、自社株の持分比率を1.28%から9.39%へ引き上げた。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は3429円程度。30日終値前日比ー2.69%。優先株式の売買単位は1株で、最低売買金額は1241円程度。30日終値前日比ー1.37%。

《会社概要》
Vozrozhdenie銀行(復興銀行)はロシア大手民間銀行。主要顧客は中小企業及び個人である。1991年、旧ソ連農工業銀行のモスクワ支店をベースに設立。現在、170の拠点を保有。資産運用・住宅ローン・クレジットカードを含む銀行サービス全般を提供。

 

3.パワー・マシーン(SILM)、水力卸売電力より117億ルーブルの設備受注

パワー・マシーンと水力卸売電力は、サヤノ・シュシェンスカヤ水力発電所復旧に向け、水力発電設備製造契約を締結した。

パワー・マシーンは2011年から2012年に、水力タービン10基、水力発電機(640メガワット)9基、励磁システム6つを製造する。受注額は総額117億ルーブル(付加価値税別)。現在、付帯設備の製造や、設備の据付、輸送条件などに関する交渉が進んでいる。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は16円程度。30日終値前日比+8.57%。

《会社概要》
パワー・マシーンはロシア大手設備製造会社。主要事業は火力、水力、原子力、ガスタービン発電所で使用される発電設備の設計・製造・販売・アフターサービス。グループにはLeningradsky Metallichesky Zavod、 Electrosila、 Turbine Blades' Plant、 Kaluga Turbine Works、NPO CKTI、Energomachexport、Power Machines - Reostat Plantが入る。製品の輸出も行う。

 

4.MDM銀行P(URSAP)、フィッチが長期発行体デフォルト格付け「BB-」を確認

格付け会社フィッチ・レーティングスは、MDM銀行のルーブル建て長期発行体デフォルト格付け「BB-」(見通しは「安定的」)を確認した。

その他の格付けは外貨建て長期発行体デフォルト格付け「BB-」(見通しは「安定的」)、短期発行体デフォルト格付け「B」、ナショナル・スケール・レーティング「A+(rus)」(見通しは「安定的」)。

なお、同社普通株式の売買単位は100株で、最低売買金額は49円程度。30日終値前日と変わらず。

 

5.システマ・ハルス(HALS)、09年1-9月期は2億3570万ドルの赤字

システマ・ハルスは米国会計基準による2009年1-9月期決算を発表、純損失は前年同期7250万ドルから2億3570万ドルとなった。

連結売上高は前年同期2億4820万ドルに対し、5090万ドル、営業経費は49.8%減の1億2400万ドル、販売原価は前年同期1億8240万ドルから44.1%減の1億200万ドルとなった。

販売管理費は前年同期5410万ドルから76.2%減の1290万ドル。

営業利益は前年同期100万ドルの黒字から7310万ドルの赤字に陥ったほか、OIBDAも同1160万ドルの黒字から5940万ドルの赤字に転落した。

なお、同社普通株式の売買単位は1株で、最低売買金額は2719円程度。30日終値前日比+0.10%。

《会社概要》
システマ・ハルスはロシア大手不動産会社。国内以外に、CIS諸国不動産市場にも進出。1994年、持株会社システマの不動産・建設部門子会社として設立。主に「A」「B」クラスのオフィス物件、商業物件、高級住宅、別荘等を建設。2006年、ロシア不動産企業として初めてLSE(ロンドン証券取引所)に上場。

2009_12_01 O

 


本資料はロシア株式に関する各種情報の翻訳・提供を目的としたもので、当社が正確かつ信用にたると判断した種々の情報源から資料を入手しています。そのため本資料に記載されている情報等が一部重複している場合もあり、またその正確性、確実性、実現性について保証するものではありません。