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エムビデオ(MVID)、2009年1-9月の業績は想定内

 FINAMは、エムビデオが発表した2009年1-9月の実績を中立的に評価する。既存店ベースの売上高は、前年同期比で大きく減少したが、これは、想定内の結果であるため、同社株価が大きな影響を受けることはないだろう。

 エムビデオは、2009年1-9月、及び、第3四半期の営業実績を発表した。全体として、今回の営業実績は想定内の結果であり、小売売上高は、第3四半期も引き続き減少となった(ルーブル換算で約5.1%減)。1-9月としてのルーブル換算売上高は、前年同期比4.9%増である。

表:エムビデオの主要財務指標

指標

20089M

20099M

変化

売上高(付加価値税を除く;100万ルーブル)

46501,0

48773,0

4,9%

売上高(付加価値税を除く;100万ドル)

1935,2

1497,2

-22,6%

店舗数

140,0

169,0

20,7%

商業面積(1000平方メートル)

374,5

448,0

19,6%

出典:同社のデータ、FINAMの計算

 既存店ベースの売上高は、19.6%減と大きく落ち込んだものの、第2四半期の水準と同等であり、想定内の結果だと考えられる。エムビデオの業績は、市場平均を上回っている。ポジティブな要素としては、1130万ドル相当のキャッシュフロー計上が挙げられる。

 FINAMは、エムビデオが発表した営業実績を中立的に評価する。前年同期と比較して後退した指標は散見されるが、今回の発表によって、同社株価が大きな影響を受けることはないだろう。

 FINAMの計算によるエムビデオ普通株の適正価格は、現在の市場株価を24%上回る5.3ドル/株(およそ155ルーブル)。

《エムビデオの会社概要》
エムビデオは、ロシアにおける電気機器・家電製品の小売販売事業者部門を代表する企業である。1993年に同社初の店舗をモスクワ都市部に開店した。2008年末時点では、157店舗がロシア64都市に展開されている他、インターネット店舗もある。また、同社は、他の小売販売事業者に対する電気機器・家電製品の卸売も行っている。
エムビデオは、オーディオ機器、デジタル製品、大小家電製品、メディア用品、娯楽家電、付属品等、およそ2万種類の製品を提供している。同社は、有名ブランド製品の他、自社ブランド製品も扱っており、統一規格、並びに、専用デザインコンセプトを備えている。

時価総額:6億2902万6553.4ドル

普通株の株価:4.2ドル/株(およそ125ルーブル)
週間変化率:-8.2%
月間変化率:31.3%
年間変化率:127%

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