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ポリメタル(PMTL)、2009年通期の営業実績を発表

 ポリメタルが発表した営業実績は、同社事業の急速な展開に伴ない、キャッシュフローが、短期的に、圧迫されていることを示すものとなった。2009年に予定されていた株式追加発行が延期されたことは、株主にとってポジティブなニュースである。しかし、2010年の配当はない見通しである。

 1月21日、ポリメタルは2009年第4四半期の営業実績を発表した。それによると、2009年通期の金生産量は9%増、第4四半期の金生産量は35%増となった。これは、ヴォロンツォフスコエ鉱山における原鉱加工量の増加、ハカンジンスコエ鉱山における鉱石品位の上昇、カザフスタンのヴァルヴァリンスコエ鉱山の生産実績(2ヶ月分)が連結されたためである。銀部門には大きな変化はなく、2009年の銀生産量は、グループ全体として、前年同期比1%増の1730万オンスとなった。

表:ポリメタルの営業実績

指標

単位

09

4Q

09

3Q

変化率

10

予測*

10

/09

09

08

前年比

鉱石採掘量

1000トン

1775

623

185%

-

-

3887

2477

57%

露天掘り

1000トン

1568

417

276%

-

-

3026

1812

67%

地下採掘

1000トン

207

206

0%

-

-

861

665

29%

原鉱加工量

1000トン

1550

757

105%

-

-

4764

3396

40%

生産量

 

 

 

 

 

 

 

 

 

:金

1000トロイオンス

107

80

34%

440

41%

311

285

9%

:銀

100万トロイオンス

4,7

5,4

-13%

19,5

13%

17,3

17,2

1%

:銅

トン

1045

-

-

4500

-

1045

-

-

出典:同社のデータ、FINAMの計算

 2009年、ポリメタルは国内外の資産取得によって事業を拡大してきた。同社は、株式追加発行を昨年秋に実施したが、その残りを再び募集・売出する意向はない。短期債務の借換が完了し、財務状態も安定している同社が株式追加発行を行う必要はないため、FINAMは、同社経営陣の方針を妥当であると考える。2009年末における同社の純負債対EBITDAは2.4倍の水準である。同社は2010年の配当金支払いを予定していない。これは、多額の設備投資によって、同社のキャッシュフローが圧迫されているためである。

 2010年以降、ポリメタルは、アルバジノ鉱山とクバカ鉱山で操業を開始する予定である。2010年における金の生産量は、前年比41%増の44万トロイオンスとなる見通しである。また、銀の生産量は13%増となる見通しである。

 現在、FINAMは、ポリメタル株に対する公式評価を見直している。

《ポリメタルの会社概要》
ロシア大手金・銀生産会社。探査・採掘・加工・生産・販売を実施。ロシアのマガダン、スヴェルドロフスク、チタ、ハバロフスク、クラスノヤルスクにおいて活動を展開。主要株主はNafta-Moscowである。

時価総額:31億5000万ドル

普通株の株価10ドル/株(およそ297ルーブル)
週間変化率:0%
月間変化率:5.3%
年間変化率:110.5%

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