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運輸業界

【分析レポート】UTエアー航空(TMAT)、7月の営業実績を発表

7月、UTエアー航空のヘリコプター貨物輸送量は、前年同期h比及び前月比で、大幅に減少した。これは、UTエアー航空の収益率と株価を圧迫する要素となるだろう。ポジティブな要素として、旅客輸送事業部門の成長が継続していることが挙げられる。

 

8月20日、UTエアー航空は、2010年1-7月の営業実績を発表した。当該期の旅客輸送距離は前年同期比51.8%増の41億6000万キロメートルとなった。ヘリコプター貨物輸送量は6.2%増の3万100トン、ヘリコプター旅客輸送人数は29%増の23万7800人となった。

市場関係者にとって、7月期実績のみが目新しい材料であるため、FINAMは、当該期の実績に注目する。7月の旅客輸送距離は前年同期比38.5%増となった。旅客輸送事業部門の成長率は、依然、高水準で維持されているものの、これによる会社全体の収益率の圧迫が懸念される。FINAMは、今後1年間で、UTエアー航空は、積極的な市場シェアー拡大から事業効率向上への戦略転換を行っていくと考える。これによって、2-3年以内に、目標値である10%の収益率を達成することができるだろう。

ヘリコプター貨物部門の事業は縮小した。7月のヘリコプター貨物輸送量は、前年同期比43%減となった。主な原因は、2009年の貨物輸送量が高い水準であったためである。しかし、7月のヘリコプター貨物輸送量も、前月比で20.2%減となったことが懸念材料である。ヘリコプター貨物輸送量の減少は、UTエアー航空の収益率と株価を大きく圧迫する要素となるだろう。

 

FINAMの計算によるUTエアー航空普通株の適正価格は0.69ドル/株。適正価格までの予想株価成長率は89%。評価は「買い」。

 

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2010年8月24日 X